2018年4月3日
MBHCC A4電気先生 しびれま変圧器 第82回
第82回「「本気っぽいグッズを探した一日」
こんにちは。
ことしも私的におまちかね、ネタ合戦が大いに期待される4月1日がやってきました。
朝からネットをちょっと覗いただけでも有名企業が続々と派手なネタを投下している様子がうかがえました。
すぐ目についただけでもこんな調子・・・。
・カシオから、「すぐに壊れちゃう腕時計」発売
・ディズニーリゾートで「亡霊を募集」
・「飲むフォトショップ」登場
・ハトが届けるピザハット
・ファンタの「野菜シリーズ」発売
・プレイステーション「漁」が解禁になった
・マックフルーリーのスプーンがあの「伝説の剣」に!
・吉牛が牛丼終了!
などなど・・・
なるほど、ネタとしては面白いんですけどねー。
でも今年はこんなに数あるネタの中から、このコラム的に「どうにも気になるグッズ」に注目してみたのです。
なお、リンクURLは4月1日限定かもしれませんのであしからず。
まずはこちら、
「ソリティア推奨PC」発売(ドスパラ)
https://www.dospara.co.jp/5gamepc/cts_aprilfool2018
こちら、ただの変な色のPCに見えますが、だれもが知っている「ソリティア大会」に勝利すべく、念入りに組み上げられた究極のPCとのことで、緑のケースがまさにその用途を裏付ける一品です。
スペックも「Core i9」「GeForceGTX1080Ti」「128GB SDRAM」「SSD 3TB」というPCマニアも「そこまで要らなくね?」と唸るほどの内容で、価格は999,980円!(税抜)
スペックからしてこれは当然なのかもしれませんが、この企画商品に、ただただあきれ返っています・・・。
お次は「サッカーボール型スマホSoccerPhone」(CYBIRD)
https://ja.bfbfans.com/soccer-phone/
サッカー大好き人のために開発された、試合中や練習中にも使用することができるという嬉しすぎる一品。
機能性も良く検討されており、「リフティングでいつでもどこでも簡単充電」基本的な実用性があるだけでなく、「キック認証」という、新しい観点での強力なプライバシー保護機能なども良く考えられているなと感心した次第。
そしてこちらにも注目です。
「忍者専用グランドセイコー」(セイコー)
https://www.grand-seiko.com/jp-ja/special/aprilfools/2018/
全世界の忍者たちが待ちわびた商品として、しっかり紹介ムービーも制作されており、「正確性」「静粛性」「なめらかな秒針」など、通常モデル同様の機能性がアピールされています。
忍者用だけでなく、ちょっと小型でドレッシーなくノ一用までもがラインナップされているのですが、どちらにも共通な手裏剣部分については一切の説明がされておらず、いつまでも気になってしかたのない一品でした。
よく考えてみると、ベゼルの部分だけをコラ・・・おっと。
そして最後になりますが、今年も満を持して登場のあたらしい「Google日本語入力」グッズです。
この企画は毎年続々と日本語をいかに斬新なアプローチで入力するかが期待されてきました。
2011年、ドラムセットの上にほとんどの文字を配置してスティックで叩くことにより入力する「ドラムセットバージョン」から始まり、
2012年、トンツートンツーと入力していく、「モールスバージョン」
2013年は、なぜか駅の行き先表示盤にそっくりで、順番に出てくる文字を一文字ずつ止めながら入力することができる、 「パタパタバージョン」
2014年、手元のスティックを操作するだけで画面に触らずに簡単入力「マジックハンドバージョン」
2015年、まさかこれを使うのかと世間を驚愕させた「 ピロピロ笛」により、これが伸びた長さでフリーハンドによる自由自在な入力ができる「ピロピロバージョン」
2016年、平面だとどこをタッチしているかわからないのでフリック操作がいまいち上達できないという点について、物理キーを使うことで大胆に解消した 「物理フリックバージョン」
そして昨年は、あらかじめそれをつぶした位置でまとめて一気に入力してしまうという驚愕の「プチプチバージョン」が発表されてきました。
あまりに本格的に取り組まれているため、ネタなのか本気なのかが未だに理解できていないのですが、これらすべてのバージョンは、きちんと文字入力が出来る状態で公開されており、このプロジェクトを毎年追いかけないわけにはいかない所存。
そして2018年の新たな提案がこちら。
Gboard 物理手書きバージョン
https://landing.google.co.jp/tegaki/
既に発売済のガラケーやスマホでも、キーの上で字を書くようになぞるだけで入力できるものがありますが、だれでも、自分のPCのキーボードでそれができる
という提案になっていました。
私も実際にやってみましたが、キーボードの上で指を滑らせて文字を書かないといけないため薄型ノートパソコンのようなぺったんこなキーだとうまくいくのではないでしょうか? これはけっこう面白かったです。
紹介ビデオにもありましたが、フルキーボードのPCに向かっているにも関わらず、いきなり指でなぞり始めるシーンが衝撃的でした(笑)。
過去のバージョンをもう一度見てみたい方は上のサイトからも行けますのでぜひ。
それではまたー。
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