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「レーシングライダーが横浜元町交通安全パレードに参戦!」

 ゴールデンウィークの真っただ中、横浜でショッピングといえば元町商店街! 副都心線が直通になり、改札を出たらそこはもう元町商店街の入り口。
 そんなオシャレなお店やグルメが集まる有名商店街のイベントに、ケビン・シュワンツ、芳賀紀行との鈴鹿8時間耐久ロードレース参戦を発表したばかりの加賀山就臣がレーシングバイクで参戦、元町ショッピングストリートを白バイとともにパレードしました!
 パレードには加賀山選手のほか、チーム加賀山の武田雄一選手、ポケバイスクールの子供たちとインストラクター役の手島雄介選手、アジア選手権に参戦の岩田悟選手、鈴鹿8耐カラーに彩られたCBRにはテレビ解説や雑誌でおなじみの宮城光さんという豪華メンバー。
 買い物客でいっぱいの元町商店街を賑やかに駆け抜けました!


 地元横浜出身の加賀山就臣にしてみれば、悪ガキ時代にやむなくお世話になった経験もあるだろうお巡りさんとのコラボレーションは、ある意味奇跡のような不思議な感じ。レースは、爆音、スピードといった、交通安全とは程遠い職業のように見えて、実は密接な関係にある。周囲に最新の注意を払うこと、しっかりと止まることなど、基本中の基本は変わらない。さらに、最速を知る者だからこそ安全を訴えたい気持ちや、それらルールを守ってバイクを楽しんで乗ってもらいたいとの思いから、元町商店街、警察署の協力により実現した。ナンバーのないレーシングバイクを走らせるのも通常はあり得ない話だが、新しいものをどんどん取り入れていく気風をもつ、開港の街ならではです。

「ストリートでの安全を技術的な面でサポートできたらという思いと、地元横浜でまだサーキットに来てない人たちに、オートバイの魅力を伝えたくて『チームカガヤマ』を立ち上げた年から参加させてもらってます。今年で3年目になるけど、街の人たちにも馴染んできて、続けてきた意味があるなと思っています。地元ですからね。これからも警察や消防、元町の人たちとより深い繋がりを持っていきたい!」(加賀山就臣)


 また、気温30度近い暑さのなか黒いツナギで鈴鹿8耐のPRに走ってくれた宮城光さんは「横浜という街は、開国してるよね! こういう地だからこそみんなに見てもらって、少しでも興味を持ってもらいたいですね。鈴鹿サーキットは、7月が8耐、8月はポッカ1000、10月はF-1と鈴鹿サーキットの3大超ビッグイベントがあり、特に鈴鹿8時間耐久ロードレースは、地元ライダーの加賀山就臣をみなさんの手で表彰台の一番高いところに押し上げてください!」


 そして、加賀山さんにケビン・シュワンツ、芳賀紀行との鈴鹿8耐参戦の経緯を語っていただきました

 
「やるなら“今でしょ!”芳賀紀行と『いつか一緒に組んで8耐を走りたいね』と言っていたのが始まり。そのいつかが“今でしょ!”ということになった。
 オレのマシンがスズキなので、芳賀もメーカーやこれまでのつながりの周辺の調整をしてくれたんだ。ケビン・シュワンツの出場計画は、去年から持ちあがった話で、彼は8耐優勝したことがないので、出るからには勝てるライダー、チームと組みたいということで、ケビンが『ユキオと紀行ならやる!』と言ってくれた! ホントはもっと早く発表したかったんだけどね!ケビンの調整が色々あって遅くなっちゃった!
 ケビンは本気で勝ちを狙っているんですよ! オレもビックリしたくらいなんだから(笑)。『俺らはイベントレースに出るんじゃない』って、こないだも耐久レースに出て、勝ったっていってた!」



 かつて憧れの選手だったケビン・シュワンツと加賀山は、加賀山が’93年にスズキに入ったときからの縁がある。当時スズキのテストライダーとして、ケビンのマシンの開発を担当していたのが彼。そして加賀山の噂は、現役バリバリだったケビンにも伝わっていたそうだ。
「それから段々仲良くなって、ワールドスーパーバイクにもしょっちゅう応援に来てくれたしね、紀行の活躍の歴史もよく知ってるから、今回俺たちと組むと言ってくれたんだ。ケビンの人気にも、芳賀の実力にも助けてもらいながら、3年目のチーム加賀山のメインイベントとして成功させたい。
 成功とは? 表彰台、表彰台以上で終わることかな? 期待しててください!」


北原照久氏

北村 宏さん

高田純次さん
一日消防署長の北原照久氏。おもちゃの博物館でおなじみですね!気温が高く大変だったと思いますが、ご本人は本物の消防士の服をきて結構楽しげでした! 元町SS会 理事長 北村 宏さん。地元愛のこもったスピーチに聞き惚れました! 一日警察署長のタレントの高田純次さん。昨年は白バイ隊のコスでしたが、今年は渋めにきまってます

コカコーラギャル

察音楽隊のおねいさん

キッズ
宮城さんとコカコーラギャルも練り歩く横浜元町商店街。 警察音楽隊のおねいさんたちも大勢!トリコロールが映えますね! いたるところで「可愛い~!」の声。キッズの両脇をガードしているのは、手島雄介選手と岩田悟選手。

音楽隊!

バーンアウト

キッズ
音楽隊! 地元の名店「カバンのキタムラ」の前でバーンアウトするユッキーと雄一。 元町の沿道はすごい人、人、人!であふれかえってました。

ピーガルくんとうさこちゃん

本物の署長さんたちと

キッズ
ポケバイ(74Daijiro)キッズとゆるきゃらの名前はピーガルくんとうさこちゃん。 コカコーラのサンプリングもあり、初夏の陽気だったこの日は大盛況。サーキット広報の上野さん大活躍。 74Daijiroにまたがるユッキーと雄一。

8耐ブース

8耐ブース

キッズ
8耐ブースではバイクの展示と、8耐には出場しないRC212V(2009年型)のなぜ ?ですが、またがりは大人気(主に大人)。 「ハンドル届かないよ~」 子供がまたがると可愛い! ユッキーと写真を撮る子供たち。

元町のイメージガール

本物の署長さんたちと

キッズ
元町のイメージガール「元町リカちゃん」手に持ってるキタムラのバッグからはポンパドールのフランスパンがのぞいてます。 一日署長、消防署長、本物の署長さんたちと、ツナギで並ぶユッキー。 「この日は、止まれを覚えて帰った子供たち。手島選手と岩田選手は各地イベントでスクールを開催してます。ちなみに、ナップス幸浦店や他の店舗では月に1度くらいの日程でこどもバイク教室・ポケバイ&74Daijiro体験講習会があります。興味のあるかたはこちらからどうぞ!

集合写真
協同組合・元町SS会 理事長 北村 宏
加賀町交通安全協会・加賀町防犯協会
神奈川県加賀町警察署・横浜市消防局中消防署/
1日署長 高田純次氏(加賀町警察署) 北原照久氏(中消防署)
皆様ありがとうございました!

楠堂亜希 レースカメラマン 楠堂亜希


20代初期にてミスター・バイクに拾われ、好きなことをしているうちにレースカメラマンのポジションを与えられました。
モトクロス、ロードレースをこよなく愛し、愛溢れる写真で楽しさを伝えてまいります。
モトクロ男子 ←これまでモトクロスを長年取材して、選手たちの明るい表情やレースの面白さ、観客との距離の近さ、こんな楽しい競技をもっとたくさんの人に見てもらいたい、それにはまず、選手たちのことをもっと知ってもらいたいと思い、各メーカー、関係各社の協力のもと、モトクロスライダーのプロフィールを紹介したサイトを作りました。見てくださいね。

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