2017年8月1日
VERSYS-X 250のツーリング仕様“TOURER”が2018年モデルに
VERSYS-X 250 TOURER 683,640円/705.240円(10月1日/11月1日発売)
Ninja 250で軽二輪ロードスポーツの再活性化を主導したカワサキ。その後もノンカウルスポーツのZ250やシングルエンジン搭載のNinja 250SLやZ250SLをリリースするなど、このクラスのロードスポーツモデルのラインアップ充実には並々ならぬ力を入れてきた。
そのカワサキが新たにターゲットとして2017年3月に送り込んだのが、ホンダのCRF250 RALLYと真っ向対決する、“アドベンチャーモデル”VERSYS-X 250だった。海外では定評の「VERSYS」シリーズの末弟として、シリーズのコンセプトである“Any-Road Any-Time”パフォーマンスに未舗装路での走破性を加え、刺激的な「走る悦び」を提供してくれるモデルとして開発されたという。
エンジンは、Ninja 250系の水冷4ストローク並列2気筒DOHC4バルブ、ボア62.0mm×ストローク41.2mm、248㏄をキャラクターに合わせたチューニングを施すことでスムーズなパワー特性と低回転域での粘り強さを獲得。ちなみに出力も1kWアップの24kW(33PS)/11,500rpmとなっている。搭載するフレームは、未舗装路での走行も想定した完全新設計の高剛性バックボーンフレーム。
これにφ41㎜、ストローク130mmのロングストロークフロントサスペンションとリンク式のリヤサスペンションが採用され、軽量な車体と相まって様々な路面状況で高い安定性を実現している。多様なシチュエーションに対応するトレッドパターンを持つマルチパーパスのチューブタイヤも装備。幅広いライディングシーンをカバーし、優れたパフォーマンスを発揮してくれる。
VERSYS-X 250 ABS TOURERは、ベースモデルのVERSYS-X 250 ABSに、さらにパニアケースやエンジンガード、ハンドガード、DCソケット、センタースタンドなど、よりツーリング時の快適性高めたアイテムを標準装備としたモデルで(VERSYS-X 250 ABSではこれらの装備はアクセサリーとして設定されている)、4月15日発売だったVERSYS-X 250 ABS本体よりも一足早く3月15日に発売開始された。
今回は、本体のVERSYS-X 250と同様カラー&グラフィックの変更により2018年モデルに発展した。
★KAWASAKI ニュースリリースより (2017年8月1日)
2018年モデル VERSYS-X 250 TOURER 新発売のご案内
- モデル情報
- 車名(通称名) VERSYS-X 250 TOURER
- モデルイヤー 2018
- マーケットコード KLE250BJF/KLE250BJFA
- 型式 2BK-LE250D
- 発売予定日 2017年10月1日/11月1日
- 型式指定・認定番号 II-352
- メーカー希望小売価格 683,640円
- (本体価格633,000円、消費税50,640円)
- カラー(カラーコード) メタリックスパークブラック×メタリックグラファイトグレー(BK1)
- メーカー希望小売価格 705,240円
- (本体価格653,000円、消費税52,240円)
- カラー(カラーコード) マトリックスカモグレー×メタリックフラットロウグレーストーン(GY2)
- ※当モデルは二輪車リサイクル対象車両です。価格には二輪車リサイクル費用が含まれます。
- ※価格には保険料、税金(消費税を除く)、登録等に伴う諸費用は含まれません。
- ※当モデルは川崎重工業株式会社の海外工場Kawasaki Motors Enterprise(Thailand)Co.,Ltd(KMT)で日本向けに生産された車両です。
- ※当モデルは川崎重工業株式会社の海外工場Kawasaki Motors Enterprise(Thailand) Co.,Ltd(KMT)で日本向けに生産された車両です。
- 【VERSYS-X 250 TOURER】
VERSYS-X 250 TOURERは高い汎用性を持つアドベンチャースタイルのツーリングモデル。シリーズのコンセプトである「Any-Road Any-Time」パフォーマンスに未舗装路での走破性を加え、刺激的な「走る悦び」を提供します。エンジンは、キャラクターに合わせたチューニングを施すことでスムーズなパワー特性と低回転域での粘り強さを獲得。ロングストロークフロントサスペンションとリンク式のリヤサスペンションは、軽量な車体と組み合わせることで様々な路面状況で高い安定性を誇ります。加えて、多様なシチュエーションに対応するトレッドパターンを持つマルチパーパスのチューブタイヤも装備。幅広いライディングシーンをカバーし、優れたパフォーマンスを発揮します。さらにパニアケースやエンジンガード等のアクセサリーも多数標準装備。ツーリングをより快適に楽しむ事が出来る様になっています。
2018年モデルのカラーリングはメタリックスパークブラック×メタリックグラファイトグレーとグラフィックに水転写デカールを採用した、マトリックスカモグレー×メタリックフラットロウグレーストーン(400台限定販売)の2色をご用意しています。
- ■スタンダードモデルからの変更点
- ・パニアケースの装備
- ・エンジンガードの装備
- ・ハンドガードの装備
- ・DCソケットの装備
- ・センタースタンドの装備
- ■2017年モデルからの主な変更点
- ・カラー&グラフィックの変更
- ■その他
- ・著しく路面状況の悪い場所での走行(オフロード走行等)を想定したモデルではございません。
- ・実際のモデルはフォグランプは搭載されておりません。オプション(別売り)です。
★主要諸元
車名型式 | KLE250BJF/KLE250BJFA | |
---|---|---|
VERSYS-X 250 TOURER | ||
発売日 | 2017年10月1日/11月1日 | |
全長×全幅×全高(m) | 2,170×0.940×1,390 | |
軸距(m) | 1.450 | |
最低地上高(m) | 0.180 | |
シート高(m) | 0.815 | |
車両重量(kg) | 183 | |
乾燥重量(kg) | – | |
乗車定員(人) | 2 | |
燃費消費率(km/L)※1 | 30.0(国交省届出値 定地燃費値 60km/h 2名乗車時)※2 | |
24.8(WMTCモード値 クラス3-2 1名乗車時)※3 | ||
登坂能力(tanθ) | – | |
最小回転小半径(m) | 2.5 | |
エンジン型式 | – | |
水冷4ストローク並列2気筒DOHC4バルブ | ||
総排気量(cm3) | 248 | |
内径×行程(mm) | 62.0×41.2 | |
圧縮比 | 11.3 | |
最高出力(kW[PS]/rpm) | 24[33]/11,500 | |
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) | 21[2.1]/10,000 | |
燃料供給装置形式 | フューエルインジェクション | |
始動方式 | セルフ式 | |
点火方式 | バッテリー&コイル(トランジスタ点火) | |
潤滑油方式 | ウェットサンプ式 | |
潤滑油容量(L) | 2.4 | |
燃料タンク容量(L) | 17 | |
クラッチ形式 | 湿式多板 | |
変速機形式 | 常時噛合式6段リターン | |
変速比 | 1速 | 2.600 |
2速 | 1.789 | |
3速 | 1.409 | |
4速 | 1.160 | |
5速 | 1.000 | |
6速 | 0.892 | |
減速比1次/2次 | 3.086/3.285 | |
キャスター(度) | 24.3° | |
トレール(mm) | 108 | |
タイヤサイズ | 前 | 100/90-19M/C 57S |
後 | 130/80-17M/C 65S | |
ブレーキ形式 | 前 | φ290mm油圧式シングルディスク |
後 | φ220mm油圧式シングルディスク | |
懸架方式 | 前 | φ41mmテレスコピック式 |
後 | スイングアーム | |
フレーム形式 | ダイヤモンド |
※1:燃料消費率は、定められた試験条件のもとでの値です。お客様の使用環境(気象、渋滞等)や運転方法、車両状態(装備、仕様)や整備状況などの諸条件により異なります。
※2:定地燃費値は、車速一定で走行した実測にもとづいた燃料消費率です。
※3:WMTCモード値とは、発進・加速・停止などを含んだ国際基準となっている走行モードで測定された排出ガス試験結果にもとづいた計算値です。走行モードのクラスは排気量と最高速度によって分類されます。
※改良のため、仕様および諸元は予告なく変更することがあります。