2012年10月16日 

■黒山健一が11度目のチャンピオンで史上最多記録を更新!

 10月14日、全日本トライアル選手権の第6戦としてキョウセイドライバーランドで開催された中部大会。国際A級スーパークラスはこれまで5戦全勝でランキングトップを独走するヤマハの黒山健一が優勝し、今季6勝目を達成。最終戦を待たずして2012年のシリーズチャンピオンを決めた。

 黒山にとって全日本チャンピオンの獲得は通算11回目に(国際A級1回、国際A級スーパークラス10回)。昨年、自身が更新した日本モータースポーツ協会(MFJ)の統括競技における史上最多記録を更新した。

 10月28日(日)、スポーツランドSUGOで開催される次戦(最終戦)、優勝で自身初となる全勝でのチャンピオン獲得という快挙達成なるか!?

黒山健一のコメント
「狙ってやっていたわけではありませんが、最終戦を待たずにチャンピオンを決めることができ、とてもうれしいです。でも2週間後に最終戦が残っており、そこで情けない走りをしたらチャンピオンを取って気が抜けたなと言われてしまいますので、今日以上の走りをしなければいけないなと、改めて気を引き締めています。今年の試合運びについては、去年までの方が真面目に考えていました。今年もしっかり狙って走っていますが、試合運びやセクションを走る順番、時間配分などを考えすぎず、良い意味で力が抜けていたことがこの成績に結びついていると思います。最終戦のSUGOは、昨年とても良い走りができたので、体調を崩さないように注意してベストな状態で臨みたいと思います」