TBS系列で毎週火曜・夜7時から放送中、ドキュメント・バラエティ番組「紳助社長のプロデュース大作戦!」の夏のビッグプロジェクトは、鈴鹿8時間耐久レースへの挑戦。番組の顔・島田紳助が先頭に立って率いることから、古くからのバイクファンにはお馴染み「チーム・シンスケ」の16年ぶりの復活となる。6月6日、東京・赤坂のTBSでその記者会見が行われた。
チーム・シンスケ復活のきっかけは、昨年ロードレースを引退した中木亮輔との出会い。彼が一度あきらめた8耐に挑戦することで、東日本大震災で被災した地元・宮城県に元気を与えたい、という思いを紳助が応援するという格好だ。
しかし紳助にも「本当に震災復興の一助となるのか? 短期間でチームを結成して参戦できるのか?」という不安が当然あった。しかし、知り合いからの資金提供、そして昔の仲間に声をかけ「できる!」と判断。8耐決勝の2ヶ月前にエントリーすることになったという。
ということで1回限定で復活となった8耐のチーム・シンスケ。
「出場するからには本気でやる、ひとつでも高い順位を!」と紳助を筆頭に意気込み満々だ。
中木は若手の第2ライダー、津田一磨とのペア(第3ライダーは鈴木慎吾)で戦うことになる。
マシンはホンダCBR1000RRで、かつてチーム・シンスケで一緒に戦ったチーフメカの喜田倫弘が製作を担当する。
一方ピットクルーは、番組で紳助社長率いる赤坂プロダクションのメンバーである陣内智則、はるな愛、波田陽区らをはじめ、紳助の思いに賛同した渡辺正行、サンドウィッチマンの伊達みきお、富澤たけしらを起用。宮城県出身の伊達と富澤はピットマンとして、決勝まで残り僅かな期間ながらメカニックの勉強にも取り組む。
もちろん紳助自身も人に号令を出すだけでなく、現場で汗をかくという。
チーム・シンスケの“顔”でもあった元レーシングライダー・千石清一は、「いろいろとややこしくなるので観客として来てもらう」と紳助は会見場で冗談ながらに語ったが、チーム代表となっている。
尚、今回の8耐参戦プロジェクトは、6月14日放送の番組で詳細が伝えられる。鈴鹿8時間耐久ロードレースの決勝は7月31日(日)だ。
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