2018年12月10日
ヤマハがハイブリッドシステム搭載の125スクーター「NOZZA GRANDE」をベトナムで発売
ヤマハ発動機は、「HYBRID System」※1などの新たな機能を備えた125ccプレミアムスクーター「NOZZA GRANDE (ノザ グランデ)」の2019年モデルを12月からベトナムで順次発売すると発表した。
この新型NOZZA GRANDEは、現行モデルの特徴、イメージを継承しながら、走りと快適性の向上、外観のリフレッシュ、先進装備の充実などを図り、さらに魅力および商品性を高めたモデルだ。
主な特徴は、1)発進時に駆動力を補助する「HYBRID System」を備えるスマートモータージェネレーター、2)低振動でスムーズな加速を生み、快適な走りを実現した新しい“BLUE CORE”※2エンジン、3)ハイクラス感を演出する、流麗さを強調したボディデザインとクロムパーツによるアクセント、4)先進的な空間を演出するカラーTFT液晶メーター、など。また、上級モデルの「NOZZA GRANDE Premium」には、ABSとスマートキーシステムが装備される。
ヤマハによれば、年間330万台規模のベトナム市場では、近年の市場の成熟化に伴ってスクーター比率が大きく上昇しており、近く50%にまで及ぶと見込まれてる。そのなかで、2014年に“BLUE CORE”エンジンを初搭載し市場へ導入したNOZZA GRANDEは、優れた走行性能と機能、欧州テイストのスタイリッシュな外観によりプレミアムクラスのスクーターとして若い女性を中心に高い人気を獲得しているという。
なお、製造・販売はベトナムのヤマハ発動機グループ会社、「Yamaha Motor Vietnam Co., Ltd.」が行う。
※1「HYBRID System」:停止状態からの発進時に最大約3秒間、スロットル操作に応じてスタータージェネレーターがモーターとして機能し、エンジンのトルクを補助する機能。2018年7月にタイ向け「GRAND FILANO HYBRID」でヤマハモデルとしては初搭載。
※2 BLUE CORE(ブルーコア):ヤマハが、“走りの楽しさ”と“燃費・環境性能”の両立を高次元で具現化するエンジン設計思想として、2014年から“BLUE CORE” を掲げている。この思想は高効率燃焼、高い冷却性、ロス低減の3点にフォーカスして性能実現を図るもの。