2013年5月1日
■シュワンツが加賀山、芳賀との“ドリームチーム”で8耐参戦へ!
全日本ロードレース選手権・JSB1000クラスに参戦、“ゆっき~”こと加賀山就臣率いる今年で3年目を迎えたTeam KAGAYAMAは、今年の第36回 鈴鹿8時間耐久ロードレース(8耐)に初参戦。スーパーバイク世界選手権時代のライバルであり、良き友人でもある芳賀紀行をチームメイトに迎え、新たな挑戦を始めることとなった。
そんな日本を代表する“スーパーバイク使い”が初めてペアを組むこともニュースだが、さらに、1993年世界GPチャンピオンであり、日本にもファンの多いケビン・シュワンツがサードライダーとして合流、参戦することが決定した! シュワンツにとって現役ライダーとして18年ぶりの鈴鹿となる。
マシンはスズキGSX-R1000、タイヤはダンロップ。日本国内のモータースポーツ・ロードレースが盛り上がってくれることを願い、メーカーや世代の枠、国境を越えて8耐の頂点を目指す。
第1ライダー/加賀山就臣
1974年5月7日生れ 神奈川県出身
【主な戦績】
1998年 WGP GP500クラススポット参戦
2005年~2009年 スーパーバイク世界選手権参戦
2007年 鈴鹿8耐優勝
2011年 Team KAGAYAMA設立
「Team KAGAYAMAとして初めて鈴鹿8時間耐久レースに挑戦します。結果を残すためには自分が尊敬する紀行とケビンの力が必要と考え、ふたりと交渉を続け、ドリームチームが実現する運びとなりました。応じてくれたふたりには本当に感謝しています。今の国内二輪業界にはサプライズが必要! 最強のチームメイトと共に、自身としても2007年以来の優勝を目指して全身全霊で闘います」
第2ライダー/芳賀紀行
1975年3月2日生れ 愛知県出身
【主な戦績】
1996年 鈴鹿8耐優勝(最年少記録更新:21歳)
1997年 全日本ロードレース SBクラスチャンピオン
2000年~2011年 スーパーバイク世界選手権参戦
ランキング最高位2位3回
「『いつか一緒に鈴鹿を走ろう』と話していた、ライダー同士の約束を守ります。Team KAGAYAMAから頂いたチャンスを最大限に生かし、皆で力を合わせて優勝を狙って頑張ります。人生初めて乗るスズキのバイクも、ケビン、就臣とチームを組むことも、そして11年ぶりに履くダンロップタイヤも、どれも楽しみで仕方ありません」
第3ライダー/ケビン・シュワンツ
1964年6月19日生れ アメリカ・テキサス州出身
【通算成績】
鈴鹿8耐 参戦期間:1985年~1989年・1992年
参戦数:6大会
表彰台:3回
WGP 1993年世界チャンピオン
参戦期間:1986年~1995年
参戦数:105レース
勝利数:25勝
ポールポジション:29回
表彰台:51回
「最高のマシンと、速くてタフなふたりのライダー、そしてそのライダー皆が鈴鹿サーキットを熟知していれば、3人で勝つチャンスは充分にある。僕自身、現役を退いた今もアメリカでライディングスクールを主催していて日常的にバイクには乗っているから、感覚的な部分では何の問題もないよ。今からあの酷暑の『真夏の祭典』が楽しみで仕方ないね。ずっと言い続けているけど、僕は鈴鹿8耐ではまだ優勝経験がない。どうしても優勝して、僕のレース・キャリアの1ページに残したいんだ」
今年で第36回となる鈴鹿8耐では「ケビン・シュワンツ×加賀山就臣×芳賀紀行応援チケット」の発売も決定。詳細は鈴鹿サーキットのホームページ にて。