2018年2月22日
250クラスの“アドベンチャーモデル”CRF250 RALLY<ABS>に新色を発売
CRF250 RALLY<ABS>/Type LD 702,000円(3月2日発売)
2015年3月に開催された大阪&東京モーターサイクルショーでコンセプトモデルとして世界初公開され、多くの注目を集めた250アドベンチャーモデル、CRF250 RALLY。しかし実際に市販モデルとして登場したのは2017年2月のことだった。“ダカールラリー”参戦マシンのCRF450 RALLYのレプリカといえるスタイリングほぼそのままイメージで発売されている。
「ザ・ダカールレプリカ 週末の冒険者へ」を開発コンセプトに、ダカールラリー参戦マシン「CRF450 RALLY」のフォルムを始め、その開発思想までも受け継いで開発されたという本格的アドベンチャーモデル。ウインドプロテクション性能に優れ、快適な高速巡航を可能とする大型スクリーンをはじめ、ラリーマシンと同様のフレームマウントで、個性的なフロントビューを印象付ける左右非対称の二眼LEDヘッドライトを採用。また、未舗装路での走行を考慮したロングストロークの前・後サスペンションを採用するなど、250ccクラスの枠を超えた存在感を演出している。
エンジンは、CRF250Lで定評の低回転域での力強いトルクと高回転域での伸びのある出力を両立する、扱いやすい特性の水冷4ストローク単気筒DOHC4バルブ、250㏄エンジンを搭載。改良されたCRF250L/Mシリーズの2017年モデルと同一の出力、トルクを発揮。ブレーキシステムには、不意なブレーキ操作時や急な路面変化によるタイヤロックを抑制するABSもタイプ設定された。また、前・後サスペンションを変更し、シート高を65mm低くすることで足つき性を高めたType LDもタイプ設定と至れり尽くせり。
“On(日常)を便利に、Off(週末)を楽しむ ちょうどいい相棒 New On & Off Gear”をキーワードに登場したCRF250Lの思想に、さらに“長距離”と“オフ寄り”の長い脚がプラスされたアドベンチャーマシン、それがCRF250 RALLYだ。
今回は、CRF250 RALLYのABSモデルに新色のブラックを追加し発売する。従来からのエクストリームレッドと合わせ2色のカラーバリエーションとしている。ちなみにABS装備の無いCRF250 RALLYはエクストリームレッドのみの設定のまま。
★HONDA ニュースリリースより (2018年2月22日)
軽ニ輪アドベンチャーモデル「CRF250 RALLY」に
ブラックのカラーリングを新たに追加し発売
ブラックのカラーリングを新たに追加し発売
Hondaは、水冷・4ストローク・DOHC・単気筒250cc エンジンを搭載し、大型スクリーンや大容量フューエルタンクなどを装備したアドベンチャーモデル「CRF250 RALLY
今回、CRF250 RALLY<ABS>とCRF250 RALLY Type LD<ABS>の車体色に、さまざまなシーンにマッチする精悍な印象のブラックを新たに採用。従来のアグレッシブな印象のエ クストリームレッドと合わせ、全2色※1のカラーバリエーションとしました。
CRF250 RALLYは、ダカールラリー参戦マシンCRF450 RALLYを彷彿させるウインドプロテクション性能に優れた大型スクリーンや、エアマネージメントを考慮し設計された外装をはじめ、快適な高速巡航性能が求められるラリーマシンの開発思想を受け継いだモデルです。
ロングストロークの前・後サスペンションを採用することで、未舗装路での走行も考慮するとともに、250ccクラスの枠を超えた存在感を演出。エンジンは、低回転域での力強いトルク特性と高回転域での伸びのある出力を両立する、扱いやすい特性のエンジンを搭載しています。ブレーキシステムには、急な路面変化によるタイヤロックを抑制するABS※2をタイプ設定。また、前・後サスペンションを変更し、シート高を65mm低くすることで足つき性を高めたType LD をタイプ設定しています。
※1 CRF250 RALLY、CRF250 RALLY Type LD はエクストリームレッド1色の設定となります ※〈 〉内はABS装着車
※2 ABS はライダーのブレーキ操作を補助するシステムです。ABSを装備していない車両と同様に、コーナーなどの手前では十分な減速が必要であり、無理な運転までは対応できません。ABS作動時は、キックバック(揺り戻し)によってシステム作動を知らせます
★主要諸元
車名型式
2BK-MD44
CRF250 RALLY〈CRF250 RALLY<ABS>〉
発売日
2018年3月2日
全長×全幅×全高(mm)
2,210×900×1,425
軸距(mm)
1,455
最低地上高(m)★
0.270
シート高(m)★
0.895
車両重量(kg)
155〈157〉
乾燥重量(kg)
–
乗車定員(人)
2
燃費消費率(km/L)※3
44.3(国交省届出値 定地燃費値 60km/h 2名乗車時)※4
33.1(WMTCモード値 クラス2-2 1名乗車時)※5★
登坂能力(tanθ)
–
最小回転小半径(m)
2.3
エンジン型式
MD38E
水冷4ストローク単気筒DOHC4バルブ
総排気量(cm3)
249
内径×行程(mm)
76.0×55.0
圧縮比★
10.7
最高出力(kW[PS]/rpm)
18[24]/8,500
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm)
23[2.3]/6,750
燃料供給装置形式
電子制御燃料噴射装置[PGM-FI]
始動方式★
セルフ式
点火方式★
フルトランジスタ式バッテリー点火
潤滑油方式★
圧送飛沫併用式
潤滑油容量(L)
–
燃料タンク容量(L)
10
クラッチ形式★
湿式多板コイルスプリング式
変速機形式
常時噛合式6段リターン
変速比
1速
3.333
2速
2.117
3速
1.571
4速
1.304
5速
1.103
6速
0.967
減速比1次/2次
2.807×2.857
キャスター(度)★
28°05′
トレール(mm)★
114
タイヤサイズ
前
3.00-21 51P
後
120/80-18M/C 62P
ブレーキ形式
前
油圧式シングルディスク
後
油圧式シングルディスク
懸架方式
前
テレスコピック式(倒立タイプ)
後
スイングアーム式(プロリンク)
フレーム形式
セミダブルクレードル
■道路運送クルマ両法による型式認定申請書数値(★の項目はHonda公表諸元)
■製造事業者/Thai Honda Manufacturing Co., Ltd. ■製造国/タイ ■輸入事業者/本田技研工業株式会社
※3 燃料消費率は、定められた試験条件のもとでの値です。使用環境(気象、渋滞等)や運転方法、車両状態(装備、仕様)や整備状態などの諸条件により異なります
※4 定地燃費値は、車速⼀定で走行した実測にもとづいた燃料消費率です
※5 WMTCモード値は、発進、加速、停止などを含んだ国際基準となっている走行モードで測定された排出ガス試験結果にもとづいた計算値です。走行モードのクラスは排気量と最高速度によって分類されます