それはコースを走るためだ。
これがミーティングのハイライト、メインイベント。公道ですることはできない怒濤の加速を味わえる。
走ったのは本コース。
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走る前に、サーキットを走る注意事項とお約束事を説明。
完全なフリー走行ではなく、先導がつく。
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先導メンバーには元GP選手である宇井陽一選手も!
なんという豪華さ。さすがヤマハ主催のミーティング。
ピットロードに整列。3クラスに別れての走行。
先導のあとについてするすると走り出した参加者たち。
最終コーナーを立ち上がるとみんなフルスロットル。
先導の方もそのへんをよく考慮していて、フルスロットルの加速とマックススピードを楽しめるように走っていた。
ヤマハさんからお借りしたVMAXに乗って取材にいった私(濱矢)も走った。楽しいぃぃ───いや、これは仕事だ……
1.5kmのストレートでは真ん中に差し掛かる前に速度リミッターが効いて、190km/hほどで固定状態になり、あとは1コーナーを待つだけだ。
いちばんやる気のあるAクラス(サーキット走行経験があって、革ツナギか革の上下を着ている人)には速度リミッターがない人もいるので、その190km/hからどんどん離れていってしまった。
くやしいので、グリップから左手を離して、ハンドルの中央付近を握って、少しでも空気抵抗をなくして最高速を伸ばそうとした。
当然可能な限り伏せ。VMAXの直進安定性は素晴らしく、まったく怖くない。矢のように進む。
先導車が1コーナー手前、かなり余裕を持って減速を始めるので追突しないようにフルブレーキング。
この時も車体は乱れることはない。
旧型と比べると怒られるかもしれないけれど、コーナーがやせ我慢してなんとかクリアするものから、楽しむものに変わった。
直線以外も面白い。公道ではフルにポテンシャルを発揮することができないので、こういう機会があるというのは素晴らしいことだ。
走り終わったら、一般道ではまずあり得ないほど溶けたタイヤを見ながら談笑。
参加者みんながとても良い表情をしていたのが印象的だった。
それがこのプラナスフルエキゾーストシステムだ。
エキゾーストパイプのカバーとサイレンサー本体の形状は純正と同じだけれどブラックに。
ロケットの噴射口のようなアルミテールエンドの排気口が偏芯しているという凝りよう。
後ろからの表情に動きが出ている。
アルミテールエンドは極限まで肉抜きされ軽量。
なんとデザインはVMAXと同じGKダイナミックスだから車体とのバランスがいい。
もちろん車検対応。それでいてしっかりパワーを向上させている。
価格は33万6000円。
詳細はサクラ工業公式サイトで。
無事ミーティングは終了。
おつかれさまでした!
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