2014年3月9日
■ベスパのニューモデル、Primavera 125を4月から発売開始
ピアッジオグループジャパンが、ベスパのニューモデル「Primavera 125」を4月下旬から発売開始すると発表した。それに先だって東京は明治神宮外苑で発表試乗会が開催された。
このPrimavera 125は、昨年発売し大きな反響を集めたプレミアムスクーター「Vespa 946」のデザインエッセンスを踏襲しつつ、日常での使い勝手を高めた各種ユーティリティを装備。さらにより多くのユーザーに気軽に楽しんでもらえる手頃な価格設定としたモデルだ。また、発売に先駆けて2月28日より、ピアッジオ&ベスパ専売店のスクーター・イタリアーノ店をはじめとする全国のベスパ正規販売店にて、同モデルの先行予約キャンペーンが実施されている。
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Vespaのニューモデル「Primavera 125」を発表するピアッジオグループジャパンの新井文雄代表取締役社長。 | カラーは6色。こちらモンテホワイトの他、マレキアーロブルー、クレテセネージブラウン、ミッドナイトブルー、バルカンブラック、ドラゴンレッド。 |
1968年に発表され、ベスパの歴史の中でもっとも長く愛されるモデルのひとつとなったPrimaveraの名を継承するPrimavera 125は、Vespa 946の優美なイタリアンデザインエッセンスとVespaスピリットを融合。エンボス加工を施したフロントシールド中央部などにクラッシックなベスパらしいデザイン要素を継承しつつ、ボディラインに反射する光までも計算された現代的な雰囲気を持つボディが採用された。
容量16.6Lのシート下のヘルメットインスペース、フロントのロック付きコンパートメントなど、デイリーユースに便利なユーティリティも確保し、ただスタイリッシュなだけでなく、スクーターに求められる利便性も兼ね備えた実用性の高いモデルとなっている。最新鋭の液晶デジタルマルチファンクションパネルの採用、ポジションランプにはLEDを採用するなど、最新技術の導入にも意欲的だ。エンジンは、4ストローク空冷単気筒SOHC3バルブで、新型クランクシャフトを採用し、軽量化した新しいクランクは、ベアリングカムシャフトとローラーロッカーによりフリクションロスを大幅に低減、パフォーマンスと燃費の向上(64km/L)を実現している。メーカー希望小売り価格は42万8,000円(消費税8%込み)を予定。
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ベスパらしさのポイント、片持ちリンクアームデュアルアクション油圧式サスペンション。 | スリムになったフットレストによって、足着き性も向上させている。 | ただスタイリッシュなだけでなく、スクーターとしての利便性も追求。容量16.6Lのシート下のヘルメットインスペースを採用。 |
■全長×全幅×全高:1,852×680×1,145mm、ホイールベース:1,334mm、シート高:780mm、燃料タンク容量:8.5L、車両重量:130kg
■エンジン:4ストローク空冷単気筒SOHC3バルブ、排気量124.5cc、ボア×ストローク:52mm×58.6mm、最高出力:9.6HP(7.2kW)/7,750rpm、最大トルク:9.5Nm/6,000rpm、燃料供給方式:電子制御式燃料噴射システム、潤滑方式:ウェットサンプ、始動方式:セルフ式、トランスミッション:自動無段階変速(CVT)、クラッチ:自動遠心クラッチ
■フレーム:スチールモノコックボディー■サスペンション(前×後):片持ちリンクアームデュアルアクション油圧式サスペンション×モノショックデュアルエフェクトアブソーバー■ブレーキ(前×後):油圧式200mmディスクブレーキ×機械式140mmドラムブレーキ■タイヤ(前×後)110/70-11×120/70-11■生造国:ベトナム
■ピアッジオコール TEL050-3786-2635 http://www.piaggio.co.jp/vespa/