2015年5月13日 

■ビー・エム・ダブリューが新時代の“RS”「BMW R 1200 RS」を6月5日より発売

 ビー・エム・ダブリューは、スポーツとツーリングの両面を兼ね備えた新型モデル「BMW R 1200 RS」を、全国のBMW Motorrad正規ディーラーで6月5日より販売を開始すると発表した。

 この「RS モデル」の称号を与えられた「R 1200 RS」は、BMW Motorrad が誇る完成度の高いオールラウンド・タイプのモデルで、まさに新時代の“RS”といえるモデル。スポーティでダイナミックなデザインと共に、ツーリングとスポーツの2つの相異なる性格を一台のモデルに融合させた伝統の“RS”の個性を備えている。ダイナミックな形状のハーフフェアリング、低く抑えられたフロントエンド、跳ね上げられたテールセクション等の特徴により、長くすらりとした「V型シェイプ」を作り出しているという。

 搭載されるボクサー・エンジンは、空水冷式水平対向2気筒、排気量1,169ccから最高出力92kW(125ps)/7,750rpmのパワーと、最大125Nm/6,500rpmのトルクを発生。排気ガスは2-in-1タイプのエグゾースト・システムを通り、ダイナミックに角度が付けられたリヤ・サイレンサーから排出される。

 最新のBMWモデルらしく、「ライディングモードPRO」を標準装備、合計4種類の走行モードを選択可能だ。ABS、リーンアングル・センサー付のDTC(ダイナミック・トラクション・コントロール)を採用。ギアシフト・アシスタントProも標準装備。

 フレームは鋼管製ブリッジ・フレームで、エンジンをダイレクトにマウント。足回りは一般的な倒立式テレスコピック・フォークを前輪に、後輪はEVOパラレバー・サスペンションを採用。さらにあらゆる状況で最適の運動性能を実現する最新世代のダイナミックESA(電子調整式サスペンション)を組み合わせている。

 メーカー希望小売価格は、ベーシックなルピン・ブルー・メタリックが1,890,000円、グラニット・グレー・メタリック・マットは、40,000円アップ。

●BMW R 1200 RS の主な特徴

・伝統的な水平対向ボクサー・ツイン・エンジン:最高出力92kW(125ps)/7,750rpm、最大トルク125Nm/6,500rpmを発揮。
・ダイナミックで迫力あるロードスター・デザイン。
・ねじれ剛性を高めた鋼管製ブリッジ・フレームとダイレクトに接続されたエンジン。
・フロント倒立テレスコピック・フォーク、リアEVOパラレバーによる伝統的なサスペンション・システム。
・新設計された五角形デザインのエキゾースト・システム。
・「レイン」および「ロード」の走行モードに加え、「ダイナミック」、「ユーザー」の 2つのモードを追加した「ライディングモードPro」を標準装備。
・ABS、リーン・アングル・センサー付きDTC(ダイナミック・トラクション・コントロール)の採用により、優れた走行安全性を実現。
・クラッチ操作なしに瞬時にシフトアップ/シフトダウンができるギアシフト・アシスタントProを標準装備。
・あらゆる状況で最適な走行特性を実現する最新世代のダイナミックESA(電子調整式サスペンション)を標準装備。
・4ピストン式ラジアル・マウント・キャリパーとABSを備えた高性能ブレーキ・システム。
・軽量な10本スポークのキャスト・ホイール。
・豊富な情報を提供する高性能のマルチ・ファンクション・メーターパネル。
・グリップヒーター、LEDターンインジケーターを標準装備。

■BMW Motorrad http://www.bmw-motorrad.jp/