2017年5月15日

MBHCC-B6n 志位充一 新・行ってきました撮ってきました

第17回「行ってきました、雪と桜のゴールデンウィーク」



洪水の被害で大打撃を受け、今も一部区間の修復できずの只見線。しかし、いろんな人々の情熱、景色の良さで復活が決まりました。ということで、今回はCRF250ラリーで南会津の只見線に愛に(逢いに)行ってきました!

 今年のゴールデンウィーク、みなさんはいかがお過ごしでしたか。自分は発売まもないCRF250ラリーで、福島県は南会津に行ってきました。
 渋滞の高速は避け、いつものように国道4号線をひたすら走って矢板からは県道30号線に入り、途中から県道56号線で塩原温泉に抜けました。
 この道がなかなかのバイク向きの道なのです。信号はないし、クルマは少ないしのワインディングです。CRF250ラリーもなかなかのハンドリングで、なんか楽しいぞ!

県道56号線


県道56号線は、交通量少なく信号もなし。塩原温泉に抜けるバイク向きの道。とはいえ、所々狭いので景色にばかり見とれないで、たまに来る対向車には注意!

 東京は春というより初夏の雰囲気になってきましたが、このあたりはまだ新緑が芽吹き始めたばかりで、ヤマザクラもあちこちで満開! 目に優しい景色を楽しみながら塩原温泉。さすがにゴールデンウィークですから人も車も多いので、さっさと通過して国道400号線を進み、国道121号線へ。
 国道ばかりを走っていてもつまらないので、いつものように自分の獣道? に逸れます。その獣道で少し散り始めた桜のトンネルに出くわし、さっそくの撮影タイムです。

桜のトンネル


田島の裏道の桜のトンネル。天気が良ければもっと綺麗ですかね?

 撮影後は獣道をそのまま進み、会津田島のコンビニで一休み。ついでにコンビニ前のガソリンスタンドで燃料チャージをしたら、おお、燃費は38キロを記録! 気分良く田島からさらに国道400号線を進み、小野沢峠、舟鼻峠と進めば、なんと周囲は雪がたんまり! 南東北は、まだ春浅いのね。
 峠道で撮影をしていると、次々と車やバイクが止まって、あっという間に撮影の名所状態に! この峠も毎年訪れていますが、どんどん道が立派になって行きますね。初めて来た時は、まだダートでした。って、いったい何年前の話や?!

船鼻峠


船鼻峠はまだこんなに雪がのこっていました。山もまだ冬。

最高のワインディング


最高のワインディングがたくさん! ロードモデル向き?

 昭和村から国道401号線に折れ、すぐに県道32号線で目的のJR只見線方面に向かいます。この県道32号線は素晴らしく快適なルートで、「バイクで来てよかったな~」と感じる道です。福島はいいぞ!
 そんなこんなで目的地の只見線沿いの国道252号線に到着、まずは撮影ポイントのそばにある道の駅「尾瀬街道みしま宿」で遅いお昼を済ませます。

尾瀬街道みしま宿


鉄のたまり場、尾瀬街道みしま宿。この奥の斜面が只見線の撮影の名所です。

 さて、今日はどこで撮影するかな? 道の駅のすぐ横には只見線撮影名所のお立ち台があります。駐車場から5分くらいで絶景が撮影できるお手軽ポイントなのです。しかし、さすがはゴールデンウィーク、かなりの人がすでにいます。変わり者の自分は、そんな人だかりの中での撮影が嫌で、他の撮影ポイントに移動します。

臨時列車


連休なので臨時列車が来ました。鉄橋を渡る音が心地良いです。

有名な撮影ポイント


ここも鉄には有名な撮影ポイント。道からの撮影です。狭いのでまさにバイク向き!

 新緑の中で鶯の声、周りには誰もいません。列車が来るまでまだ少し時間があるので、のんびりモードです。
 2本ほど列車を撮影したら、次のポイントに移動です。この撮影ポイントは狭いのですが、バイクならどこに停めても邪魔にならないバイク向けのポイントなのです。ここでさらに1本撮影して、本日のミッションは終了です。
 
 近くの沼沢湖でしばし休憩してから、来た道と同じ国道400号線を戻ります。途中のお豆腐屋さんでおからドーナッツをいただき、あとはひたすら田島を目指します。そろそろ陽も傾き始め、行きとは違った景色を楽しみながら走ります。
 庭に桜が咲いてる好きな廃校が途中にあり、そこでCRF250ラリーと桜と校舎を絡めてパチリ。
 

沼沢湖


連休でも静かな沼沢湖。ここがダートならなおいいのに! その昔はダートでしたがね。

南会津


こんな昭和な景色が沢山な南会津。こんどはそば。紅葉の時期に訪ねますか!

 

 あとは夕暮れの国道121号線、とっぷり暮れた国道4号線で帰ります。LEDの明るいヘッドライトで快適に帰宅。日帰り620キロ、今日も走りました! ちなみに平均燃費はなんと42キロ!!! CRF250ラリーは財布にも優しいいいバイクですね。


■取材協力 ホンダモーターサイクルジャパンアライヘルメットラフ&ロード

カメラマン 志位充一
職業はカメラマン。誰にも優しい人柄で、あらゆる方面に幅広い人脈を持つ。愛車SL230でホンモノのSL(蒸気機関車)を追いかけ回す筋金入りの撮り鉄でもある。

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