2017年7月20日

シグナス-X XC125SRに「Movistar Yamaha MotoGP Edition」が登場

329,400円(9月6日発売)

2003年7月の発売以来、ヤマハの原付二種スクーターの顔として定着してきたシグナス-Xシリーズ。

ちなみに“SR”というのは、シリーズの中でもよりスポーティーなバージョンで、2004年8月からシリーズに加わっている。スポーティーなカラーリングをはじめとして、3段階調整式リアサス、ブラック仕上げのフロントフォークアウターチューブ、同じくブラック仕上げの前後アルミホイールなどを採用している。2005年10月には、ヤマハの50周年を記念した“50th Anniversary”モデルも発売されている。

2007年10月には、シグナス-Xシリーズ初の本格的なモデルチェンジが行われて2代目に発展している。平成19年国内排出ガス規制に対応するためのF.I.化や、ポジションランプ一体型ヘッドライトを採用、シートの快適性アップを含むボディスタイルの変更、そして新型メーターパネルの採用などが行われた(SRは12月発売)。

ここ数年はスポーティ・バージョンのSRの変更が中心となり、2011年2月には、アナログ式タコメーターと、ホワイト、オレンジ、グリーンから液晶画面の照明色を選べるデジタル式スピードメーター、タンデムステップ、そして新立体エンブレムなどが採用される等のマイナーチェンジが行われている。また台数限定で、SRに“ヤマハ・ファクトリー・レーシング”の伝統カラーを纏ったロードレース世界選手権参戦50周年記念モデルも2012年2月に発売された。

2013年2月には、3代目シグナス-Xシリーズとなるモデルチェンジが行われ、より大型化されたヘッドライト、そしてその左右には、LEDポジションライトも追加され、テール回りはLED化が行われた。ボディの基本構造は変わらないものの、トランク容量も約31.0リットルへと増加されるなど、使い勝手の面でも熟成が行われた。2014年4月には、YSP誕生30周年を記念した限定カラー&グラフィックモデルが発売されている。2015年2月には、ビビッドなカラーリングの“SHOW OFF SPORTY”系3色と、都会的な落ち着いたセンスの“URBAN SPORTY”系2色の計5色のラインナップとカラー設定の変更で2015年モデルとなっていた。

2015年11月に4代目に発展。“クリーン・ダイナミック・テクノロジー”をキーワードにスタイルが一新されたのを始め、新型フレームに新型前後サス、新型5本スポークホイール等が採用された。エンジン面でも実用域のトルクを強化、加速性能を向上させながらも実用燃費をアップした新型となっている。コンセプトは“ダイナミック・シグナス-X”だった。

2017年の2月には、この新型シグナス-Xにスピードブロックのワンポイントをアレンジしたサイドカバーや、ヤマハレーシングブルーとシルバー、ツートーンのボディカラーを採用したSPECIAL EDITONが700台の限定で発売されている。

今回、シリーズ本体のシグナスX XC125SRのモデルチェンジと合わせて、MotoGPで活躍するレーシングマシン、YZR-M1のカラーリングイメージを取り入れた特別仕様を1,300台の台数限定で発売する。

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シグナスX XC125SR Movistar Yamaha MotoGP Edition。「ディープパープリッシュブルーメタリックC」(ブルー)。

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シグナスX XC125SR Movistar Yamaha MotoGP Edition。


 

★YAMAHA ニュースリリースより (2017年7月20日)

二輪最高峰レースMotoGPマシンのイメージを再現した原付二種スクーター「シグナスX XC125SR」
Movistar Yamaha MotoGP Edition を数量限定発売

ヤマハ発動機株式会社は、スポーティな外観と走りで人気の原付二種スクーター「シグナスX XC125SR」に、二輪車最高峰のレースMotoGPで活躍するレーシングマシン「YZR-M1」のカラーリングイメージを再現した「シグナスX XC125SR」Movistar Yamaha MotoGP Editionを設定、数量限定1,300台で9月6日より発売します。

“Movistar Yamaha MotoGP Edition”は、スタンダードモデルをベースに、1)レースを象徴するカラーであるヤマハレーシングブルーの外装色、2)ゴールドカラーの前後ブレーキキャリパー、3)スプリングのカラーをイエローとしたリアサスペンション、4)ゴールドカラーの音叉マーク、5)Movistarロゴマークをあしらったグラブバーなどを採用しました。

なお、本製品の製造はヤマハモーター台湾で行います。

名称
「シグナスX XC125SR Movistar Yamaha MotoGP Edition」
 
発売日
2017年9月6日
 
メーカー希望小売り価格
329,400円(本体価格 305,000円/消費税 24,400円)
※メーカー希望小売価格(リサイクル費用含む)には、保険料、税金(除く消費税)、登録などに伴う諸費用は含まれていません。
 
カラーリング
・ディープパープリッシュブルーメタリックC (ブルー)
 
販売計画
(年間・国内)1,300台限定
「シグナスX XC125SR Movistar Yamaha MotoGP Edition」フィーチャーマップ
・青バックライトの液晶ディスプレイ採用スピードメーター
※MotoGPマシンイメージのゴールドカラーの音叉マーク
リフレクター採⽤ヘッドランプ
・導光材併用LEDポジションランプ
・ゴールドカラーのキャリパー(前後)
・軽量ホイール
・ウェーブ形状ディスクブレーキ
・500mlペットボトル2本を収納できるフロントポケット
・容量約29Lシート下トランク(フルフェイスヘルメットを収納してもさらにゆとりがあります。サイズ、形状によっては収納できないものもあります)
※Movistarロゴマークをあしらったグラブバー
・導光材料併用LED テールランプ
※イエロースプリング採用のリアサスペンション
・200㎜径リアディスクブレーキ
・軽量リアアーム&ホイール
・空冷、4ストローク、SOHC、4バルブCVTエンジン
・始動性、燃費性、環境性能に優れたFI
・放熱性に優れたメッキシリンダー
 
※印はMovistar Yamaha MotoGP Edition の特長

★主要諸元

車名型式 2BJ-SED8J
シグナスX XC125SR Movistar Yamaha MotoGP Edition
発売日 2017年9月6日
全長×全幅×全高(m) 1.895×0.690×1.115
軸距(m) 1.305
最低地上高(m) 0.115
シート高(m) 0.775
車両重量(kg) 118
乾燥重量(kg)
乗車定員(人) 2
燃費消費率(km/L)※1 43.3(国交省届出値 定地燃費値※2 60km/h 2名乗車時)
38.6(WMTCモード値 クラス1 1名乗車時※3)
登坂能力(tanθ)
最小回転半径(m)
エンジン型式 E31CE
空冷4ストローク単気筒SOHC4バルブ
総排気量(cm3) 124
内径×行程(mm) 52.4×57.9
圧縮比 10.0
最高出力(kW[PS]/rpm) 7.2[9.8]/7,500
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) 9.9[1.0]/6,000
燃料供給装置形式 フューエルインジェクション
始動方式 セルフ式
点火方式 T.C.I.式(トランジスタ)
潤滑油方式 ウェットサンプ
潤滑油容量(L) 0.9
燃料タンク容量(L) 6.5
クラッチ形式 乾式遠心シュー
変速機形式 Vベルト無段
変速比 2.500~0.768
一次/二次減速比 1.000/10.400
キャスター(度) 27°00′
トレール(mm) 90
タイヤサイズ 110/70-12 47L
120/70-12 51L
ブレーキ形式 油圧式シングルディスク
油圧式シングルディスク
懸架方式 テレスコピック式
ユニットスイング
フレーム形式 バックボーン

※1:燃料消費率は、定められた試験条件のもとでの値。使用環境(気象、渋滞等)や運転方法、車両状態(装備、仕様)や整備状態などの諸条件により異なります。
 ※2:定地燃費値は、車速一定で走行した実測の燃料消費率。
 ※3:WMTCモード値は、発進、加速、停止などを含んだ国際基準となっている走行モードで測定された排出ガス試験結果からの計算値です。走行モードのクラスは排気量と最高速度によって分類されます。