2014年11月4日
■MT-09のバリエーションモデル 「MT-09 TRACER」を来年3月から欧州で発売
ヤマハ発動機は、850ccの直列3気筒エンジンを搭載するスポーツモデル、MT-09をベースに開発したバリエーションモデル「MT-09 TRACER」を来年の3月上旬より、欧州市場で発売すると発表した。
このMT-09 TRACERは、“クロスプレーンコンセプト”により開発された直列3気筒エンジンによる“意のままに”に扱える走行性能で人気の現行MT-09をベースモデルとし、“Sport Mulrti Tool Bike”のコンセプトのもと、市街地走行からツーリング用途まで、多彩なシーンでスポーティかつ快適な走行が楽しめる“スポーツマルチモデル”として開発された。
主な特徴としては、1)ツーリングを支援する“TCS”(トラクションコントロールシステム)、2)レイヤー構造を取り入れたカウルやハンドルカバー等による走破性、快適性、積載性を強調したスタイル、3)ライダーの好みにより調整可能なハンドル、シート、フロントスクリーン、4)視認性の高い多機能メーターパネル、5)フルLEDヘッドライトなど。
ちなみに欧州市場でのメーカー希望小売価格は、9,499ユーロ、販売計画台数は発売から1年間、EU圏内で5,500台を計画している。