2018年4月19日

スズキGSX-S125、GSX-R125の改善対策(平成30年4月18日届出)

対象車両は型式2BJ-DL32B(通称名:GSX-S125)の車台番号DL32B-100020~DL32B-100510(製作期間:平成 29 年 8 月 28 日~平成 30 年 2 月 28 日)の435台、型式2BJ-DL33B(通称名:GSX-R125)の車台番号DL33B-100008~DL33B-100436(製作期間:平成 29 年 11 月 1 日~平成 30 年 3 月 2 日)の382台、計2型式、計2車種、計817台。

不具合の部位(部品名)は「車枠(フレーム)」。

不具合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因は「フレームの塗装指示及びエンジン前側懸架ボルトの締付トルク設定が不適切なため、エンジンから発生する熱や振動等により塗膜が摩滅し、エンジン前側懸架ボルトの軸力が低下することがある。そのため、そのまま使用を続けると当該ボルトが折損し、最悪の場合、フレームが折損して走行安定性を損なうおそれがある」というもの。

改善対策の内容は「全車両、以下の改善対策を実施する。①エンジン前側懸架ボルトの締付トルクを点検し、指定したトルク未満の車両については、フレームに亀裂が発生しているおそれがあるためフレームを交換する。指定したトルク以上の車両については、フレームのエンジン前側懸架部(左・右)の締付座面(内・外)の塗膜を除去する。上記いずれの場合においても、以下の②③を実施する。②フレームのエンジン前側懸架部とエンジンの間(左・右)に、ワッシャを追加し、新品のエンジン前側懸架ボルトを、新たに設定したトルクにて締付けを行う。③フレームのエンジン前側懸架部(左・右)における外観未塗装部に補修塗装を施す」という。

改善箇所説明図はコチラ

問:スズキ お客様相談室
TEL:0120-402-253