2014年4月23日
■スポーティなスタイルに扱いやすい150ccエンジンを搭載
ベスパブランドのニューモデル、GTS 150 Superを5月より発売開始
ピアッジオグループジャパンは、Vespaのニューモデル「GTS 150 Super」を、5月中旬より発売開始する。このモデルは、GTSシリーズらしいスポーティかつ迫力あるスタイリングと、150ccモデルならではの扱いやすさ、優れた快適性と安全性を高レベルでバランスさせたモデルで、メーカー希望小売り価格51万3千円(税込)で発売する。
昨年発表したプレミアムスクーターVespa 946と、今春発売を開始したVespa Primaveraに続く新モデルのGTS 150 Superは、「男女を問わず活発で自信に溢れるライダーに、Vespaブランドのプレミアム性を訴求するモデル」としている。また、発売に合わせ、店頭フェアを5月23日(金)から6月8日(日)に全国のベスパ正規販売店にて開催する。
GTS 150 Superのカラーは3色。「モンテホワイト」 | 最新ベスパのコクピット。 |
GTS 150 Super。「ドラゴンレッド」 | GTS 150 Super。「チタングレー」 |
GTS 150 Superは、Vespa各モデルに共通する独特なスチールモノコックボディながら、よりスポーティなボディラインを採用。軽快なスタイルを実現している。ステアリングに装備された丸型ヘッドライトは、Vespa946を彷彿させるイメージにデザイン。Vespa独特の台形デザインのダッシュボードも、アナログスピードメーター、デジタル時計、燃料ゲージに加え、イモビライザーLEDが装備されている。フロントフェンダーの「S」、およびリアフェンダー左右の「Super」のデカールにより他モデルとの違いを強調し、右リアフェンダーには、Vespaのクラシックレーサーを彷彿とさせるグリッドを装備している。白いパイピングが施されたサドルは、ライダーに快適なライディングポジションを提供。Vespaモデル中最大のシート下コンパートメントには、ヘルメットや手回り品を収納できる高い実用性も備えている。
エンジンは、イタリア・ポンテデーラ工場で設計された4ストローク単気筒3バルブOHC空冷エンジンを搭載。電子制御式燃料噴射装置を採用しパワーと燃費をバランス。最新世代のVespaモデルのために開発された空冷システムは、より性能を向上させること、そして機械ノイズと振動を大幅に軽減することを目指したという。静かで始動性のよいワンウェイクラッチ付フリーホイールを使用した電気式セルフスターターを採用。電子制御乾式クラッチによる低速走行時の燃費向上への貢献と共に、Vespaのために設計された新型CVTが、変速時にエンジン回転および変速スピードを制御して、燃費の向上を実現するとともに、4ストロークエンジンらしい走り出し、加速時の快適性を向上させている。燃費性能は50km/h走行時でリッターあたり64km。
Vespaモデル最大の12インチホイールには、フロントφ220mmのディスクブレーキを装着。サイドスタンドには安全装置が設けられ、スタンド使用時のエンジンの誤始動を防いでいる。フロントサスペンションは伝統の片持ち式で、コイルスプリングと油圧式伸縮抑制ショックアブソーバーを装備。また、リアはプリロード4段階調整式デュアルアクションツインショックアブソーバーを装備している。
●ピアッジオコール TEL050-3786-2635
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