朝晩の気温が低い。たった数週間前まではあれほど世間を賑わせた残暑だが、今では口にすることも耳にすることもなくなった。秋だ。 |
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こんな季節になるとちょっと高い所から風景を眺めたくなる。しかも朝の澄んだ空気なら、さぞ“秋”を堪能できるはず、そこで山の裾野から駆け上がる峠道へとダエグを走らせた。
2009年春。ZRX1200ダエグはZRX1200Rの後継機として登場した。そもそもAMAスーパーバイクのチャンピオンマシン、Z1000R、Z1100Rことローソンレプリカの風味をたっぷり効かせたZRXシリーズの伝承者が踏まえたのは“ジャパニーズ・スタンダード・ネイキッド”というコンセプトだ。 |
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こちらで見られない方、もっと大きな画面で愉しみたい方は直接YouTubeでご覧下さい。 | ||
■主要諸元 ZRX1200 DAEG(EBL-ZRT20D)■ ●水冷4ストローク4気筒DOHC4バルブ、79.0mm×59.4mm、1164cc、圧縮比10.0:1、最高出力81kW(110PS)/8000rpm、最大トルク107N・m(10.9kgf-m)/6000rpm、燃料タンク容量18L、オイル容量3.5L、燃料消費率25.8km/L(60km/h)●全長2150×全幅770×全高1155mm、ホイールベース1470mm、最低地上高135mm、シート高795mm、車両重量246kg●常時噛合式6段リターン、キャスター角24°30’、トレール100mm、タイヤ前:120/70 ZR17M/C (58W)、後:180/55 ZR17M/C (73W)、ブレーキ前:油圧式ダブルディスク、後:油圧式シングルディスク、懸架方式前:テレスコピック式、後:スイングアーム式、ダブルクレードルフレーム●価格:1,140,000円 |
身長183センチ、装備重量約90キロが乗った状態。膝はゆったり曲がり、太腿の内側にシート、サイドカバーなどが当たる感覚は皆無。ステップに足を載せると膝位置がヘッドカバーに近く熱を感じる場面も。ハンドルバーは幅も適度。ややセットバックされているためライポジ全体にコンパクト感がある。 |
※旧サイトではカワサキZRX1200 DAEG大全がご覧いただけます。
[カワサキZRX1200 DAEGのへぇ〜]