2013年4月11日
■ヤマハ、世界的権威あるデザイン賞を2年連続受賞
「レッドドット・デザインアワード」は、ドイツの「Design Zentrum Nordrhein Westfalen(ノルトライン・ヴェストファーレン・デザインセンター)」主催による世界的に格式の高いデザイン賞。国際的に活躍するデザイン専門家により革新性、機能性、品質、人間工学など9項目の評価基準から卓越したデザイン性をもつプロダクトが選定されるというもの。
このデザイン賞の「プロダクトデザイン」部門で「レッドドット・デザインアワード2013」をヤマハのエンデューロ競技用モデル「WR450F」(欧州仕様2013 年モデル)が受賞。ヤマハにとって昨年の「TMAX」に続き2年連続の受賞となった。
2013年度は世界54 ヵ国約1,800の企業やデザイナーから、自動車、二輪車、家電、家具など19のカテゴリーで応募数は合計4,662 点。ヤマハは「WR450F」の他にも、同じく同賞にエントリーしていた欧州向けハイホイールスクーター「Xenter(エックスエンター)125」および欧州向けスポーツツアラー「FJR1300A」が「佳作(honourable mention)」を受賞している。
WR450Fデザイン担当 株式会社GKダイナミックス 三富貴峰(みとみたかね)動態デザイン部室長のコメント
「レッドドットは欧州では大変権威のあるデザイン賞であり、受賞できたことをたいへん喜んでいます。WR450Fのような競技用オフロードモデルのデザインは、まず機能優先であり、その機能の良いところを特徴的にアピールするのがデザインの役割です。その中でもこのモデルは、妥協のない操作性の追求とコンパクトな車体に大きなエンジンを組み合わせる設計によって、デザインの難易度が高く、たいへん苦労しながらまとめました。したがってレッドドット賞を受賞できたことは、開発チーム全体が理想に向かって努力したことが評価されたと考えています」