2018年8月1日
スーパーカブシリーズの誕生60周年を記念して特別仕様車「60周年アニバーサリー」を発売
スーパーカブ50/110・60周年アニバーサリー 243,000円/286,200円(11月22日発売)
1958年に初代モデルを発売して以来、低燃費や静粛性、信頼性、耐久性に優れた“生活バイク”として全世界で需要を創造、2017年10月には驚異の世界生産台数1億台を達成したスーパーカブ。昨年11月には、記念すべき生産累計1億台突破に合わせてスーパーカブシリーズ(スーパーカブ50、スーパーカブ110、スーパーカブ50 プロ、スーパーカブ110 プロ)をフルモデルチェンジしてますます意気盛んなところを見せている。
今回は、そのスーパーカブシリーズの60周年を記念して受注期間限定で特別なカラーリングを施したアニバーサリーモデルが発売される。カラーリングのベースとなったのは1963年にアメリカで話題を呼んだ「ナイセスト・ピープル・キャンペーン」の広告に描かれたイメージイラストで、マグナレッドを主体としたボディカラーとなっている。また、ツートーン仕様のシート、ブラック塗装のリアキャリアなども装備。誕生60周年記念エンブレムがサイドカバーとキーに採用されている。
★HONDA ニュースリリースより (2018年8月1日)
「スーパーカブ50・60周年アニバーサリー」
「スーパーカブ110・60周年アニバーサリー」を限定発売
Hondaは、ビジネスやパーソナルユースなど、幅広い用途で多くのお客様から支持をいただいている「スーパーカブ」の誕生60周年を記念し、特別なカラーリングを施した「スーパーカブ50・60周年アニバーサリー」と「スーパーカブ110・60周年アニバーサリー」をそれぞれ11月22日(木)に受注期間限定※で発売します。
スーパーカブ50/110・60周年アニバーサリーは、1963年に米国で展開され話題を呼んだ「ナイセスト・ピープル・キャンペーン」広告に描かれたイメージイラストをモチーフとして、マグナレッドを主体としたボディーカラーに、ツートーン仕様のシートやブラック塗装のリアキャリアを採用するなど、特別なカラーリングを施しています。
さらに 、スーパーカブ誕生60周年の記念エンブレムをサイドカバーとキーにそれぞれ採用するなど、特別感にあふれた1台としています。
スーパーカブシリーズは、1958年8月に初代モデル「スーパーカブC100」を発売して以来、低燃費や静粛性、信頼・耐久性に優れた4ストロークエンジンを搭載し、乗り降りしやすい低床バックボーンタイプのフレームや、クラッチ操作を省いた自動遠心式クラッチの採用などで、幅広い層のお客様に愛用されているロングセラーモデルです。現在、シリーズとしての世界生産累計は、約1億200万台(2018年6月末時点)を超え、生活に密着した二輪車として世界中で高い評価をいただいています。
※受注期間は2018年8月1日(水)から10月31日(水)まで
- ●販売計画台数
- (国内・年間) 2,300台
- ●メーカー希望小売価格(消費税8%込み)
- スーパーカブ50・60周年アニバーサリー 243,000円(消費税抜き本体価格 225,000円)
- スーパーカブ100・60周年アニバーサリー 286,200円(消費税抜き本体価格 265,000円)
- ※価格(リサイクル費用を含む)には保険料・税金(消費税を除く)・登録などに伴う諸費用は含まれておりません
=スーパーカブ50/110・60周年アニバーサリーの特別仕様=
- 特別なカラーリングと専用のエンブレムを採用した存在感のある外観デザイン
- 車体色には鮮やかなマグナレッドを主体に、バージンベージュのレッグシールドとサイドカバーを採用。より高級感のあるツートーンシートと、ブラック塗装を施したリアキャリアなどを合わせ、特別感のある外観としています。また、メーターを縁取るリングとフロントカバーのエンブレムにクロームメッキを、サイドカバーとキーに60周年を記念した専用エンブレムを採用することで、より存在感を高めた仕様としています。
- 低フリクション技術を随所に採用した高効率の空冷・4ストローク・単気筒エンジン
- ・優れたタフネス性と低フリクションを追求したピストンおよびシリンダーの採用
- ・交換式オイルフィルターやドレンボルト部に配置されたスクリーンフィルター、挿入ガイド部を設けた形状のオイルレベルゲージなどを採用し、オイル交換時の優れたメンテナンス性を実現
- ・シフトドラムの回転軸をニードルベアリングで支持することで、より滑らかで軽く、節度のある変速フィーリングを実現
- ・2段キャタライザー式エキゾーストマフラーの採用などにより、平成28年排出ガス規制に対応
- ●スーパーカブの普遍的なスタイリング
- ・ボディーラインはレッグシールドからリアフェンダーにつながる滑らかな曲面で構成
- ・ボディー両サイドに取り外し可能なサイドカバーを採用
- ・丸形のヘッドライトには省エネルギーで長寿命なLEDを採用。アンバー色のウインカーレンズと相まって、すっきりとしたスーパーカブの伝統的なフロントデザインを実現
- ・メーターパネルは文字盤の見やすさを考慮したデザインとし、LEDインジケーターランプを採用するなど、コンパクトなデザインとしながら優れた視認性を実現
- ・被視認性に配慮した、丸みのある縦長タイプのテールランプを採用
- ・1958年 初代モデル、スーパーカブC100を発売。空冷4ストロークOHV単気筒エンジン搭載
- ・1961年 スーパーカブシリーズ世界生産累計100万台を達成
- ・1964年 スーパーカブシリーズとして初のOHCエンジンを採用した、スーパーカブC65を発売
- ・1966年 スーパーカブC50(OHCエンジン搭載)を発売
- ・1974年 スーパーカブシリーズ世界生産累計1,000万台を達成
- ・1983年 スーパーカブ50・スーパーカスタムを発売。燃費を向上させ180km/L(30km/h定地走行テスト値)を達成
- ・2005年 スーパーカブシリーズ世界生産累計5,000万台を達成
- ・2007年 電子制御式燃料噴射装置(PGM-FI)を、50ccモデルに採用
- ・2008年 スーパーカブシリーズ世界生産累計6,000万台を達成
- ・2009年 新開発エンジンと新設計フレームを採用したスーパーカブ110を発売
- ・2012年 スーパーカブ50/スーパーカブ110をフルモデルチェンジし発売
- ・2017年 スーパーカブシリーズ世界生産累計1億台を達成
=2017年に国内で発売したスーパーカブ50/110と共通の仕様=
=スーパーカブシリーズ、60年の歩み=
★主要諸元
車名型式 | 2BH-AA09〈2BJ-JA44〉 | |
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スーパーカブ50・60周年アニバーサリー〈スーパーカブ110・60周年アニバーサリー〉 | ||
発売日 | 2018年11月22日 | |
全長×全幅×全高(m) | 1.860×0.695×1.040 | |
軸距(m) | 1.210〈1.205〉 | |
最低地上高(m)★ | 0.135 | |
シート高(m)★ | 0.735 | |
車両重量(kg) | 96〈99〉 | |
乗車定員(人) | 1〈2〉 | |
燃費消費率(km/L)※1 | 105.0〈62.0〉(国交省届出値 定地燃費値 30km/h〈60km/h〉 1名〈2名〉乗車時)※2 | |
69.4〈67.0〉(WMTCモード値 クラス1 1名乗車時)※3★ | ||
登坂能力(tanθ) | – | |
最小回転半径(m) | 1.9 | |
エンジン型式 | AA04E〈JA10E〉 | |
空冷4ストローク単気筒SOHC2バルブ | ||
総排気量(cm3) | 49〈109〉 | |
内径×行程(mm) | 37.8×44.0〈50.0×55.6〉 | |
圧縮比★ | 10.0〈9.0〉 | |
最高出力(kW[PS]/rpm) | 2.7[3.7]/7,500〈5.9[8.0]/7,500〉 | |
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) | 3.8[0.39]/5,500〈8.5[0.87]/5,500〉 | |
燃料供給装置形式 | 電子式(電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)) | |
始動方式★ | セルフ式(キック式併設) | |
点火方式★ | フルトランジスタ式バッテリー点火 | |
潤滑方式★ | 圧送飛沫併用式 | |
潤滑油容量(L) | – | |
燃料タンク容量(L) | 4.3 | |
クラッチ形式★ | 湿式多板ダイヤフラムスプリング式 | |
変速機形式 | 常時噛合式4段リターン※4 | |
変速比 | 1速 | 3.181〈2.615〉 |
2速 | 1.705〈1.555〉 | |
3速 | 1.190〈1.136〉 | |
4速 | 0.916 | |
減速比1次★/2次 | 4.058/3.538〈2.500〉 | |
キャスター(度)★ | 26°30′ | |
トレール(mm)★ | 72〈73〉 | |
タイヤサイズ | 前 | 60/100-17M/C 33P〈70/90-17M/C 38P〉 |
後 | 60/100-17M/C 33P〈80/90-17M/C 44P〉 | |
ブレーキ形式 | 前 | 機械式リーディングトレーリング |
後 | 機械式リーディングトレーリング | |
懸架方式 | 前 | テレスコピック式 |
後 | スイングアーム式 | |
フレーム形式 | バックボーン式 |
〈 〉内はスーパーカブ110・60周年アニバーサリーのデータです
■道路運送車両法による型式認定申請書数値(★の項目はHonda公表諸元)
■製造事業者/本田技研工業株式会社
※1 燃料消費率は定められた試験条件のもとでの値です。使用環境(気象、渋滞など)や運転方法、車両状態(装備、仕様)や整備状態などの諸条件により異なります
※2 定地燃費値は、車速一定で走行した実測にもとづいた燃料消費率です
※3 WMTCモード値は、発進、加速、停止などを含んだ国際基準となっている走行モードで測定された排出ガス試験結果にもとづいた計算値です。走行モードのクラスは排気量と最高速度によって分類されます
※4 走行中はリターン式で、停車時のみロータリー式になるチェンジ機構です