2013年4月24日 

■世界のトップライダーを目指す「ルーキーズカップジャパン」がスタート

世界を目指す3人の少年、左から、布施海透 選手(14 歳)、亀井 駿 選手(14 歳)、中村修一郎 選手(13 歳)。

 「ルーキーズカップジャパン」は、世界中から約100名の若手レーシングライダーが集結する「ルーキーズカップ・セレクション・イベント」への参加選手を日本国内から選抜するカリキュラム。セレクション・イベントで選ばれた24名は、翌年のMotoGPヨーロッパ・ラウンドの前座、すなわちMotoGPクラスを頂点とするロードレース世界選手権で、Moto3クラスに参戦する若手ライダーの登竜門である「レッドブル・ルーキーズカップ」に参加できるシステムとなっている。

 そんな世界を目指すルーキーズカップジャパンがついにスタート。その第一歩として3月23・24日、3人の少年が青木拓磨校長のもと、鈴木大五郎選手、武田雄一選手をインストラクターに迎え、ダートトレーニングとレーシングスクール、模擬レース、データロガーを使用したライディング解析が行われた。

 続いて4月4~6日の3日間、舞台を日本海間瀬サーキットに移して行われた第2回カリキュラムでは個別課題を与えられ、実戦さながらの練習走行と2度のタイムアタック、3回の模擬レースが行われた。

 彼ら3人のトレーニングは8月21日まで行われ、その成果を発揮すべく、秋にヨーロッパで開催されるセレクション・イベントに挑む。

問:ルーキーズカップジャパン事務局 TEL 03-5981-8336