2019年8月5日

トライアンフが新型「ROCKET 3 R」&「ROCKET 3 GT」を発表

 トライアンフモーターサイクルズジャパンは、トライアンフの新型「ROCKET 3 R」と「ROCKET 3 GT」を発表。メーカー希望小売価格等はまだ未定ながら、国内でも2019年12月に発売を予定していると発表した(ROCKET 3 GTについては日本導入時期は未定)。

 2004年に発売され、トライアンフのフラグシップ的な存在となった「Rocket III」は、他のどの競合車両よりも筋骨逞しく堅牢なイメージを武器にトルクの面でも圧倒。トライアンフの硬派なイメージを確立させたモデルといえる。今回、最新型のRocket 3 R、およびRocket 3 GT、2モデルをラインナップして、新たなるトライアンフの伝説を発展させる存在として位置づけているという。

 エンジンは、2,500ccの排気量を持つ世界最大の量産タイプエンジンで、新型Rocket 3シリーズでは、前世代モデルよりも11%増強された最高出力(167PS/6,000rpm)、そして驚異の最大トルク、221Nm/4,000rpmを発生する。筋肉質スタイルの中には最高レベルのテクノロジー、トライアンフが誇るクラス最高峰のハンドリングを備えている。
 

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新型Rocket 3 R。カラーは「コロシレッド」と「ファントムブラック」。


 
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新型Rocket 3 R。


 
●新型Rocket 3 R主要諸元

エンジンタイプ:インライン3気筒、水冷、DOHC
排気量:2,458cc
ボア×ストローク:110.2mm×85.9mm
最高出力:167PS(165bhp)(123kW)/6,000rpm
最⼤トルク:221Nm/4,000rpm
燃料供給方式:ライドバイワイヤ式燃料噴射
エキゾーストシステム:ステンレス製3-INTO-1 ヘッダーシステム(3本出しサイレンサー)キャタライザー
駆動方式:シャフト、ベベルボックス
クラッチ:油圧式、スリップアシスト
トランスミッション:6速
フレーム:フルアルミニウムフレーム
インストルメントディスプレイ:TFT多機能インストルメントパック(デジタルスピードメーター、トリップコンピューター、デジタルタコメーター、ギアポジションインジケーター、燃料計、メンテナンスインジケーター、外気温度計、時計、ライディングモード(レイン/ロード/スポーツ/ライダー設定)
※アクセサリーのBluetooth接続モジュールを搭載することでTriumph TFTコネクティビティシステムを追加可能。
スイングアーム:アルミキャスト製片持ち式
フロントホイール:17×3.5インチ、アルミキャスト
リアホイール:16×3.6インチ、アルミキャスト
フロントタイヤ:150/80 R17 V
リアタイヤ:240/50 R16 V
フロントサスペンション:Showa製φ47mmカートリッジ式倒立フロントフォーク(コンプレッションおよびリバウント調整可能、トラベル量120mm)
リアサスペンション:Showa製フルアジャスタブルピギーバックリザーバーRSU(油圧式リモートプリロードアジャスター、リアホイールトラベル量107mm)
フロントブレーキ:φ320mmダブルディスク、Brembo製M4.30 Stylema 4ピストンラジアルモノブロックキャリパー、コーナリングABS
リアブレーキ:φ300mmシングルディスク、Brembo製M4.32 4ピストンモノブロックキャリパー、コーナリングABS
シート高:773mm
キャスター角:27.9°
トレール幅:134.9mm
燃料タンク容量 18 L

■トライアンフコール 03-6809-5233 https://www.triumphmotorcycles.jp/
新型Rocket 3 ウェブサイト:http://bit.ly/ROCKET3