2015年2月4日 

■トライアンフ モーターサイクルズ ジャパンがBonnevilleの限定車を発売

 トライアンフ モーターサイクルズ ジャパンは、Bonnevilleの限定モデルとして「Bonneville Newchurch(ニューチャーチ)」と「Bonneville Spirit(スピリット)」を全国のトライアンフ正規販売店にて、3月7日より発売開始すると発表した。

 オーストリアの山あいにある小さな町、Neukirchen(ノイキルフェン) では、毎年トライアンフファンのためのイベント“TRIDAYS(トライデイズ゙)”が開催されている。今やこのTRIDAYSはトライアンフファンにとっての聖地詣でのような意味を持つほどになっており、雄大な山岳道路の走りを楽しみ、会場でのさまざまなイベント、友との再会、また、オーナー達が自慢のカスタム車を見せ合う場ともなっているという。そのTRIDAYSを記念したモデルとして「Newchurch」が誕生したという。

「Newchurch」の車名は、まさにこのTRIDAYSの会場であるNeukirchen(新しい教会の意味)に由来して命名されており、ボンネビルをベースに、ブラックを基調としたカラーリングで、20台限定のモデルとして開発された。前後フェンダー、ヘッドライト、ハンドルバー、ミラー、リアサスペンションなどがブラック塗装で、全体的にシックで落ち着いたデザインとなっている。カラーは2色で、クランベリーレッド×ピュアホワイト、サファイヤブルー×ピュアホワイト、各10台ずつが発売される。スペックはボンネビルと同一。希望小売価格は1,020,600円 (税込)。

「Bonneville Newchurch(ニューチャーチ)」。

 またもう一台、Bonnevilleをベースとした限定車が発売される。1959年にBonnevilleが登場して以来、多くのライダーたちはカスタムを施すことで自分だけのボンネビルを作り続けてきた。それはスピードレコードを突破するためのカスタムであったり、カフェレーサーであったり、現代風のスペシャルカスタムなど、さまざまなカスタム文化を創ってきた。そのボンネビルに流れるカスタム精神(SPIRIT)を讃えて、「Bonneville Spirit」が誕生したという。

 Bonneville Spiritは、T100をベースとし、1950年代のボンネビルのクールなイメージを融合したコンセプトで作られたモデルだ。こちらは33台の限定モデルで、カラーはスピリットブルー×ニューイングランドホワイトの1色設定。ハンドルバー、ミラー、エンジンカバー、ホイール・リム、ハブといった多くの部品がブラックで統一され、T100の象徴であるピーシューターマフラーは、Bonnevilleのものとなり、コンパクトなブラック・ヘッドライトはScrambler、リアフェンダーはThruxtonのものが使われており、外観を新鮮なカスタムメイクとしている。スペックに関してはボンネビルT100と変わらず。希望小売価格は1,242,000円 (税込)。問い合わせは全国のトライアンフ正規販売店へ。

「Bonneville Spirit(スピリット)」。

■トライアンフコール(TEL03-6809-5233 http://www.triumphmotorcycles.jp/