2018年3月6日
「アドレス110」を平成28年国内排出ガス規制対応とカラー変更して発売
アドレス110 213,840円(3月26日発売)
原付二種ブームの立役者の一台でもあるアドレスの125。軽快な走りとリーズナブルな価格で通勤、通学ユーザーをはじめ多くの若者の人気を集めてきたモデルだが、更なる環境、燃費の時代を見据えて2015年3月、いよいよ新型が登場した。といっても125フルサイズではなく、ちょっと小さめの110という排気量での登場。そしてホイールも14インチと、名称こそアドレス110だが、これまでのアドレスV125シリーズとはまったく違った、新アドレスシリーズの誕生と言っていいものだった。
クラストップレベルの軽量ボディといえる97kgの装備重量、そして前後に14インチの大径ホイールを持つ車体に組み合わされたのは、WMTCモード値でリッター51.2kmの燃費性能を誇る強制空冷単気筒112ccエンジンで、6.7kW[9.1PS]/ 8,000rpmの最高出力と、8.6N・m[0.88kgf・m]/6,000rpmの最大トルクを発生していた。(※新型は、それぞれ装備重量99㎏、WMTCモード値48.9km/L、最高出力6.5kW/7,750rpm、最大トルク8.6N・m/6,250rpm)
なによりも重要な使い勝手の面では、容量20.6リットルのシート下トランクスペースに、左側に600ml、右側に500mlのペットボトルを1本ずつ収納可能なフロントインナーラック、そして駐輪時に便利なサイドスタンドの標準装備、同様駐輪時にブレーキを掛けた状態を維持できるブレーキロックシステムの採用など、ベストセラーのアドレスの新型ならではの使い勝手をさらに発展させたモデルだった(新型もこれらの特徴を引き継いでいる)。
ちなみにそれまでのアドレスV125、’06年3月の発売モデル以降は、台湾の合弁会社で生産されていたが、このアドレス110は、インドネシアのスズキ・インドモービル・モーター社で生産され国内に輸入された。
今回はこのアドレス110を平成28年国内排出ガス規制に対応させるとともに、「トリトンブルーメタリック」(YSF、青)、「タイタンブラック」(YVU、黒)、「ブリリアントホワイト」(YUN、白)、「アイスシルバーメタリック」(YNJ、銀)の4色の設定とした。
★SUZUKI ニュースリリースより (2018年3月6日)
14 インチ大径ホイールのスクーター「アドレス110」を
小変更して発売
スズキ株式会社は、街中での使い勝手の良さを追求した軽量な車体に、優れた燃費性能と走行性能を両立したエンジンを搭載した、110cc原付二種スクーター「アドレス110」を一部変更して3月26日より発売する。
「アドレス110」は、クラストップレベル※1の軽量な装備重量99kgによる取り回しの良さや、48.9km/L※2の燃費性能と低中速域での優れた加速性能を特長とし、大容量のシート下トランクスペース、 フロントインナーラック、シート開錠機能付ステアリングロックを採用するなど、日常の使い勝手の良さを考慮した。
また、シャープで引き締まった躍動感のあるデザインを採用し、細部まで作り込むことでグローバルに通じる魅力的な外観とした。
- ●主な変更点
- ・カラーリング変更
- 車体色:4色 青「トリトンブルーメタリック」(YSF)、黒「タイタンブラック」(YVU)、
白「ブリリアントホワイト」(YUN)、銀「アイスシルバーメタリック」(YNJ) - ・平成28年国内排出ガス規制に対応
- ●「アドレス110」の主な特長
- エンジン・車体
- ・クラストップレベル※1の軽量な装備重量99kgによる駐輪時の取り回しの良さや、軽快な走行。
- ・燃焼効率向上と、摩擦抵抗の低減により48.9km/L※2の燃費性能を実現したパワフルなエンジン。
- ・安定した走行を実現する、14インチ大径ホイール。
- 装備
- ・フルフェイスヘルメットだけでなく、レインコートやグローブも同時に収納できる20.6Lの大容量シート下トランクスペース※3。
- ・フロントインナーラックは、左側に600ml、右側に500mlのペットボトルを1本ずつ収納可能※4。
- ・シート開錠機能付ステアリングロックには、鍵穴をカバーすることができるシャッターキーを採用。
- ・駐輪時に便利なサイドスタンドを標準装備。
- ・駐輪時に後輪のブレーキを掛けた状態を維持できるブレーキロックシステムを標準装備。
- 装備
- ・フルフェイスヘルメットだけでなく、レインコートやグローブも同時に収納できる20.6Lの大容量シート下トランクスペース※3。
- ・フロントインナーラックは、左側に600ml、右側に500mlのペットボトルを1本ずつ収納可能※4。
- ・シート開錠機能付ステアリングロックには、鍵穴をカバーすることができるシャッターキーを採用。
- ・駐輪時に便利なサイドスタンドを標準装備。
- ・駐輪時に後輪のブレーキを掛けた状態を維持できるブレーキロックシステムを標準装備。
- デザイン
- ・原付二種らしい機動力を表現する、シャープかつコンパクトに引き締まったデザイン。日常の使い勝手に配慮しながら、グローバルに通じる魅力的な外観とした。
- ※1 国内原付二種スクータークラス。2018年2月現在、カタログ調べ。
- ※2 WMTCモード測定値、スズキ調べ。実際の燃費は、気象・道路・車両・運転・整備などの状況で異なる。
- ※3 形状、大きさによりシート下トランクスペースに収納できないヘルメットや小物もある。最大積載許容重量10kg。
- ※4 形状によりフロントインナーラックに収納できないペットボトルもある。最大積載許容重量1.5kg。
- 商品名
- アドレス110(UK110L8)
- メーカー希望小売価格
- 213,840円(消費税抜き 198,000円)
- 発売日
- 2018年3月26日
- ※ 価格(リサイクル費用を含む)には、保険料、税金(消費税を除く)、登録等に伴う費用は含まれない。
- ※ 製造事業者/スズキ・インドモービル・モーター社
- ※ 製造国/インドネシア
- ※ 輸入事業者/スズキ株式会社
★主要諸元※1
車名型式 | 2BJ-CE47A | |
---|---|---|
アドレス110(UK110L8) | ||
発売日 | 2018年3月26日 | |
全長×全幅×全高(m) | 1.845×0.665×1.095 | |
軸距(m) | 1.260 | |
最低地上高(m) | 0.120 | |
シート高(m) | 0.755 | |
装備重量(kg)※2 | 99 | |
乾燥重量(kg) | – | |
乗車定員(人) | 2 | |
燃費消費率(km/L)※1 | 53.0(国交省届出値 定地燃費値※2 30km/h 1名乗車時) | |
48.9(WMTCモード値 クラス1 1名乗車時※3) | ||
登坂能力(tanθ) | – | |
最小回転半径(m) | 1.9 | |
エンジン型式 | AE54 | |
強制空冷4ストローク単気筒SOHC2バルブ | ||
総排気量(cm3) | 112 | |
内径×行程(mm) | 51.0×55.2 | |
圧縮比 | 9.3 | |
最高出力(kW[PS]/rpm) | 6.5[8.8]/7,750 | |
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) | 8.6[0.88]/6,250 | |
燃料供給装置形式 | フューエルインジェクション | |
始動方式 | セルフ・キック併用式 | |
点火方式 | フルトランジスタ式 | |
潤滑油方式 | 圧送式 | |
潤滑油容量(L) | 0.8 | |
燃料タンク容量(L) | 5.2 | |
クラッチ形式 | 乾式自動遠心シュータイプ | |
変速機形式 | Vベルト無段変速 | |
変速比 | 2.655~0.806 | |
一次/二次減速比 | 2.750/3.615 | |
キャスター(度) | 25°45′ | |
トレール(mm) | 97 | |
タイヤサイズ | 前 | 80/90-14M/C 40P |
後 | 90/90-14M/C 46P | |
ブレーキ形式 | 前 | 油圧式シングルディスク |
後 | 機械式リーディング・トレーリング | |
懸架方式 | 前 | テレスコピック式 |
後 | ユニットスイング | |
フレーム形式 | アンダーボーン |
※平成28年国内排出ガス規制に対応
※1:装備重量は、燃料・潤滑油・バッテリー液を含む総重量となります
※2:燃料消費率は、定められた試験条件のもとでの値です。実際の燃費は、使用環境(気象、渋滞等)や 運転方法、車両状態(装備、仕様)や整備状態などの諸条件により異なります。
※3:定地燃費値は、車速一定で走行した実測にもとづいた燃料消費率です。
※4:WMTCモード値は、発進、加速、停止などを含んだ国際基準となっている走行モードで測定された排出ガス試験結果にもとづいた計算値です。走行モードのクラスは排気量と最高速度によって分類されます。
※5:エンジン出力表示は、「ps/rpm」から「kW/rpm」へ、トルク表示は「kgf・m/rpm」から「N・m/rpm」へ切り替わりました。( )内は、旧単位での参考値です。