2018年1月18日
祝・KAZE 30周年! カワサキコーヒーブレイクミーティング・キャラバンが始まった
祝・KAZE 30周年! カワサキコーヒーブレイクミーティング・キャラバンが始まった
本年で創立30周年を迎えるカワサキユーザーのメンバーズクラブ「KAZE」により開催される「Kawasaki Coffee Break Meetingキャラバン」の第一回アニバーサリーミーティングがさいたま市の「埼玉スタジアム2002」で2018年1月14日に開催された。文字どおり雲一つ無い快晴の空の下に1552人(受付記入した人数。受付をしなかったカワサキ乗りを入れると2000名をはるかに越えるのは間違いない!)ものライダーが集まった。
■レポート&写真:泉田陸男
●取材協力:カワサキモータースジャパンhttp://www.kawasaki-motors.com/mc/
本年で30周年を迎え記念の年となったカワサキユーザーのメンバーズクラブ「KAZE」が、お馴染み「カワサキコーヒーブレイクミーティング(KCBM)」を、今回の「埼玉スタジアム2002」を皮切りに本年中、順次8会場でのキャラバンを実施することとなった。
記念の年の第一回開催となった「埼玉スタジアム2002」当日は雲一つ無い快晴。午前9時の気温摂氏4.1度という寒さでもカワサキに情熱を燃やすライダー達にとっては絶好の天気。開場時間の9時30分を待たずにエキゾーストノートを響かせて続々とやってきた。63,700人を収容する東洋一のサッカースタジアムである「埼玉スタジアム2002」の東駐車場は相当の広さだが、開場と共にカワサキのオートバイで埋め尽くされた。
続々と集まったライダー達は当日の受付を済ませ、受付者全員にプレゼントされる「KAZE30周年記念オリジナルステッカー」を受け取った。受付テントでは「KAZEオリジナルステンレスマグカップ」や「30周年記念マグカップ」「当日会場のみのドッグタグ」が販売されており参加者達が記念に購入していた。
また、当日に「KAZE」会員申し込みをした参加者には「KAZEオリジナルトートバッグ」がプレゼントされるなど記念の年を盛り上げるグッズが用意されていた。
今9時半の開場前、受付テントは準備前にもかかわらず早々と集まってくるカワサキ・フリーク達。
受付が始まるとあっという間に行列ができ、参加者達は列の前後になったライダーとバイク談義に華を咲かせて、見知らぬ同士が友達になっていた。
「KAZE創立30周年記念」オリジナルステッカー。受付をした参加者全員が貰えた。
コーヒーを飲むためのマグを持参しなかったライダーのために、記念のマグカップが販売された。
「KAZEに当日会員登録した参加者には、オリジナルトートバッグがプレゼントされた。
会場に設けられた特設ステージの前には昨年発表、発売されたばかりのZ900RSと海外向けモデルのNinja H2 SX SEが展示され、カワサキファンは勿論、参加者達が垂涎の眼差しでチェックしていた。Z900RSも昨年末電撃的に発売され、来場者の中にもすでに乗って来たライダーもいて、その魅力度は満点でカメラに収める来場者の姿が多くあった。
また参加者達は会場に出展しているDIDやEKチェーンなど協賛スポンサーのテントを巡り目新しい物や、買い得品などが無いかとテントチェックにも余念がなかった。
広い会場内では参加者同士の貴重な情報交換を、限られた短い時間の中で行おうと積極的に交流する光景があちらこちらで見られた。友達の友達は皆友達のノリでグループ参加のライダーや、家族でやってきた親子連れ、当日初対面のライダーが自らのバイクライフ経験やバイク感を語りあい、バイク談義に華が咲いていた。
当日仲間になったライダーも以前からの知り合いも、今日の出会いを喜びカワサキファンである共通の価値観を喜び、青天のもと揃っての記念撮影に興じる姿が多くあった。
特設ステージの前に展示されたH2をロードゴーイングスポーツにした海外向けモデルNinja H2 SX SE。
特設ステージの前に展示されたZ1を彷彿とさせるレトロネイキッドモデルZ900RS。
会場内で記念撮影や歓談したり、設営された協賛企業の各ブーステントに記念品や買い得品、バイク情報を求めて訪れる参加者達。
特設ステージ上で進行を務めるKAZEギャルのMC担当めいちゃんと、当日がデビューのまりのちゃん。素敵な笑顔で楽しく盛り上がっていた。
コーヒーブレイクミーティング恒例のジャンケン大会。最年少、高齢賞などのプレゼント大会が行われ、大歓声が沸き起こっていた。
会場のあちらこちらで参加者たちが、持参のマグカップにコーヒーを注いで、仲間や情報を求めたり、気になるマシンの品定めに、駐輪スペースで貴重なチャンスを狙って歩き回っていた。気になるマシンを見つけると上から下から、穴のあくほど覗き込み、オーナーが現れれば同好の士と気軽に質問を浴びせかけていた。
特設ステージでは恒例のジャンケン大会が行われた。記念の賞品ゲットに熱いバトルが繰り広げられ、参加者の中から選ばれる特別賞では、最年少者や高齢者に記念品がプレゼントされ、数々のイベントが催された会場にはミーティング初参加のライダーも常連参加者も一様に満面の笑顔でミーティングを謳歌していた。
全てのイベントが終わると、毎回恒例の参加者全員での記念撮影。以前にも増して参加者が増え、カメラマンは参加者全員をフレームに収めるため四苦八苦していた。
記念撮影を終えて12時の終了時間になっても、物足りない様子で会場に残る参加者は多く、それでも時間が経つにつれて仲間達と次の予定に向かって参加者は会場を後にしていった。
会場に用意されたコーヒーサーバーにはマグカップを片手に行列に並ぶ参加者が後を絶たなかった。
毎回恒例の参加者全員の記念撮影の他にKAZE会員によるスペシャル記念撮影が行われ、30周年記念の横断幕を前に祝賀ムードも絶頂だった。
■黒田奈美(クロダ ナミ)さん とその仲間
トニーさん、そうちゃんさん(写真赤いジャケット)、もんでんさん、北岡さん(順不同)
■ZXR1100
■47歳
■茨城県龍ヶ崎市から参加
黒田さんが中心となってSNSでつながりを持ったカワサキオートバイ好きの仲間で参加したそうだ。ZXRの他にゼファー750、Ninja250も所有する根っからのカワサキ党で、KCBMのようにカワサキ車ばかりが集まるイベントが大好きだそうで、今回が2回目の参加。会場で記念のTシャツを娘さんへのお土産として購入したそうで、「次回は娘さんと一緒に参加したいですね」。
■いしけろさん
■ZX6R
■23歳
■神奈川県藤沢市から参加
■ぬみさん
■Ninja250R
■神奈川県葉山町から参加
最近ツイッターで知り合いになり、家が近くということで誘い合わせて一緒に来た仲間。二人ともKCBMは初めてというバイク歴4年のご近所付き合い。いしけろさんはNinja250からのステップアップ。ぬみさんはお父様もライダーで、その影響で免許を取得。ゼファーが欲しかったけれどお父様に現行車を勧められて現在のNinjaにしたそうだ。
■海田山雄さん
■52歳 ■会社員
■Versys 1000
■走行距離:66,000kmm
■東京都武蔵野市から参加
車格が大きくアドベンチャータイプのマシンに乗りたくてVersys1000を購入し、mixiのVersysオーナーズクラブの管理人も務めるカワサキ乗り。KCBMの参加は今回で5回目というベテラン。「KCBMではいつもたくさんのカワサキバイクと出会えるので楽しみ」と笑顔が溢れる。「日曜日が休みではないから参加することが難しい」のが悩みで、今日は無理矢理休暇をとってきたそうだ。
■稲田梓(イナダアズサ)さん
■26歳 ■会社員
■Ninja 650
■走行距離:5,000km
■栃木県下野市から参加
ミニバイクレースにも参戦するバイク歴6年の熱い女性ライダー。普段は関東周辺のワインディングを走りに出かけるそうだが、一緒に走る仲間がいないので募集中だそうだ。KCBMは初参加で「朝7時の出発時はさすがに寒くて気持ちが折れそうになった」と言うが、バイクにかける情熱は熱い。「コーヒー以外にも食べ物の屋台があったら嬉しいんだけれど」と呟いていた。
■貝沼多恵子(カイヌマタエコ)さん(写真前列左から2番目)と仲間達19名
■Ninja1000 ■走行距離:25,000km
■神奈川県川崎市から参加
貝沼さんが発起人になってツイッターでNinja1000オーナーを募った「関東Ninja1000オーナー会」の仲間での参加。KCBMには初参加で、千葉県、茨城県のメンバーもいるので道の駅「安行」に集合してから会場入りしたそうだ。ツイッターで呼びかけた当初は3人程度だったメンバーもかなり増えて、今は月一度のツーリングを開催するほどになったそうだ。今年の浜松KCBMには揃ってツーリングしながら参加を予定していると言う。