2013年1月22日
■BMWが新型ミドルクラス・ツーリングモデル「F800GT」を発売
BMW F800GTは、F800STの後継となるニューモデルで、「高い快適性とダイナミックな走行性能を併せ持ち、ミドルクラス・モーターサイクル・セグメントにおいて新たなベンチマークを確立するモデル」とされている。排気量798ccの水冷並列2気筒DOHCエンジンを搭載し、自然なレスポンス、卓越したパワー、そして、優れた燃料消費率を実現している。最高出力は、先代F800STに比べ、3.5kW(5ps)向上の66kW(90PS)/8,000rpmを発揮、最大トルクは、86Nm/5,800rpm。さらに、ローメンテナンスのコッグド(歯付き)ベルトドライブが動力の伝達を担うため、その卓越したパワーをリア・ホイールにスムーズに伝達し、力強く、俊敏なライディングが可能という。
また、F800GTは、最新の2チャンネルBMW Motorrad ABS(標準装備)、加速時における優れた安定性を提供するトラクション・コントロール・システム(ASC)*1、ならびに、電子調整式サスペンション(ESA)*1の採用により、高い安全性と優れた走行快適性を実現している。装備面においては、人間工学的に最適化されたハイ・ウインド・シールド、および、実用性がさらに向上したラゲッジ・システム*2 により、真のグランツーリスモに相応しい機能性と実用性を誇る。
販売は、2月22日より全国のBMW Motorrad正規ディーラーで。メーカー希望小売価格は、1,399,000円。(*1:工場オプション、*2:オプションアクセサリー、ESA+ASC装着車両は希望小売価格に105,000円アップ)
●ニューBMW F800GTの主な技術的特徴
□ 卓越したエンジン・パワー: エンジン最高出力は、先代モデルのF 800 ST に比べ、3.5kW(5ps)向上の66kw(90ps)/8,000rpm を発揮。
□ ダイナミックな外観を実現した新デザインのボディ・トリム。
□ 車両のデザインに完璧にマッチするハイ・ウインド・シールド。
□ スポーティな性格を強調する新しいボディ・カラー: バレンシア・オレンジ・メタリック、ダーク・グラファイト・メタリック、ライト・ホワイトの計3色。
□ 最新の2チャンネルABSを標準装備。
□ 後輪のスリップを防ぎ、加速時における安定性を最大限に保つことが可能なトラクション・コントロール・システム、ASC を設定(工場オプション)。
□ ボタンを押すだけでリア・ホイールのリバウンド・ダンピングを路面状況に合わせて3つの設定で調整する電子調整式サスペンション(ESA)を設定(工場オプション)。
□ 便利なアジャスト・ノブによりスプリング・ロードを容易に調整可能。
□ 走行安定性および快適性を高めたサスペンションによる優れたツーリング性能: ロング・タイプのリア・スイング・アームと固めのスプリングにより、あらゆる路面に適応が可能。
□ よりダイナミックなデザインとし、さらなる軽量化が図られたホイール。
□ より優れたツーリング性能と長距離走行における高い快適性を実現するハイ・ハンドル・バー、および、人間工学的に最適化されたフットレスト・ポジション。
□ より高い快適性を実現したライダーおよびパッセンジャー・シート。
□ 765mmのシート高により快適な接地性を実現。
□ 新開発のラゲッジ・システム(アクセサリー・オプション)。
□ ハンドル・バーに取り付け可能なBMW Motorrad ナビゲーター(アクセサリー・オプション)。
●問い合わせ:BMW Japan TEL0120-269-437 http://www.bmw-motorrad.jp/