去年から静岡県・大仁警察署主催により開催されている
「伊豆スカイライン・ライダー事故ゼロ作戦」
11月某日、伊豆サイクルスポーツセンターにて第五弾が行われた
この「事故ゼロ作戦」主旨というのは
伊豆スカイラインの二輪通行禁止の危機にも関係するのだが
事故のない楽しいbikeライフを送ってもらいたい、
という本当にありきたりな事が根底にあるのだ
そりゃ誰だって事故は起こしたくないし巻き込まれたくない
当人の痛みはおろか
家族や周りの人たちへの迷惑も考えれば当然のことなのだが
ひとたびbikeに跨れば自分だけのルール、みたいな出来心が
ついつい芽生えるのも否めない(笑)
しかし
公道は老若男女、犬も歩けば猫も飛び出す
伊豆スカなんて鹿も飛び出る、うずらも横切る
軽快にアクセル開けてそんなもんに出くわしたら
止まれる自信はあり?(あたしゃないね)
心臓飛び出しのパニックブレーキのなか
あるいは体当たりするのもヨシだが
むきだしの体を守るのは革のツナギでもなし
頑丈なプロテクターで命まで守れるか?ってね
スピードの慣れってのは恐ろしいもんで
Bikeに乗り始めたおっかなびっくりの頃に比べりゃ
今はなんと大胆にアクセルを開けることができているか!!
あのころはそれでも楽しかった
遅くたって楽しかった
花村萬月の「旅を」って本さながらに。
伊豆スカイラインの二輪規制
夏はこの危機を知ってもらうためにビラ配りもした
いろんな人達の協力を得てとりあえずの緊急事態は免れたようだが
bikeだけが排除されてしまった過去は取り戻せない
まだ危機は影を潜めている
反論する前に我らの走る道を守ろう
bikeが締め出される前にライダー自身が襟を正そう
伊豆スカイラインだけじゃない
Bikeって素晴らしい乗り物なのだから。
今回で第五回を迎えたゼロ作戦
普段は絶対会いたくない白バイや警察官に囲まれて
イベント内容はどっきどっきのグレードUp!
受付でゼッケン渡されて…
イベントスケジュールを見れば
★県警交通機動隊員による安全運転技能講習
:スラローム
:3キロコース走行体験講習
…すらろぉむ?
ひゃぁ〜〜!!限定解除の特訓以来のスラロームじゃん!!
おまけにFでそんな危険な行為やったことないし〜〜(爆)
パイロンに突っ込んで蒼薔薇コカしたらど〜〜すんのよぉ!!
ま〜交通課長さんから強制参加のお達しじゃ覚悟するしかないか(笑)
まずは白バイ先導でコース走行
街中でこんな状況見つけたら間違いなくびびるね(笑)
山の中に作られた峠みちのようなコース(サーキットのようなコースではない)で
実際に伊豆スカイラインで起きた事故の原因となった道路状況の体験走行なのだ
たとえば折れた木が走行上に落ちていたり
鹿が出てきたり(笑)
観光客がブラインドコーナーの先で写真撮影していたり
危険回避の体験ってとこかな
そして恐怖のスラローム…
彼らの豪腕を見たらますます意気消沈
ドキドキしながら無事通過(笑)
突っ込まなくてよかったよぉ〜
直線スラロームの後はスネークスラロームだってさ〜〜
いろは坂みたいにくねくねショートコース
目線はいいけどやっぱり大股開きの癖は直ってないや
(限定解除の訓練んとき散々竹刀で太もも叩かれたんだけどなぁ)
今更だけどさ、基本って大事よね〜
そんな訓練のまっ最中!
どんどん調子の悪くなる蒼薔薇号
エンジンから異音がしてきたと思ったら
クラッチ切れなくなってきて
な〜んとオーバーヒートしちゃったぜぃ!
それもF二台だけ(爆)
さすが空冷、時代を感じさせるねぇ〜〜
だからFで渋滞はハマりたくないのよ!!
お山の仲間とオーバーヒートで万歳!!!!
ぎゃははは〜〜
左端は神奈川の「道志みち」のマナーUP運動発起人ふくちゃん
「道志みち」もなにやらbike乗りが追い出されようとしているらしく…
こういった排除という安易な切り捨ては確実に広がりつつある(奥多摩もそうだ)
すべてのbike乗りの危機に扮すると言っても過言ではない状況
これを守るのはbike乗りしかいないよね
やり方は人それぞれ、考え方もいろいろあるだろうけど
走る場所がなくなったら困る。
ただそれだけだよ(笑)
[第4回|第5回|第6回]
[バックナンバー目次へ]