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2012年1月5日 

■全日本チャンピオン、2012年は新天地で王座防衛目指す

 2011年シーズンより全日本モトクロス選手権IA1クラスでワークス活動を再開させたHRC(ホンダ・レーシング)が2012年の参戦体制を発表。昨年よりTEAM HRCで戦っている平田優に加え、ヤマハ(YSP Racing Team with N.R.T.  )から移籍の成田亮、2011年IA2クラスランキング2位を獲得した小方誠の3名体制で最高峰のIA1クラスに挑む。参戦マシンはCRF450R。

 注目は、昨年前人未到の100勝達成に加え、自身にとって最高峰クラス7度目のチャンピオンを獲得した成田 。彼のオフィシャルウェブサイトでは、久々(国際A級250ccクラス最後の年となった2004年、CR250Rを駆ってチャンピオンを獲得)に赤いマシンを操っている姿を見ることができる。自身にとって王座防衛、すなわち2006年以来タイトルから遠ざかっているホンダに栄冠をもたらすのか? 周囲からの期待は大きい。

ホンダ・レーシング
http://www.honda.co.jp/HRC/

2012年1月5日 

■モリワキレーシング、全日本に復帰!

 世界GP(MotoGP)のMoto2クラスにもオリジナルマシン(MD600)を送り込むモリワキが、全日本ロードレース選手権の最高峰クラス、JSB1000に参戦。TOHO Racingとのコラボレートにより「TOHO Racing with MORIWKI」として日本のレースに復帰することとなった。

 モリワキレーシングはこれまでの長い歴史や世界選手権などで培った経験や実績に基づき、レーシングパーツを開発。主にハード面でのバックアップを行い、TOHO Racingと共に戦っていくスタイルを採る。

 ライダーには2007・2008・2010年を共に戦い、2010・2011年(写真)にST600クラス・チャンピオンを獲得している山口辰也を起用。2012年型CBR1000RRを駆り、日本最高峰クラスでのチャンピオンを目指す。

 一方で、モリワキは今年から世界で本格的に始まるMoto3クラス用「MD250GP3 シャーシキット」の開発を開始。2012年度のデリバリーに向けたプロジェクトが進行中だ。

 125cc2ストロークエンジンに代わり、250cc4ストロークエンジンを使用したFIM世界選手権および各国の国内選手権に参戦するライダーを対象としたもので、エンジンはHRCからリリースされたNSF250R用の使用が前提。複数の価格帯パッケージおよびテクニカルサービスを用意するなど、チームごとの様々な要望にフレキシブルに対応していくという。

MD250GP3 シャーシキットに関する問い合わせ:
モリワキエンジニアリング 営業部 TEL 0593-70-0090
e-mail:info2@moriwaki.co.jp