2012年5月23日 

■ヤマハ・ギア(BX50/BX50S/BX50N) の改善対策 (平成24年5月23日 届出)

 不具合の部位(部品名) は「①燃料装置(燃料タンク) ②走行装置(後輪軸) 」。

 不具合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因 は「①燃料装置において、凹凸路面を繰り返し走行すると、燃料タンク取り付け部に過大な力が加わり、燃料タンク底面の溶接部に亀裂が発生するものがある。そのため、そのまま使用を続けると、燃料が漏れるおそれがある。②走行装置において、後輪軸の強度に余裕が少ないため、凹凸路面を繰り返し走行すると、先端のオネジ部に亀裂が発生するものがある。そのため、そのまま使用を続けると、オネジが破損して走行安定性を損なうおそれがある」というもの。

 改善対策の内容 は「①全車両、燃料タンクを対策品と交換する。②全車両、後輪軸・ワッシャ・ナットを対策品と交換するとともに、グリスを塗布して適切に締め付ける 」という。

 対象車両は型式JBH-UA06J (通称名:ギアBX50 、ギアBX50S 、ギアBX50N )の平成19年8月17日~平成24年5月9日 の期間に製作された計1型式(計3車種)の①45,087台 ②36,643台 、計45,087台 。

問:ヤマハ発動機販売  市場改修お客様相談窓口  TEL 0120-133-120