2018年2月8日
ヤマハの“ダイナミックツーリング”シリーズ”FJR1300AS/Aがカラーチェンジ
FJR1300AS/FJR1300A 1,836,000円/1,512,000円(2月20日発売)
FJ1100、1200シリーズの後継機として2001年に海外向けモデルとしてデビューしたFJR1300。車名にRが加わって、フレームからエンジンまで全面的に新設計されたニューモデルだった。メッキシリンダーや軽量ピストン、2軸バランサーなどを採用するエンジンはこのモデルでついに水冷となり、これまた新開発のアルミダイキャスト製フレームに搭載と、まさに新世代のマシンとして登場した。
その後、2003年モデルでABSも装備。前輪ディスクブレーキの大径化、イモビライザーの装備、シールド形状変更、小物入れの追加などのマイナーチェンジも同時に行われている。
YCC-S(Yamaha Chip Controlled Shift)という自動クラッチ装着モデルがデビューしたのは、2005年10月のパリショーだった。ツーリング機能を向上させるため、クラッチ操作なしでシフトチェンジを可能としたメカニズムで、2006年モデルとして発売されている。同時にABSを標準装備したノーマルクラッチ仕様のFJR1300Aがベーシックモデルとなった。
2013年12月から国内でも販売されることになったFJR1300シリーズは、フェアリング周りを中心にリデザインされた新型で、走行風を吸い込みながら同時に流れを制御して快適な居住空間を作り出すエアインテークを始め、マシンが前方に飛び出すような“ジャンピングムーブメント”のアンダーカウルが特徴とされていた。2015年1月には、メタリックのダークグレーとブラックを組み合わせた新色を追加。
2016年7月のFJR1300AS/Aシリーズのモデルチェンジは、2013年のマイナーチェンジに続き、スポーツツアラーとしての性格により磨きをかけるため、といえるもので、6速ミッションの採用に始まり、LEDヘッドランプ、コーナリングランプ(FJR1300ASのみ)の採用に合わせたフェアリングのデザイン変更、そしてFJR1300AではA&Sクラッチの採用などが行われている。
今回は、カラーリングの変更のみで、FJR1300AS/Aともに新色の「マットダークパープリッシュブルーメタリック1(マットブルー)」を加え、「ダークグレーメタリックN」の継続色と合わせた2色の展開となった。
★YAMAHA プレスリリースより (2018年2月8日)
ヤマハ“スポーツツーリング”最高峰モデルとしての存在感を演出
スポーツツアラー「FJR1300AS/A」のカラーリングを変更
ヤマハ発動機株式会社は、1,297cm3水冷4ストロークDOHC・直列4気筒エンジンを搭載し、長距離ツーリング性能とスポーツ性能を兼ね備えたスポーツツアラー「FJR1300AS」および「FJR1300A」に新色を設定し、2018年2月20日より発売します。
2018年モデルは、新色1色を含む2色設定です。今回発売する新色の「マットダークパープリッシュブルーメタリック1(マットブルー)」は、質感とスポーティーイメージを両立させるマットブルーをベースカラーに採用し、ヤマハのもつスポーツツアラー最高峰モデルとしての存在感を演出しています。ソリッドなダークグレーをベースカラーに、高品質なイメージを表現する人気の「ダークグレーメタリックN」は継続販売します。
なお、「FJR1300AS」は、標準モデル「FJR1300A」に対し、クラッチ操作不要でシフトチェンジが可能なYCC-S(ヤマハ電子制御シフト)、電動調整サスペンション、コーナーリングランプ(LED)などを採用した上級モデルです。
- <名称>
- 「FJR1300AS」、「FJR1300A」
- <発売日>
- 2018年2月20日
- <メーカー希望小売価格>
- 「FJR1300AS」1,836,000円(本体価格1,700,000円、消費税136,000円)
「FJR1300A」1,512,000円(本体価格1,400,000円、消費税112,000円)- ※メーカー希望小売価格(リサイクル費用含む)には、保険料、税金(除く消費税)、登録などに伴う諸費用は含まれない。
- <カラーリング>
- 「FJR1300AS」、「FJR1300A」
- ・マットダークパープリッシュブルーメタリック1(ニューカラー/マットブルー)
- ・ダークグレーメタリックN(ダークグレー)
- <販売計画>
- 200台(年間、国内)