2017年6月12日
KIMCO K-XCT 125i試乗
『スタイリッシュアーバンスポーツ誕生 ショートホールベースのボディにハイパワーな水冷4バルブエンジンを搭載』
■試乗&文:高橋二朗 ■撮影:依田 麗
■協力:キムコジャパン http://www.kymcojp.com/
JAIA 日本自動車輸入組合 http://www.jaia-jp.org/motorcycle/
JAIAが開催している“輸入二輪車試乗会”。現在国内販売されている外車の最新モデルを一堂に集めて試乗しようという嬉しいイベント。で、その中から注目マシンをピックアップ試乗。今回はKIMCO K-XCT 125iだ。
『スタイリッシュアーバンスポーツ誕生!
ショートホールベースのボディにハイパワーな水冷4バルブエンジンを搭載。
300モデルは一般的な400ccスクーターを凌駕するパワーウエイトレシオによる圧倒的な走行性能が魅力です。』(キムコジャパンのWEBサイトより)
いわゆる日本のビッグスクーターよりかは小さいが、125ccスクーターとしてはとても大柄。実際、300ccエンジンを搭載する兄貴分(コチラはクラスの中ではコンパクト)と外寸は共通だ。装備重量も170kgを超えるが、かといってアンダーパワーな印象はなく、水冷4ストロークの4バルブ・エンジンは加速に鋭さはないもののスロットルに忠実にエンジン回転を上げる。
そのクラスを超えた車格ゆえ、直進性や乗り心地なども落ち着いた印象で、感覚はビッグスクーターに近い。シートも大きく、その感触もキムコの他モデル同様に独特。ステップボード先端の形状によって足が伸ばせないのが残念。また、メーターデザインなどもやや新鮮味に欠ける印象。
(高橋二朗)