待望の初開催! Vストロームミーティング2014

Vストロームオーナーには待望の第1回目となる『Vストロームミーティング2014』が、11月16日、スズキ株式会社本社 お客様駐車場の特設会場で開催された。全国から集結したVストロームはおよそ340台、初回からこの台数に主催のスズキ二輪さんも感激のビックリで、楽しいゲストのトークと多彩な演出も交え、秋の一日は大盛況となった。

●レポート&写真:高橋絵里
●協力 SUZUKI http://www.suzuki.co.jp/

 スズキ本社前に伸びるストレート 通称『Vストロームロード』から続々とVストロームライダーが到着して、屋根付きのイベント専用駐輪スペースは一杯になった。オープニングの時間を迎え、その数は軽く300台を越えた。こんなに多くのVストロームが一堂に並ぶ光景を目にするのはもちろん誰もが初めてだ。

 
 会場入口で受付とアンケート記入を終えると、そこには様々なVストロームワールドが広がっていた。まずは車両展示コーナー。Vストローム650ABS、1000ABS、650XT ABSの3モデルには跨ることもできる。さらにはVストローム1000ABS純正用品装着モデル、ヨシムラSlip-on Hepta ForceサイクロンEXPORT SPEC装着モデルが並び、協賛出展の株式会社トーヨー産業ブースではSW-MOTECHのキャリアとアルミケースの装着モデルも展示されて、これらの実物を存分に見たり触ったりできる。

 車両展示の隣りでは、Vストロームオーナー対象に1人ずつスナップ撮影もおこなわれた。Vストロームの魅力や自己アピールをメッセージボードに書いて笑顔と一緒にハイチーズ! スズキwebサイトでアップされるとのことだ。Vストロームのカットモデルを展示したブースもあり、みんな目を皿のようにして興味深く見入っている。開発を手がけた森下チーフエンジニアが、質問の対応に追われていた。

以下写真をクリックすると大きくなったり、違う写真が見られるものもあります。

Vストロームオーナー限定、自己アピールを書いたメッセージボードを持ってスナップ撮影

ズラリ並んだVストロームは300台を越えて圧巻そのもの
Vストロームオーナー限定、自己アピールを書いたメッセージボードを持ってスナップ撮影。 ズラリ並んだVストロームは300台を越えて圧巻そのもの。

展示車両コーナー。これから購入を検討している人も多数いて3モデルを熱心に比較。ファミリーで楽しむ姿も多かった

展示車両コーナー。これから購入を検討している人も多数いて3モデルを熱心に比較。ファミリーで楽しむ姿も多かった
展示車両コーナー。これから購入を検討している人も多数いて3モデルを熱心に比較。ファミリーで楽しむ姿も多かった

カットモデル展示ブースでは、森下チーフエンジニアの解説を聞くこともできた

SW-MOTECHのキャイアやアルミケースを取り扱う株式会社トーヨー産業の出展ブース
カットモデル展示ブースでは、森下チーフエンジニアの解説を聞くこともできた。 SW-MOTECHのキャリアやアルミケースを取り扱う株式会社トーヨー産業の出展ブース。

 オープニングで株式会社スズキ二輪の濱本社長による開会宣言がおこなわれ、ステージプログラムがスタートした。この日のゲストは冒険家の賀曽利隆さんと二輪ジャーナリストのノア・セレンさん。もちろん2人ともVストロームライダーで、賀曽利さんはVストローム1000ABS、ノアさんは同650ABSでこの日の会場に駆けつけた。

 最初のプログラムは『Vストロークで行こう! 賀曽利隆トークショー』。今年7月からVストロームで国内旅を続けている賀曽利さん、走行距離はすでに1万5000kmを突破してますます絶好調とのこと、その旅の様子を大型ディスプレイのスライドショーで解説しながら、Vストロームの魅力について熱く語った。「Vストロームは長距離がラクで、もっと遠くへ走りたくなるバイク。この間も福島県の白河へ行ったとき、突然ムショーに青森まで行きたくなって、本当に行ってしまいました」といった賀曽利さんらしい話題も満載、さらに「僕はバイクに乗っているから元気なんです。それがバイクのチカラ!」と健康と元気の秘密はバイクにあると断言した。

 続いておこなわれた『ノア・セレン×スズキ開発陣 Vストロームトークショー』では、Vストロームの開発を手がけた二輪商品企画部チーフエンジニアの森下隆義氏と寺本雅規氏の両氏が、3モデルの開発へのこだわりを披露。650オーナーのノアさんも乗りやすさと完成度の高さを絶賛し、昨年のスペイン試乗会では1000のプレミアム感も存分に味わったとのこと。会場からは質問も続々出て熱気あふれるトークショーとなった。


開会宣言をするスズキ二輪の濱本社長。当日もみずから会場を走り回って運営を支えた

MCを務めた浜崎美保ちゃん。Pit-FMやTOKYO FMでも活躍中の人気パーソナリティだ
開会宣言をするスズキ二輪の濱本社長。当日もみずから会場を走り回って運営を支えた。 MCを務めた浜崎美保ちゃん。Pit-FMやTOKYO FMでも活躍中の人気パーソナリティだ。

賀曽利隆さん<br />

賀曽利隆さん<br />
賀曽利隆さんはVストローム1000ABSで会場入り。トークショーでは、Vストロームでの旅の醍醐味を語り、オススメの初日の出ポイントなども伝授。

ノア・セレンさん

ノア・セレンさんとスズキ開発陣によるVストロームトークショー。各モデルの開発のこだわりや会場の皆さんからの質問タイムなど終始熱いトークが繰り広げられた
お馴染みノア・セレンさんもトークショーやじゃんけん大会で大活躍。 ノア・セレンさんとスズキ開発陣によるVストロームトークショー。各モデルの開発のこだわりや会場の皆さんからの質問タイムなど終始熱いトークが繰り広げられた。

 おしるこやコーヒーの無料サービスもあり、賑やかながらもイベントをゆったり楽しむ雰囲気の中、ステージ上では『遠くからきたで賞』が決定。日本のほぼ真ん中となる浜松が会場だけに、東日本は茨城県から、西日本は広島県からのライダーを地理に詳しい賀曽利さんが判定、記念品を贈呈した。

 そして次はいよいよスズキグッズ獲得をかけたじゃんけん大会へ。協賛メディアの年間雑誌購読賞を始め、ケビン・シュワンツのサイン入りキャップ、スペイン試乗会で限定配布されたオリジナルバッグやジャケットといった激レアグッズも続々と登場して、もちろん『最初はグー』ではなく『最初はV!』から始まるじゃんけんの連続、勝ち抜いた人に大拍手など、会場はみごとな一体感に包まれた。

 最後に全員で集合記念写真を撮り、「また来年! 第2回で会いましょう!」とエンディングを迎えたVストロームミーティング。この日を共に楽しんだVストロームライダーとVストロームファンは、来年はさらに多くの仲間を誘って参加するだろう。
 魅力あふれるビッグイベントが、またひとつ誕生した。


「最初はV!」からのじゃんけん大会は会場全体が完璧な盛り上がり。非売品のオリジナルバッグやジャケットなど次々出てくる豪華賞品にも大興奮

SNS仲間の間では待望のオフ会となった今回のミーティング。Mixiグループが賀曽利さんと記念撮影
「最初はV!」からのじゃんけん大会は会場全体が完璧な盛り上がり。非売品のオリジナルバッグやジャケットなど次々出てくる豪華賞品にも大興奮。 SNS仲間の間では待望のオフ会となった今回のミーティング。Mixiグループが賀曽利さんと記念撮影。

スズキブースではおしることコーヒーの無料サービスが好評

イベント終了後、帰路につくライダー達を濱本社長始めスズキスタッフが手を振って見送った
スズキブースではおしることコーヒーの無料サービスが好評。限定120枚のオリジナル記念Tシャツ販売は、午前中に完売する人気。

イベント終了後、帰路につくライダー達を濱本社長始めスズキスタッフが手を振って見送った。

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