2019年6月3日 

■トライアル“史上最強”メンバーが日本代表に

(左より)日本代表の藤波貴久、黒山健一、小川友幸。

 岩山や急坂、沢などを足を着かずに走破するライディング技術の正確性を競うトライアルの国別対抗世界選手権「TRIAL DES NATIONS 」(トライアル・デ・ナシオン)が、国際モーターサイクリズム連盟(FIM)の主催によって年に一度開催される。ナショナルチームとして戦う、サッカーで言えばワールドカップ、テニスで言えばデビスカップのようなイベントだ。

 今年は「2019 FIM トライアル・デ・ナシオン」として9月27日~29日、スペインのイビサ島が舞台。日本代表チームは、世界選手権に参戦中の藤波貴久(Repsol Honda Team)、全日本選手権・国際A級スーパークラスで6年連続・8度のタイトルを獲得している小川友幸(TEAM MITANI Honda)、そして全日本選手権・国際A級スーパークラスで5月末時点でランキング1位の黒山健一(YAMAHA FACTORY RACING TEAM )という2016年から続く現在考えられる“史上最強”の3名に決定した。これまでの3位(2015年・2017年)を上回る成績に期待したい。