“Concept”の名称が付いているが、すぐにでも登場が期待される新世代V-Strom 1000。水冷90度996ccVツインエンジンはアクセラレーションを中心に改良、前型同様70kWプラスアルファの出力を発揮すると予想される。当然F.I.もアップトゥデートして採用、環境面の進化を図っている。車体の方は全面新設計で、軽量スリムなアルミフレームの一部を露出してデザイン上のポイントとしても強調している。サスはフロントに倒立サス、ラジアルマウントブレーキキャリパー等を採用、ABSを搭載。リアは調整機構付のモノショックサス。そして一番目を惹くであろうDRシリーズでおなじみの“嘴”は、このV-Strom 1000では、レッドのカラーリング採用でより強調されている。その他、スズキ・アドバンスド・トラクション・コントロールシステムや調整可能な風防など、ロングツーリング時の快適性の向上も図られている。2014年モデルとして市販を予定しているという。(コンセプトモデル)
従来のブルバードとイントルーダーの関係といえば、倒立Fサスを備えるなどスポーツクルーザーイメージのブルバードと、トラディショナルなデザインのイントルーダー、という棲み分けが出来ていたが、こちらはイントルーダーの2013年モデル。エンジンは排気量1462cm3のVツインで、1000~1600cm3の大型クルーザーのクラスでは最高出力・最大トルクを発揮する。専用設計のサイドケースを標準装備とし、大型のスクリーンや長距離移動に適したシートなどを採用。(海外向け2013年モデル)
“ツー・ホイール・ラグジュアリィ”バーグマン650(国内ではスカイウェイブ650にあたるモデル)がモデルチェンジ。水冷2気筒DOHC、638ccエンジンと、鋼管によるチューブラーフレームという基本構造は変わらないが、エンジン細部の見直しにより従来モデルと比べて燃費を15%向上させている。車体デザインもキープコンセプトながらほぼ一新。“全ては大人に向けた上質さを”キーワードに再開発。より精悍になったフロントフェイスでは、電動格納ミラー、電動スクリーンを標準装備、LED灯採用のポジションライトも追加している。リアからも一目で新型と分かるデュアルマルチリフレクター採用のテールランプを装備。上級グレードの「エグゼクティブ」には、タンデムライダー用バックレスト、グリップヒーター、シートヒーターが標準装備される。(海外向け2013年モデル)
GSX-R1000には、GSX-Rシリーズの「1 Million」(累計百万台生産)達成を記念する特別仕様車が登場。1985年のGSX-R750以来、実に百万台。白を基調とした特別カラーに、タンク上には「1 Million」と書かれたシリアルプレートが貼られるほか、ヘッドライト左右のエアインテーク部が赤色に、Fフォークがゴールドに、そしてホワイトカラーのホイールが採用されるなどのスペシャル版。ちなみにこのモデルは、GSX-R750の発売年である1985年にちなみ、1,985台の限定生産モデルとなるという。(海外向け特別仕様車)
2013年モデルのHAYABUSAは、「Technical refinement Upgraded front brake and addition of ABS」でブレーキ周りをアップトゥデート。ブレーキはブレンボの“モノブロック・キャリパー”を採用。コンパクトなABSユニットを持つABSを新たに追加。カートリッジ式倒立Fサス、ブリヂストンBT-015タイヤ、トキコのピンスライドタイプのリアブレーキキャリパーなどを採用。(海外向け一部仕様変更車)
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