CBR250R<ABS> Spesial Edition 576,720円(5月20日発売)
★ホンダ CBR250R<ABS> Special Edition 車両解説
モデルチェンジが行われ外観一新のCBR250Rにスペシャルエディションが登場
CBR250Rが国内で販売開始されたのは2010年10月。タイで生産していた本格的な250ロードスポーツ「CBR250R」を、日本国内でも発売することに決定。発売以降の人気沸騰ぶりはご存じの通り。
その後のトピックといえば、2012年11月に“Repsol Honda Team”カラーのSpecial Edition(600台の限定販売)と、もう一車種“MORIWAKI”をイメージしたSpecial Edition(こちらは受注期間限定だった)を発売している。そして、2013年2月、販売もそろそろ一段落かという時期に、ホンダのスポーツモデルの定番スペシャルといえる“無限スペシャル”を発売。CBR250Rのスペシャルエディション第3弾だった。“アステロイドブラックメタリック”カラーのCBR250Rをベースに、オリジナルエンブレムを配した無限スリップオンマフラーをはじめ、ミッドカウルには「無限MUGEN」ステッカー、カウルサイドにはレッドカラーのストライプ、そしてレッドカラーのフロント&ピリオンシートを装備。
そして2014年4月、CBR250Rシリーズは、フレームと足回りの基本こそ変わらないものの、二眼タイプとなったヘッドライトを採用するフロントカウルをはじめ、ミドルカウル、テールカウル、サイドカーとすべての外装デザインを一新するモデルチェンジが行われた。燃料タンクとスクリーン形状も変更。エンジン回りでも、吸気系やバルブタイミングを変更することで出力アップと、燃費性能の向上が図られ、ほぼフルモデルチェンジといえる変身を遂げることになった。
このCBR250Rシリーズのモデルチェンジに合わせてスペシャルエディションが発売される。発売日は5月20日と、若干ずれるが、従来のCBR250Rの最初のスペシャルエディション同様“Repsol Honda Team”のカラーリングがほどこされたモデルだ。
★Honda プレスリリースより (2014年4月18日)
外観を一新し各部の熟成を図った「CBR250R」と
レーシングイメージの「CBR250R<ABS> Special Edition」を発売
Hondaは、250ccのロードスポーツモデル「CBR250R」の外観を一新するとともに、エンジンの最高出力を高め、4月24日(木)に発売します。また、MotoGPで活躍している“Repsol Honda Team”のカラーリングを施した「CBR250R<ABS> Special Edition」※1を5月20日(火)に発売します。
CBR250Rのスタイリングは、二眼タイプのヘッドライトを採用し、よりスポーティーなフロントフェイスとしています。また、フロントカウル、ミドルカウル、テールカウル、サイドカバーのデザインを一新。さらに、燃料タンクとスクリーンの形状を変更することで、精悍なイメージを高めています。このほか、シートとサイドカバーをスリムな形状として、足着き性の向上を図っています。
エンジンは、吸気系のインレットダクトとコネクティングチューブの形状と、バルブタイミングを変更することによって、低・中速域のトルクをキープしたまま、最高出力を従来モデル比で1kW高い22kWを実現しています。なお、60km/h定地走行テスト値では、従来モデルに比べ、0.9km/L高い50.1km/Lの良好な燃費性能も実現しています。新形状のステンレス製マフラーは、上質感とスポーティー感を高め、スタイリッシュな外観にも寄与しています。
車体色は、CBR250RはABSタイプも含めて、トリコロールイメージのロスホワイト、鮮やかなミレニアムレッド、精悍なブラックの3色を設定しています。CBR250R<ABS> Special Editionは、ロードレース世界選手権のMotoGPクラスで活躍しているRepsol Honda Teamのカラーリングをイメージしたナイトリックオレンジ1色の設定。ホイールにも専用のオレンジカラーを採用するなど、レーシングイメージにあふれたモデルとしています。
※1 受注期間限定モデル。受注期間は、2014年4月18日(金)から2014年6月8日(日)まで
- ●販売計画台数(国内・年間)
- シリーズ合計 3,500台
- ●メーカー希望小売価格(消費税8%込み)
- CBR250R ミレニアムレッド、ブラック 498,960円(消費税抜き本体価格 462,000円)
- CBR250R ロスホワイト 515,160円(消費税抜き本体価格 477,000円)
- CBR250R<ABS> ミレニアムレッド、ブラック 549,720円(消費税抜き本体価格 509,000円)
- CBR250R<ABS> ロスホワイト 565,920円(消費税抜き本体価格 524,000円)
- CBR250R<ABS> Spesial Edition 576,720円(消費税抜き本体価格 534,000円)
- ※価格(リサイクル費用を含む)には、保険料・税金(消費税を除く)・登録などに伴う諸費用は含まれておりません。
★主要諸元
車名型式 | JBK-MC41 | |
---|---|---|
CBR250R<ABS> | ||
発売日 | 2014年4月24日(Special Editionは5月20日) | |
全長×全幅×全高(m) | 2.035×0.720×1.125 | |
軸距(m) | 1.380 | |
最低地上高(m) | 0.145 | |
シート高(m) | 0.780 | |
車両重量(kg) | 164 | |
乾燥重量(kg) | - | |
乗車定員(人) | 2 | |
燃費消費率(km/L) | 50.1(国交省届出値 定地燃費値 60km/h 2名乗車時)※2 | |
32.4(WMTCモード値 クラス3-1 1名乗車時)※3 | ||
登坂能力(tanθ) | - | |
最小回転小半径(m) | 2.5 | |
エンジン型式 | MC41E | |
水冷4ストローク単気筒DOHC4バルブ | ||
総排気量(cm3) | 249 | |
内径×行程(mm) | 76.0×55.0 | |
圧縮比 | 10.7 | |
最高出力(kW[PS]/rpm) | 21[29]/9,000 | |
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) | 23[2.3]/7,500 | |
燃料供給装置形式 | 電子制御燃料噴射装置[PGM-FI] | |
始動方式 | セルフ式 | |
点火方式 | フルトランジスタ式バッテリー点火 | |
潤滑油方式 | 圧送飛沫併用式 | |
潤滑油容量(L) | - | |
燃料タンク容量(L) | 13 | |
クラッチ形式 | 湿式多板コイルスプリング | |
変速機形式 | 常時噛合式6段リターン | |
変速比 | 1速 | 3.416 |
2速 | 2.250 | |
3速 | 1.650 | |
4速 | 1.350 | |
5速 | 1.166 | |
6速 | 1.038 | |
減速比1次/2次 | 2.807/2.571 | |
キャスター(度) | 25°30′ | |
トレール(mm) | 98 | |
タイヤサイズ | 前 | 110/70-17M/C 54S |
後 | 140/70-17M/C 66S | |
ブレーキ形式 | 前 | 油圧式シングルディスク |
後 | 油圧式シングルディスク | |
懸架方式 | 前 | テレスコピック式 |
後 | スイングアーム式(プロリンク) | |
フレーム形式 | ダイヤモンド |
※2 燃料消費率は定められた試験条件のもとでの値です。お客様の使用環境(気象、渋滞等)や運転方法、車両状態(装備、仕様)や整備状態などの諸条件により異なります
※3 WMTCモード値は、発進、加速、停止などを含んだ国際基準となっている走行モードで測定された排出ガス試験結果に基づいた計算値です。走行モードのクラスは排気量と最高速度によって分類されます
■製造事業者/Thai Honda Manufacturing Co., Ltd. 製造国/タイ 輸入事業者/本田技研工業株式会社