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そんなある日のこと、唐突にマウスとポインタの動きが正反対(鏡合わせ)になってしまいました。マウスを右に動かせばポインタは左、上だと下に、クリックも指先ではなく手の甲でするようになってしまいました。わけもわからず、しばらく悪戦苦闘しながら使っていましたが、手元をよーく見ればマウスを上下逆に持っていました。有線マウスならばまず起こらない超凡ミス。世の中便利になると意外なところに落とし穴があったりするものです。 |
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これじゃ、逆さに持ってもわかりません。よね? | ||
落とし穴といえば、お店の前をよく通るのになぜかスルーしてしまう立喰・ソもいわば落とし穴です。何の落とし穴なのかは銘々が冥々と感じればよいとして、問題は高いとか、まずいとか、鰻そばか鶏そばしかないとか、店員が○○だとかそういうことではなく、むしろ逆のすばらしい立喰・ソだったりします。 |
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T波屋のちくわ天そばはかき揚げと同じ350円。なのに食べるのはちくわばかり。前世は獅子丸でしょうか?(2002年2月撮影) | かき揚げそば。350円。感動のあまり、いつものようにピンぼけです。変わったのはどんぶりだけ?(2015年5月撮影) | |
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この右隣がT波屋になります。(2005年11月撮影) | 桜たぬきそば。おしゃれでおいしそうです。(2005年11月撮影) |
●立喰・ソNEWS 2015 |
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「たごのうら うちでてみれば しろたえの ころもほすてふ あまのかぐやま」誰がいつ読んだかは覚えていません。調べてみたらなんと後半は「ふじのたかねに ゆきはふりつつ」でした。「はるすぎて なつきにけらし しろたえの ころもほすてふ あまのかぐやま」と混じっていました。どちらもしろたえ(白妙)系ですし、百もあれば混ざってもしょうがない。といいますかこれ以外は知らないですけど……そういえば「る〜ぅる むようのあくとうに せいぎのぱんちをぶちかませ ごーごーれっつごー かがやくましん〜」と、タイガーマスクが仮面ライダーになっていることもよくありましたから。 |
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ではなく、田子の浦です。全ソ連唯一の会員ABくんは、自分の支持者にしか通用しない隠語を当たり前のように使い、支持者以外(地球上の2人位を除く全員)を困惑させます。先日も「I由の季節限定キャベツ天は、ボリュームがあって安くておいしい。が、油断すると田子の浦になるやも」と至急報が届きました。田子の浦? その前にキャベツ天について解説しないと話が進みません。36分割(くらいだと思う)されたキャベツにたっぷりコロモで揚げたキャベツの天ぷら、珍しいです。持ち上げるとおつゆを吸ったコロモは重くなります。キャベツはアコーディオンのように開きます。すると重さに耐えきれなくなったコロモがはらはらと落ちます。先ほどまでキャベツの天ぷらだった物体が、コロモと蒸しキャベツに分離してしまうのです。もう、なにがなんだかわかりません。 |
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おなじみ、私が愛して止まないI由です。季節限定の春キャベツの天ぷら。これで50円。赤いのは紅しょうが天の半分。これも50円。200+50+50=わずか300円で田子の浦へレッツゴー! しかもネギは入れ放題です。実はおつゆがたっぷり入っていて、ちょっとやそっとじゃ田子の浦にはならないので、ご安心を。ああ悦楽、なんという幸せ♥(2015年3月撮影) | ||
このどんぶり上で繰り広げられる惨状を「田子の浦」と表現したのだそうです。長々と説明しましたがわかりやすいのは、入れ放題の揚げ玉を調子に乗ってどばどばと投入して得体の知れない食べ物になってしまった、あの状態と言えばわかりやすいでしょうか。今の田子の浦からは想像も出来ない、怪獣が出てきそうな変な色に染まった時代の田子の浦を知っている世代なら「ああ、なるへそ」と妙に納得していただけるやもしれません。 |
バ☆ソ
日本全国立ち喰いそば全店制覇を目論む立ち喰いそば人。現在800店以上のデータを収集したものの、ただ行って食べるだけで、たいして役に立たない。立ち喰いそば屋経営を目論むも、先立つものも腕も知識も人望もなく断念。で、立ち喰いそば屋を経営ではなく、立ち喰いそば屋そのものになろうとしたが「妖怪・立ち喰いそば屋人間」になってしまうので泣く泣く断念。世間的には3本くらいネジがたりない人と評価されている。一番の心配事はそばアレルギーになったらどうしよう……。