2018年10月18日
KAZEが30周年、カワサキコーヒーブレイクミーティングが20周年 ちょっと意外? KCBMが、大阪で初開催!
■取材協力:カワサキモータースジャパンhttp://www.kawasaki-motors.com/
秋の連休最終日2018年10月8日(体育の日)、大阪の舞洲スポーツアイランド空の広場で『カワサキコーヒーブレイクミーティングin大阪舞洲』が開催された。ここのところ毎週末に台風に襲われていただけに当日の天気が心配されたが、気持ちの良い晴天に恵まれた。KAZEが30周年、カワサキコーヒーブレイクミーティング=KCBMが20周年となった今年のファイナル開催地が、カワサキの地元とも言える関西だったのも何か運命的なものを感じる。
午前10時からの開催なのだが、2時間前の午前8時に会場に到着すると既にバイクパーキングには十数台のバイクが! 午前7時位から会場入りしたスタッフによると、既に入口ゲートにはバイクが並んでいたそうだ。このイベントでは恒例?のカワサキと他社を振り分けてパーキングするっていうのがお約束なのだが、他社のバイクは広大なパーキングスペースのかなり遠い位置に用意されている。しかしこの後1時間もしないうちに大変な事になる事は予想できなかっただろう……。
KCBMは20年の開催歴があるのに、大阪での開催がなかったのが不思議だった。切りの良い20周年のファイナルがアクセスも抜群の大阪の舞洲だったのが手伝ってか、途切れる事無くバイクが会場に入ってくる。会場ゲートでバイクの大渋滞による周辺施設の迷惑にならないようにと、現場での適切な判断だったのかもしれない。
イベント開始の10時を前にパーキングは埋め尽くされ、カワサキと他社の棲み分けもできない大盛況。あまりの来場者の多さに、運営側も試乗等のイベントを繰り上げて開始した。試乗の受付は、事前にネットで予約されていたため現場での混乱もなかった様子。試乗の予約受付も大好評で開催数日前には予定を超えてしまい、早々に受付終了のお詫びが出てしまうほどだった。人気のH2やZ900の試乗レーンには常に大行列が続き人気の高さが伺えた。
会場内の協賛スポンサースペースでは、イベント限定価格のアイテムも多数用意され来場者で溢れかえって賑わっていた。KCBM原点のコーヒーコーナーにも、ひっきりなしに持参のマグカップや30周年記念マグカップを手に入れた来場者が列を作る光景が見受けられた。
ステージでは恒例となっている各賞の発表が行われた。最年少は現役高校生の17歳、最高齢は現役ライダーでW650オーナーの83歳と、爺ちゃんと曾孫ぐらいの年齢差があっても同じライダーってのが楽しい。またじゃんけん大会では、最後の豪華景品のカワサキジャケットをゲットしたのがカワサキオーナーじゃない、ってオチが……しかも身に着けていたバッグが○マハ! 「もうコレはス○キのアイテムも身に着けて全メーカーを愛してください!」とMCが会場を沸かせていた。
会場で当日受付した参加者は1800名をオーバーしていたらしく(あくまで受付記入ベース。受付をしなかったカワサキ乗りも、毎回多いという)、それ以上の参加者があった記念すべき今回のKCBM。スタッフの的確な判断で事故もなく、定刻を大幅に超える事なく無事に終了した。
“お昼解散なので午後は家族サービスにもあてられると、お父さんライダーにも好評だ”という謳い文句のように、会場で出会ったライダーが「嫁と子供がUSJに行ってるんですよ、ここが終わったら合流するんです」ってそのまま実践しているのが微笑ましかった。
来年のKCBMも目が離せない。近くで開催される事があれば是非参加してみてください。