フォッサマグナを見学。ここがヨーロッパとアメリカの境なんですってよ。
この道路を走っていると、やはり雪国らしくスノードームが次から次に現れます。狭いし、カーブしてるし、濡れているし、対向車のトラックが多いし、とにかくいつも以上に慎重に運転していきましょう。
途中、会社の後輩と同じ名前の「小滝」という駅を見つけたので、プレゼントしてあげようと写真を撮っていたら、何と、もうデジカメの電池切れの表示が! やばいです。まだこの先何枚も撮んなきゃいけないのに。
白馬に着いたところで温泉を見つけたので、店員さんにお願いして、入浴中の小一時間ほど充電させていただきました。本当に助かりました。「八方の湯」さんありがとうございましたぁ~っ。
ちなみに、このヴェルさんにはDC電源ソケットが装備されています。15Wまで出力が可能(フォグランプを使ってなければ30W)で、スマートフォンなんかに電力を供給することができるから便利ですよ。ただワタシのは普通のコンセントだから、使えないのが残念。コンセントでも充電できるヤツ今度作ってくださいカワサキさん。
八方温泉のすぐ隣にはおいしそうなラーメン屋さんがありました。せっかくなので一杯、と、いただくと、自家製麺の麺も、しょうゆ味のスープも本当においしくて、あっさりとした昔懐かしい味でしたよ。
てか、今回の旅はラーメンとそばとソフトクリームしか食べてないじゃん!?
ビンボーすぎるよ、まったくよぉ。
有名な鉄道写真のポイントらしいですココ。時刻表まで現地に貼ってありました。
国道148号線を走っていると次々にアルプスの雄大な景色が現れます。
「みんなで頑張ったんだよォ〜」原田キャプテンの声が聞こえる(?)白馬のジャンプ台。
左の丸いキャップを開けるとDC電源のソケットがある。フォグランプ未使用時は30Wまで使えるぞ。
充電させていただいた「八方の湯」さん。本当にありがとうございました。
あっさり、サッパリ、昔懐かし感じの味でした。店で打っている麺もおいしかったよ。
白馬を出て、青木湖を右に見ながら走っていると、自転車で旅をしている外人さんのグループとすれ違いました。今回、行く先々でよく見かけたんですよね。
YOUは何しにニッポンへ!?
以前、北海道を回ったとき、自転車の一人旅をしている白人の女性を見かけたのですが、いつまでも安心して旅を楽しめる日本でありたいものです。
信濃大町を過ぎ、しばらく走れば穂高です。ここも何回か来たことがあるのですが、有名な大王わさび農場や穂高神社、それに小さな美術館もいくつもあって、見所の多い、いいところなので、まだいらしたことがない方はぜひ一度行ってみてくださいね。
穂高神社。こんな高い山に囲まれているのに御祭神は大昔、海を渡ってきた神様なのが不思議。
穂高の一大観光名所である大王ワサビ農園。中国や東南アジア系の人でいっぱいでした。
ワサビソフトサイコー!! 今回の旅で食べたのはソバとラーメンとソフトだけかよっ。
松本まで降りてくると時刻は3時半。東京まで、まだこれから200km以上走らねばなりません。高速代をケチるためにしばらく下道を通り、塩尻にある道の駅小坂田公園で一時間ほど仮眠。そして岡谷ICから中央自動車道に乗り込みました。
夕刻の高速道を飛ばし、一路東京へ。前方に巨大な富士山が見えています。
この道は何回も走っているというのに、富士山が見えたのは今日が初めてです。こんなにすばらしい景色だったのですね。
ずーっと富士山に見守られていたのですが、甲府を過ぎたところで見えなくなっちゃいました。
と、何となんと、大月を過ぎる頃にいきなり大粒の雨がっ! 今日は一日晴れていて、終わりよければすべてよし、、、なんて思っていたのにぃ~。
でも、バック類にはカバー掛けているし、もうあとは帰るだけだし、と、もうヤケクソです。降るなら降れやっ。ずぶ濡れに濡らしやがれ~っ!
幸いにしてすぐに止んだのであまり濡れずにすんだのですが、いゃあ~今回の旅は雨に祟られっぱなしでしたね。元々雨体質(?)なので仕方ないかっ。
八王子で高速を降りて甲州街道に入り、夜の街をチンタラと走って、10時過ぎやっと無事高円寺のアパートにたどりついたのでありました。
全走行距離、1045.4km。いろいろとあって大変だったけど、また今回も楽しい旅ができましたよ。
(本日の走行距離、391.8km)
さてそろそろ帰りますか。東京に向かってひとっ走りだ。
今回買ったおみやげ。九谷焼のコップで飲むビールはうまいっ♡
VERSYS-X250 TOURERに標準装備のスチールパイプ製エンジンガード。最初から装備されているなんて本当に安心だよね。
タンデム時でも楽チンのシート。パニアケースは左右とも17リットルも入るし、荷物をいっぱい積めるのがいいね。
ワタシは普段ネイキッドタイプのバイクに乗っているのですが、ネイキッドこそがバイクの基本だと思っていまして、これまでずーっとそればかり乗ってきましたし、これからも乗り続けるつもりでした。
でも、今回、初めて「ツアラー」という部類のバイクに乗せていただいて、その考えが変わったのです。
「あれぇ~、ワタシに一番合っとるバイクっちゃ、このツアラーやないとかいな?」って。
取り回しが軽くって、長い間運転していても体に負担のかからないライディングフォームが取れるから、ヒザや腰や背中も痛くなんないし、そのうえ燃費もよくって、荷物もいっぱい積める。オマケにエンジンの熱が篭らないから快適、、、。ワタシがバイクに求めるものが、すべてこのバイクには詰まっているんです。
ワタシの相棒も、もうすでに8万km以上は走っているし、いつかは引退の時期が来ます。そのときは、ぜひツアラータイプのバイクを購入したいと思いました。
いゃあ~、それにしてもお世辞抜きで、ホントにいいバイクでした。
実は「一日最高で300kmくらいしか走れない」なんて言っていたのですが、最終日の走行距離は391.8kmだったのです。それだけ走っても、ほとんど疲れがないんですよねぇ~。
今、こうして原稿を書いていると、あのトコトコトコ、、、というヴェルさんの軽やかなエンジン音が耳によみがえってきます。
心から、また乗りたいって思わせるような、すばらしい体験をさせていただいた、カワサキさんとWebミスターバイクさんには感謝感謝です。
「kawasaki VERSYS-X250 TOURER」 サイコー!!
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