2017年8月16日
第9回隼駅祭り
「ハヤブサ大集結」
ブサ使いにとっての聖地「若桜鉄道」隼駅巡礼とそのイベント「隼駅祭り」が台風5号が近づく真夏の炎天下に今年も開催された。台風が近づいているにも関わらず昨年同様、鳥取県八頭町船岡町の「船岡竹林公園」に設営された会場に「隼駅」を参拝したブサ使い達が続々と集まり、つかの間の交流と悦楽を謳歌した。
第9回の開催となる「隼駅祭り」が鳥取県の若桜鉄道「隼駅」と駅近くの「船岡竹林公園」で今年も熱く開催された。起源は、ミスター・バイク読者ならご存じだと思うが、「8月8日はハヤブサの日」と勝手に命名し、2008年8月8日に7台のハヤブサが隼駅に集まったことだった。翌2009年に「第1回 隼駅祭り」として開催され、その後若桜鉄道や地元の隼駅を愛する人々の熱意から、スズキ株式会社の多大な援助やメディアの協力によって全国からブサ遣いが集まる大イベントへと成長したのだ。
鳥取駅から若桜街道を南下すること15キロに位置する隼駅は鳥取自動車道の河原ICから10分の距離。ブサ使い達は若桜街道か、鳥取自動車道を経由して聖地「隼駅」を目指してくる。
到着後真っ先に行うことは駅舎前での記念撮影だが、続々と集まるハヤブサに写真撮影待ち。写真行列は時間を追うに連れ長くなっていった。それでも地元ボランティアにシャッターを押してもらい愛機と自身をカメラに収めると、気絶しそうなぐらいの暑さを地元のボランティアから差し出される無料で提供される「おしぼり」と「かき氷」を食べて凌いでいた。その後、ライダー達は思い思いに隼駅での記念、想い出を作ると船岡竹林公園の会場へとハヤブサを走らせて行った。隼駅の構内にはJR四国から誘致された客車がライダーハウスとして置かれており、前日からの宿泊組が前日から盛り上がっていた。
駅前通りには「HOME8823」というライダーを対象とした地産地消を旨としたカフェスペースもあり、ブサ使いの憩いの場所となっており、駅を訪れたライダー達が交流を深めていた。
竹林公園会場へは、日本の原風景を彷彿とする緑たわわな田圃の中を走る道筋で、ソロでグループでと走り抜けるハヤブサ達は新たな出逢いや一年ぶりの再会を期待して軽快なエグゾーストノートを響かせて駆け抜けていった。

早朝から聖地「隼駅」には記念写真を撮るためにライダーが集まり、ボランティアにシャッターを押してもらっていた。

隼駅前では地元ボランティアにより冷たい「おしぼり」と「かき氷」が汗だくで到着したライダーに無料で振る舞われた。

隼駅の正面の通りには地元の若者が運営する地産地消のカフェスペース「HOME8823」が有り、憩いの場となっている

隼駅の駅舎や待合室は昔の姿を留め、古い木造駅舎が趣き深い。ハヤブサのポスターやノボリが掲げられ、ライダーの記念写真も飾られるなど、古い駅舎とハヤブサがコラボした独特の空間だ。

北陸鉄道からやって来たED301に連結されたJR四国から来たオロ12 6はライダーハウスとして活躍。「ムーンライト高知」に使用されていたことから「ムーンライトはやぶさ」と命名されている。

隼駅祭りの会場「船岡竹林公園」へと続く実り豊かに稲穂の揺れる県道321号線を快走するブサ使い達。
会場に集まるバイクの数たるやハンパな台数ではない。準備された駐車スペースはあっという間に埋まっていき、次から次へと集まるバイクが駐車スペースに収まらずに渋滞を起こしていた。当日集まったバイクの数は、台風5号の影響で前年より少ないとはいえ1,000台を数えた。
次々と到着するハヤブサ達は地元のボランティアスタッフから空いている駐車スペースに案内され、スズキ特製のサイドスタンド受けをプレゼントされて会場受付へと急いでいた。
会場受付では隼駅シール&バッチや記念切手、ビンゴカードなどが販売され、参加者達は受付をすると挙ってそれらを買い求めていた。また、会場内に設営されたスズキのテントでは会場限定販売のハヤブサTシャツ、キャップ、バッグやサングラスなどが飛ぶように売れていた。会場メインステージの横には2017年モデルの「ハヤブサ」が展示され、参加者達が次期愛機としての品定めに喰い入るようにチェックしていた。

ブサ使いにプレゼントされたスズキ特製のスタンド受け。




祭りの開始時間10時30分になると「隼駅を守る会」東口善一事務局長の開会宣言発声に続き西村昭一会長が挨拶に立ち、参加者全員がイベントを充分に楽しんで、無事自宅に帰り着くまでを切望すると挨拶した。そして、八頭町長の挨拶に続きスズキの鈴木俊宏代表取締役社長が挨拶に立ち、開口一番「元気ですかー」とライダーに喝を入れ、前々日に竜王のテストコースで「ハヤブサ」を試乗してきたと報告。その理由は1999年デビュー後、現在2世代目の「ハヤブサ」を3世代目に引継ぐと宣言し、会場からは「ウォー」という歓声が上がった。
主催者、来賓の挨拶が終わると参加者全員での記念撮影が行われ、その人数の多さにカメラのファインダーに収まらない参加者に「中心に寄ってくださ〜い」とカメラマンは必死だった。

「隼駅祭り」の開会にあたり挨拶をする隼駅を守る会の西村昭一会長。

祭りの開始時間10時30分になると「隼駅を守る会」東口善一事務局長の開会宣言発声に続き西村昭一会長が挨拶に立ち、参加者全員がイベントを充分に楽しんで、無事自宅に帰り着くまでを切望すると挨拶した。そして、八頭町長の挨拶に続きスズキの鈴木俊宏代表取締役社長が挨拶に立ち、開口一番「元気ですかー」とライダーに喝を入れ、前々日に竜王のテストコースで「ハヤブサ」を試乗してきたと報告。その理由は1999年デビュー後、現在2世代目の「ハヤブサ」を3世代目に引継ぐと宣言し、会場からは「ウォー」という歓声が上がった。
主催者、来賓の挨拶が終わると参加者全員での記念撮影が行われ、その人数の多さにカメラのファインダーに収まらない参加者に「中心に寄ってくださ〜い」とカメラマンは必死だった。

集まったライダーやボランティアが全員揃っての記念撮影が会場ステージ前で行われた。皆笑顔なのに、あまりの人数で笑顔が分からない。
会場では地元のパフォーマンスグループによる演技披露やボランティアによる屋台などが設営され、ハヤブサを肴に会話が弾み、再会を喜ぶライダー達、初顔合わせの参加者が集まってのバイク談義やツーリング話に華を咲かせる光景があちらこちらにあった。
また、会場の一角には鳥取県警白バイ隊によるライディングテクニックの披露があり、圧倒的なライディングパフォーマンスはライダー達の注目を集めていた。
受付時に販売されたビンゴゲームも開催され、用意された賞品に期待を寄せ、読み上げられる数字に耳を傾けるライダー達は暑さを忘れて木陰から日向の会場真ん中へと出てくるライダーも続出。終盤には来場者の年長記録や遠方記録を自己申告によって競い、記念の賞品が授与され、皆が拍手喝采で盛り上がっていた。さらに最後にはじゃんけん大会が開催され、主催者によって用意された賞品の争奪戦が行われ、熱い夏のイベントは終了した。



鳥取県警の白バイ隊によるライディングテクニックが披露された。



■矢野秀信(ヤノ ヒデノブ)さん(写真右)とお友達
■38歳 ■会社員
■2014年式 ■愛媛県松山市から参加
■隼駅祭りには昨年に引続き2回目の参加で、一緒に来たお友達は愛機を購入したショップに集う仲間だそうだ。松山から瀬戸大橋を渡り山陽道で岡山を経由し中国自動車道で現地入り、5時間ほどの道のりだったそうだ。学生時代には250のカタナに乗っていたそうで、社会人になってからハヤブサに出会い一目惚れをし、大型二輪免許を取得してハヤブサを手に入れたと言う。隼駅祭りへの参加はブサ使いの使命と感じて参加しているそうで、とても楽しいとの感想。

■稲垣沙織(イナガキ サオリ)さん
■28歳 ■看護師
■2011年式 ■長崎県佐世保市から参加
■隼駅祭りには初めての参加で「以前より参加したかったのだけれど、その都度の事情があって参加できなかったので感激している」と言う。お友達と二人で鳥取に1泊して来たが、会場に着くと想像以上にハヤブサが集まっていたのでビックリしたとのこと。ハヤブサ購入時にはニンジャ1400と比較したが隼のお尻のラインがハムスターのように可愛らしく見えたことと世界最速のコピーに惹かれたそうだ。「ハヤブサは安定感があり操縦安定性も良くて乗りやすいですね」

■中村浩之 (ナカムラ ヒロユキ)さん
■32歳 ■会社員
■2012年式 ■鳥取県鳥取市から参加
■隼祭りには2回目の参加で、最初に参加したのは台風11号の接近によって開催が10月に延期された年だそうだ。「普段は仲間とツーリングをするのだけれど、ハヤブサに乗換えたことでアメリカンタイプの仲間とはツーリングの目的地が変わってしまい機会が減ってしまいました」以前乗っていたシャドウから買い換えの時はCB1300にするつもりだったけれど、現車が無く展示されていたハヤブサに跨ったらピッタリだったので即決したそうだ。

■大西智広(オオニシ トモヒロ)さん
■53歳 ■会社員
■年式不明 ■愛知県名古屋市から参加
■隼祭りには2014年から毎回参加している常連さんで、購入した年は台風によって延期されたおかげで参加できたそうだ。名古屋市内から新名神、中国自動車道、鳥取道を6時間ほど走り、鳥取市内に宿泊して会場に来たそうだ。50歳で大型二輪免許を取得して、即ハヤブサを購入したそうで、自身のイメージでは「ハヤブサ」が性能やスタイル全てにおいて究極のバイクと位置付けられていたので、「購入時には何の躊躇も無く決めました」

■小早川光夫 (コバヤカワ ミツオ)さん
■68歳 ■会社員
■年式不明 ■島根県雲南市から参加
■隼祭りは2回目、一人での参加。普段からツーリングにチョイ乗りに隼を使用しているが、周辺にブサ使いが居ないことが不満だそうだ。仲間も諸事情で減りソロで走ることが多いそうだが、ツーリングに北海道まで行くという筋金入りのライダーだ。CB750K0が発売され即購入し、それ以来子供ができた年代を除いて大型バイクを乗り継いできたそうだ。「セパハンでタンクを抱えるような前傾スタイルで乗るバイクが好きでハヤブサにした」のだと言う。

■田中学(タナカ マナブ)さん
■35歳 ■公務員
■2006年式 ■大阪府貝塚市から参加
■大阪を朝6時に出発し、250キロをソロ走行し参加。ハヤブサを購入した時から隼駅は知っていて何度か訪れたことがあったそうだが、隼駅祭りは初めての参加だそうだ。ハヤブサに出会った時の第一印象は、「タマゴみたいなスタイルがダサいと思った」けれど、その後映画などに登場する姿に愛着が湧いてきて購入し、以来10年間の付き合い。まだ子供が小さいので制約があるけれど、時間を作ってロングツーリングに行きたいと言う。
[昨年の模様へ] (※PCサイトへ移動します)
[第10回隼駅祭りへ]