ありそうでなかったあのマシンが第二弾登場!
ハセガワ 1/12
2001 Honda NSR250 チームテレフォニカモビスターホンダ
2001WGP250チャンピオン加藤大治郎
昨年のショーで発表された青山博一選手のRS250RWに続いて、ハセガワからの今年の目玉は、加藤大治郎選手の2001NSR250チームテレフォニカ モビスターホンダ。2001年に世界チャンピオンを獲得したあの青いマシンが1/12スケールで登場します。
とことん実車を取材してとことん細部に渡り忠実に再現し、HRCスタッフも「ここまでやるか」と感心した出来映えです。カウルはもちろん脱着可能なので、内部にも一切手抜きはありません。加藤選手のお父さんからも「ぜひ作ってください」と快諾を得て、バイク大好きな開発陣がこだわりにこだわって作り上げました。
「前作のRS250RWといい、今回のNSR250といい、こんなに素晴らしい素材が今までモデル化されていなかった奇跡に感謝です(笑)。普通はモデル化するには多少なりともデフォルメをするのですが、今回は一切なしの完全な1/12スケール、弊社のバイク好きがとことんこだわった渾身の作品です。レーサーが続きましたが、レーサー専門でシリーズ化していくというわけではなく、幅広く手掛けていきたいですね。今後にご期待下さい!」と箱絵などを担当したデザイン部の古賀さん(写真は「かんべんしてください」とのことで、パッケージ写真に手だけ出演していただきました)。
そりゃもう、今後大いに期待しております!!
- 1/12バイクシリーズ 2001 Honda NSR250 “チームテレフォニカ モビスターホンダ” 2001 WGP250チャンピオン 加藤大治郎 2011年10月発売予定 予価3,990円
アオシマは怒濤の攻勢!
銀テラとカスタムパーツを追加したヤマハの名車に
人気ハーレー系雑誌とのコラボ
そして、1800円のお手頃完成車も
春のホビーショーで話題をさらったあの88NSR250R SP(1/12バイク No.100 Honda ‘88NSR250R SP 3,780円)に続き、ブレーキディスクやラジエターカバーなどのエッチングパーツセット(1/12バイクNo.100用 エッチングパーツセット 1,260円)も同時に発売され、さらに12月には銀テラこと‘89年モデルも追加されます。
他にも従来作のVmax、マジェスティC、SR400Sにカスタムパーツを新たに加えた1/12ネイキッドバイクシリーズが復活。もちろんノーマルで組むことも可能なのでお好みでどうぞ。車種により付属するパーツは異なります下の写真はノーマル状態で価格は各2,940円です。
かつてサンダーバードシリーズで一世を風靡したイマイ。残念ながら廃業してしまいましたが、その金型を受け継いだのがアオシマのアメリカンバイクシリーズ。
どこのどのバイクというのではなく、あくまでもカスタムアメリカンバイクですのでお間違いないように(大人の事情で)。
目玉は人気バイク雑誌バイブスとのコラボで、セクスィ〜なバイブスFOXカード(カードといっても定期券サイズではなく、マウスパッドくらいの結構な大きさ。)付いてます。
好評発売中のNo.85スプリンガー、No.86ブラックローライダー(写真右)に新製品のNo.88サンダーチョッパー、No.87ワイルドチョッパーが加わり各2,940円。カードも当然違うものが入っています(何種類かバリエーションがあるようです)。
それから、お詫びです。アオシマさんとこのブースで撮った写真は、ごらんのようにほとんどがピンぼけ……設定が間違っていたようです。ごめんなさい。きりっとした写真はアオシマさんのwedサイトでぜひ。
DUCATI Desmosedici RR、Honda CBR1000R、DUCATI Hyper Motard、BMW F650GS、BMW K1200S、BMW K1300R、DUCATI StreetFigterという欧州色ぷんぷんの完成品軍団。
これは外国製品で、アオシマが取り扱う商品であります。
それほど細部までこだわったつくりではないのですが、意外と丈夫でちょこっと落としたくらいでは壊れないトイ感覚で遊べます。
これでなんと1,800円。誰も文句はいいません。ちょっとしたプレゼントにも手頃じゃないですか?
スーパーバイクのフジミからも新作が
昨年の静岡ホビーショーでヨシムラ・スズキGSX-R750 1986年 TT-F1仕様を発表したフジミは、さらに茨の道(?)を爆走中! スズキファンに続いてヤマハファンに朗報な嬉しい2機種を完全新規金型で発表してくれました。さらにVFR800Pや昨年の8耐マシンもあります。
- 1985年の鈴鹿8耐仕様のYAMAHA FZR750 TECH21と1987年鈴鹿8耐仕様のYAMAHA YZF750チーム・ラッキーストライク・ロバーツを完全新規金型で発売予定。
世界のタミヤからは超々弩級のものすごいやつと、
えっ!? なにっ?! と驚くあまーいヤツ。
そして、当時の高校生を熱狂させた赤いマシンも再登場!
1/350 日本戦艦大和
たいへんおまたせいたしました。トリはやっぱり世界のタミヤ。今回のショーの最大の目玉は……世界最高水準との呼び声も高いP-51ムスタングに続き、新たに発掘された考証を元に世界のタミヤの最新技術を全てつぎ込んだ、まさに究極と言っても過言ではない1/350スケールの戦艦大和。すでに発売している1/350大和ベースではなく、すべて完全新規金型で新登場します。
ちなみにタミヤのプラモ第一作は1960年の戦艦大和でしたが、これがとある理由で売れなかった……(その理由は「田宮模型の仕事」などで調べて下さい。勉強になりますから)
あれから51年目、歴代5代目となるヤマト発進! じゃなくて戦艦大和が完成! バイクプラモの開発でおなじみ、RC166のエンジン内部のバルブの穴まで再現した超こだわり開発者の海野さんのお仕事だけにそのこだわり方も半端ではありません。ああ、めまいがっ、めまいがします。
どこがどんだけすごいのか、どこもかしこもすごすぎて、すごいとしか言いようありません。解る人には解る、解らない人にも、たぶん伝わるその凄さ。まあ「興味のない人には、なにを興奮しとるんだ?」と全く意味不明でしょうけど。
- 大和といえば誰でも知っている(と思いたい)戦艦搭載砲では世界最大の46サンチ砲。なんと砲塔の内部と基部まで作り込まれて……こんなの見たことない。これすごすぎ。
- RC166の別売チェーンにも驚きましたが、ここの大和でもまた海野ワールド炸裂。写真左は別売のエッチングパーツの手すり。これを写真右のようにひとつひとつピンバイスで穴を開け瞬間接着剤で800本植えたら穴に0.1mmの真鍮線を2本通す……すごすぎて……あきれかえる……
さらに業界を震撼させる奥様、お嬢様を夢中にさせる最終兵器が
究極の大和に全く興味のない奥様やお嬢様のハートをどん掴みしそうな、とんでもない新製品がもうひとつ。これは最近人気が高まっているスイーツデコレーションを作るための素材を新発売。
スイーツデコレーション? これは左の写真のように粘土などを使って本物そっくりのお菓子を作るホビー。基本はプラモと同じなので、クオリティの高いタミヤの塗料などが使われていたそうです。
しかし、フラットブラウンだのウエザリングマスターだの情景テクスチャーペイントといわれても一般の奥様、お嬢様には馴染みがなく、常連がごろごろたむろする模型屋さんにも入りにくいんじゃない? というわけで、生地となる「タミヤ軽量粘土 生地作の達人」、着色する「デコレーションカラー」、焼き色を付ける「焼き色の達人」、シュガーを表現する「トッピングの達人」、ホイップを表現する「ホイップの達人(チョコレート)(ミルク)(いちご)(カスタード)」などをパッケージもネーミングもかわいらしくわかりやすく一新してラインアップしたということです。
前記したように、デコレーションカラーはタミヤカラーのパッケージを変更、焼き色の達人は汚し塗装をするためのウエザリングマスター、トッピングの達人は雪を表現する情景テクスチャーペイントなど今まで培った技術の応用(さすがに、プラモには無縁のホイップだけは新規に開発したとのこと)です、まさに発想の転換。
ということはプラモで培った技術も発揮できる訳で、「パパ、名パティシエみたい、かっこいいー」「まあ、素敵、あなた見直したわ。今晩久しぶりにあなた色に焦がして……うふっ♡」と奥様、お嬢様にいいところを見せる絶好の機会ですぞ!
最後になってしまいましたが、海野さんが大和造船所に一生懸命だったのでバイクの新製品はおあずけ?
でもゼロハン少年を夢中にさせたMB-5のビッグスケール1/6と、ヤマハRRファンのフラッグシップ1/12FZR750R(OW01)が新デカール付で。懐かしの1/12RG250ΓとCB1100Rの4アイテムがスポット生産で復活します。
あっ! すっかり忘れていましたがタミヤからバイクの新製品ちゃんと出ていました。1/35ミリタリーミニチュアシリーズからイギリス軍用オートバイBSA M20 MPセット(1,155円)です。
1/6や1/12に比べればかなり小さいですが、そこは世界のタミヤ。手抜かりはございませんので英国車好きのジェントルマンは要チェック!
それでは、来年の春、静岡でまたお会いしましょう!