2019年3月12日

“BLUE CORE”249㏄エンジン搭載の「XMAX」がカラーチェンジ

 XMAX ABS 642,600円(4月1日発売)

超ド級のフラグシップモデルとして「VMAX」が隆盛を極めた時代とはまた違った、新たな“MAX”シリーズとして「TMAX」が発売開始されたのは2000年。一見スクータースタイルながらエンジンを車体側にリジットマウントし、走りの楽しさを一般的なスポーツモデルとそん色無いレベルまで追求。“オートマチックスポーツコミューター”として独自のユーザー層を開拓した。

その新生“MAX”のシリーズ化をイメージ付けたのが2015年の1月にインドネシア市場向けとして発表されたグローバルスクーター「NMAX125」だった。翌2016年3月になって国内にも投入されたこの「NMAX125」は、ヤマハが走りの楽しさと燃費、環境性能の両立を高次元で具現化する“BLUE CORE”思想に基づいた次世代小型エンジンを搭載するニューモデルでもあった。

1)高効率燃焼、2)高い冷却性、3)ロス低減、の3点を徹底的に追求するというのが“BLUE CORE”エンジンの開発思想で、2014年8月にベトナムで発売した女性向けスクーター「Nozza Grande」へ搭載し、実に従来の同クラスモデル比で50%もの燃費向上を達成したという。「NMAX125」の最大の特徴といえるのがこの“BLUE CORE”エンジンで、VVA(可変バルブ)機構、冷却性とスペース効率に優れたラジエター、ロス馬力低減を図るオフセットシリンダーなどを主な特徴としていた。おなじ“MAX”ファミリーでも、さらなる新世代では走りの楽しさばかりではなく、環境性能も追求しているのが特徴だ。

2017年4月には、平成28年国内排出ガス規制対応の155cc版エンジンを搭載する「NMAX155」が登場。余裕の走りと高速道路も利用できるさらなる使い勝手の良さを提供する軽二輪版の“MAX”ファミリーの誕生だった。

そして2018年1月、新“MAX”ファミリーにフルサイズ250版、軽二輪クラスの“MAX”として新たに投入されたのが「XMAX ABS」だった。新“MAX”ファミリーの共通アイコンといえる精悍な2眼ヘッドライト採用のフロントフェイスに、おなじみ“ブーメランライン”を基調とするスタイリング、そして新設計、排気量249㏄の“BLUE CORE”エンジンを搭載していた。リアはスクーターで一般的なユニットスイング方式ながら、フロントにはモーターサイクルタイプの本格的なフロントフォークタイプを採用して「TMAX」からのスポーツコミューター的な走りのDNAを受け継いでいる。

今回は、カラーの変更で2019年モデルとしている。
 

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XMAX ABS。カラーは新色を4色。「マットブルーメタリック3」(マットブルー)。

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XMAX ABS。「マットディープレッドメタリック3」(マットレッド)。

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XMAX ABS。「マットブラック2」(マットブラック)。

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XMAX ABS。「マットシルバー1」(マットシルバー)。


 

★YAMAHA ニュースリリースより (2019年3月12日)

先進性と所有感を満たす新色で、MAXシリーズのイメージをアップデート
スポーツスクーター「XMAX ABS」をカラーチェンジ

ヤマハ発動機株式会社は、水冷・4ストローク・単気筒・SOHC・249cm3“BLUE CORE”※エンジンを搭載する「XMAX ABS」のカラーリングを変更し、4月1日より発売します。

「XMAX ABS」は、MAXシリーズのイメージを受け継ぎ、時代を表す先進性と所有感を満たす上質なスタイリングに、軽快な走行性能や快適性・実用機能をバランスさせた人気のモデルです。

新色は、マットカラーとしトレンド感を強調しました。エレガントな「マットブルーメタリック3」や色鮮やかで上質な「マットディープレッドメタリック3」、クールな「マットブラック2」、シンプルで様々なシチュエーションに合わせられる「マットシルバー1」の4色を設定しています。

※ヤマハ発動機株式会社は、“走りの楽しさ”と“燃費・環境性能”の両立を高次元で具現化するエンジン設計思想として、2014年より“BLUE CORE(ブルーコア)” を掲げています。この思想は高効率燃焼、高い冷却性、ロス低減の3点にフォーカスして性能実現を図るもので、「XMAX ABS」のエンジンもこの“BLUE CORE”思想に基づき開発しました。商標登録第5676267号。

 

<名称>
「XMAX ABS」
 
<発売日>
2019年4月1日
 
<メーカー希望小売価格>
642,600円(本体価格595,000円/消費税47,600円)
※メーカー希望小売価格(リサイクル費用含む)には、保険料、税金(除く消費税)、登録などに伴う諸費用は含まれていません。
 
<カラーリング>
・マットブルーメタリック3(マットブルー/新色)
・マットディープレッドメタリック3(マットレッド/新色)
・マットブラック2(マットブラック/新色)
・マットシルバー1(マットシルバー/新色)
 
<販売計画>
2,500台(年間、国内)