2012年6月22日 

■中国向けに扱い易く快適な実用モデルYBシリーズ“YB125SP”を新発売

ヤマハ発動機は、2012年6月下旬より、中国向けYBシリーズに“YB125SP”を新たに導入すると発表した。

この“YB125SP”は、中国二輪車市場での販売拡大を目指し、高い実用性とともに扱い易さ、手軽さを求めるニーズに対応した製品で、ヤマハの次期中期経営計画にある「事業規模拡大」政策を担う製品のひとつとなるという。

生産は重慶建設・ヤマハモーターサイクル有限公司(以下CJYM:Chongqing Jianshe・Yamaha Motor Co., Ltd.)が行い、ヤマハのグループ会社である上海ヤマハモーターサイクル販売有限公司(Shanghai Yamaha Jianshe Motor Marketing Co., Ltd.)が販売する。

ちなみに、年間約1,400万台で推移する中国の二輪車市場では、実用性の高いモーターサイクル型のモデルが約6割を占め(2011年ヤマハ調べ)、その中で、2004年からCJYMが生産している“YB125”は、信頼性と実用性の高さで根強い人気を得ているという。

今回発表された“YB125SP”は、現行“YB125”の基本性能を継承しながら、初心者でも扱い易い乗車性、また長時間の荷物運搬や二人乗りでも快適さを求めるニーズに対応すべく開発されたモデル。足付き性が良くリラックスできるライディングポジション、二人乗りでも快適なロング&ローシート、フラットで積載性の高いリアキャリアなどを特徴としている。

バリエーションは4種。ホイールの種類(キャスト/スポーク)、フロントブレーキ方式(ドラム/ディスク)、主な外装パーツへのメッキ処理の有無などが選択可能に。

発売は6月下旬から。メーカー希望小売価格は6,680元~(税込み)、(編集部注:6月22日現在で約12万7千円に)。販売計画台数は、10万台(年間、中国国内)。

■ヤマハ発動機お客様相談室
TEL0120-090-819
http://www.yamaha-motor.co.jp/