2013年6月17日
■ヤマハがインドネシア市場向けの新製品「FORCE」を発表
ヤマハ発動機株式会社は、“扱いやすく気軽に乗れるベーシックモデル”をコンセプトとした、115ccのFIエン
ジン搭載MTモデル「FORCE(フォース)」を、2013年6月よりインドネシア市場に導入すると発表した。製造・販売は、インドネシアのグループ会社YIMM(PT.Yamaha Indonesia Motor Manufacturing)が担当する。
「FORCE」は、日常での使い勝手に主眼をおき、1)取り回しに優れるコンパクトな車体、2) FI 採用などによる優れた経済性、3)トルクフルなエンジン特性と素直な操縦性、4)タンデム乗車でも快適なワイド&ロングシートなどが特徴のモデルだ。ボディデザインはしなやかで躍動的な雰囲気を強調、カラーリングは、上質感を感じさせる“エレガント”な4色と、10代の若者をターゲットに若々しさ、躍動感をダイナミックなカラーコンビネーションで表現した“スポーティ”な3色の計7色の設定としている。
インドネシアの二輪車市場は約700万台の規模(2012年/ヤマハ調べ)で、MTモデルの比率は約30%となっているという。近年は、ATモデルの増加に伴いMTモデルの割合は減少傾向だが、実用性やコストパフォーマンスの高さにより市場で根強い人気があるという。ヤマハでは、現行の「JUPITER MX」、「JUPITERZ1」、「Vega RR」に今回の「FORCE」を加えたラインナップの強化により、インドネシア市場におけるMTカテゴリーのシェア拡大に努めるとしている。
発売は、2013年6月、メーカー希望小売価格は13,300,000ルピア(ジャカルタ乗り出し価格、日本円で6月17日現在、約12万7千円)、販売計画は10万台(発売から1年間、インドネシア国内)を予定している。