第45回「『しむら〜、うしろ、うしろ』世代ではありませんが」
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たかが3ケタの数字なら、ぱぱっと記憶できます。が、憶えたつもりが、ぬるっと記憶から抜けていることありませんか?
すっぽ抜けに負けてなるものかと、最近めきめきと頭角を現わしているのが2度目の初体験です。 |
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大手チェーン店は、同じような店構えだし同じようなメニューだしで、よほど素敵な店員さんか、よほど強烈な店員さんでもいないと、強く印象に残らないことが多く、二度の初体験をやりがちです。あっ、写真はもちろんイメージです。(2013年4月と10月撮影) | ||
ボケ自慢はこのへんにしてと。唐突ですが、サンマでおなじみ目黒から、山手線内側を縦断し、ビッグエッグの水道橋、おじいおばあの巣鴨を抜けて、かつて飛び降りで名を馳せた高島平を結ぶ地下鉄が都営三田線です。 |
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本来ならT急I上線を経由してD園T市線とくっつくハズだったのに、巡り巡って旧目蒲線とくっつくことになろうとは。初期型6000系電車は遙かジャカルタへ嫁いで行ったし、まったくもって波瀾万丈な三田線です。左は都営6300系、右がT急3000系。(2014年4月撮影)T急車はあの大雪の日にH吉でオカマを掘ったあの電車の兄弟5080系も来るらしいですが、未だ出会っていません。 | ||
そんな慈悲深い懐に抱かれるように、神保町から高島平方面にかけて約30軒の立喰・ソが軒を連らねています。幻立喰・ソ化した物件まで含めると、神保町-高島平の16駅間には40軒以上が密集し、マーキングしていくと三田線が浮かび上がるようです(誇張気味)。普通の住宅街にこの密度、逆に神保町から目黒方面は、オフィス街の連なる三田まではそこそこありますが三田以降はほぼ皆無です。いかに板橋区民が立喰・ソを愛好しているか解ろうというものです。例の総務省統計局の家計調査(そのへんのヨタ話は第34話で)に立喰・ソがあったら間違いなく上位でしょう。 |
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三田線沿線の素敵なソたち(の一部)。どれがどこのソだか、例によって私は……よく憶えていません。(2004年8月〜撮影) |
バ☆ソ
日本全国立ち喰いそば全店制覇を目論む立ち喰いそば人。現在600店以上のデータを収集したものの、ただ行って食べるだけで、たいして役に立たない。立ち喰いそば屋経営を目論むも、先立つものも腕も知識も人望もなく断念。で、立ち喰いそば屋を経営ではなく、立ち喰いそば屋そのものになろうとしたが「妖怪・立ち喰いそば屋人間」になってしまうので泣く泣く断念。世間的には3本くらいネジがたりない人と評価されている。一番の心配事はそばアレルギーになったらどうしよう……。