2018年11月8日
第88回「バーガーなのかスイーツなのか未だに不明!?」
毎年この時期になると、食欲の秋的なテーマが思いつくのですが、いつもそれだとなんだかマンネリだなぁと、思っていた矢先にこの広告を発見。あらあら。
え? 揚げパン? スイーツ? バーガー?
と思ってしまいましたが、考えるより行って来ましょう。
ということで、店舗まで出向いて早速発注してみました。
待つこと数分・・・。
がっしりと紙に包まれ、トレーに乗って運ばれてきました。
恐る恐る開封してみますと、じゃじゃん。
おおー、バンズの間に、がっつりとクリーム&フルーツが満載ではありませんか。
中身はこんな感じです。
こちら「”チョコソース掛け”イチゴバナナ」のはずなのですが、他メニューの、「イチゴソース」がかかった状態で出てきたものです。多分。
とりあえずもろもろ食感が知りたかったので、このままトライしてみることにしました。
まずはバンズですが、通常のバーガーに用いるものをそのまま揚げた模様。
上はカリカリになっており、ゴマ&砂糖かけ状態。歯ごたえは普通より固めです。
一方、下のバンズですが、上よりはサクサク感が強く、歯がサックリ食い込む感じがしました。そして油と砂糖がしみ込んでいて、お馴染みの揚げパン風味がしっかりと出ていました。これはヤバイ。
そして肝心の中身ですが、ガッツリ甘いのかなと思いきや、フルーツもサッパリ、クリームも比較的すっきりしていたので、どんどん行けちゃうかも知れません。
んー。こんなのは初めてですねぇ。
調子に乗って、もう一品。
イチゴとバナナの傾向は把握できたので、今度はどちらかオンリーで、チョコの風味も確認したいなぁということで、思い切って発注。
やっぱり、チョコといえばバナナです、たぶん。
今度はイチゴの代わりに、フルーツの具は全部バナナとなっております。
さて問題のチョコの味ですが、こちらも良い風味を出しながらも、全然クドくない材料となっていました。トータルで、しっかり揚げパンをアピールしながら、中身がスイーツ感、という取り合わせの演出かもしれません。
かぶり付いて思ったのですが、これは包みのままがっちり押さえ込んでいただくか、上のバンズを食べながら、中身をスプーンですくっていただき、下のバンズ上の具がほどよく減ってきたら、最後下のバンズを手持ちでいただく。というような「一括」と「分割」という味わい方を勝手におすすめしちゃいます。
中途半端に中身だけ持ち上げてかぶりついた場合は、間違いなくクリームが盛大にはみ出して、手と口の周りが大変なことになってしまうので、これからトライされる方はご注意ください。
これらのバーガーは、お値段の割に、満足感が高い一品でした。
バンズを揚げてしまったバーガーなんて初体験でしたが、これは新しい体験なのでぜひぜひトライしてみてください。
今回はせっかくなので、隠れ人気メニューをもう一つ、ご紹介しましょう。
具がほとんど卵焼きで、とっても分厚くその存在感が半端ない、その名も「手作り厚焼き玉子バーガー」!
さぁ、とくとご覧ください。
こちら、初めて食したときは、本当にいろいろと想像を超えてきました。
普通の人は、たぶん3回位はビックリすると思われます。
その1、写真のままの存在感。
メニュー写真と比較すると、現物はいろいろと減量した感じなのがこの業界の常ですが、これは、ほとんどメニュー写真そのままじゃないの!? と妙に感動。
ありえないくらいに分厚いのですよ、たまごが。
その2、想像を超える物量感。
気軽にかぶり付いてから後悔することになるのですが、ずっしり重たく、ぷるんぷるんなので、油断していると大量にはみ出してしまうことになりかねません。
その3、味付けがなんと、からしマヨ。
厚焼き玉子と言えば、そのまま甘いか、甘くないものは醬油と大根おろしでいただくのが定番だと思い込んでいたので、これはビックリ、結構辛めなからしマヨとの取り合わせがなかなかに・・・。簡単にはコメントできない感じでした。
結論、これは完全に大人向け。たまごの下にチーズがとろけているのですが、それとホクホクたまごをからしマヨでいただくバーガーだなんて、ちょっとクセになってしまうかもしれないです。
運よく取り扱いのお店が近くにあるという方はぜひお試しくださいませ。
ではまたー。
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