2012年11月13日
■注目の「CB」が早くも生産を開始
昨年10月、タイにオープンしたホンダのグローバルモデル用新工場が本格稼動を開始。新開発の水冷直列2気筒エンジンを搭載する、ミラノショーで発表されたばかりの「CB500シリーズ」(CBR500R、CB500F、CB500X)がラインオフとなった。
CB500シリーズはタイホンダで生産される初めての中型排気量モデル。2009年のPCX、2010年のCBR250Rに続き、アジア地域をはじめ日本、欧州、北米、オーストラリアなど幅広い地域向けのグローバルモデルとしてタイから輸出される予定となっている。
タイホンダは1967年より二輪車の生産を開始。累計生産台数は2,169万台で、世界57の国と地域への累計輸出台数は2012年10月末時点で91万台に達している。生産能力は年間165万台へ拡大。良い商品を早く、安く、低炭素で届けられるよう、高品質な製品の供給体制を一層強化していくという。