2019年3月8日
■“変わらない目標”を追い続けるチームノリックの2019年シーズン始まる!
「世界で通用する日本人ライダーを育てる」ことを目的に2006年、GPライダーのノリック(故・阿部典史)が結成、現在はノリックの父である元オートレース選手・阿部光雄がチーム監督として率いる「チームノリック」。これまで野左根航汰(ヤマハ・ファクトリー・レーシングチームよりJSB1000に参戦)らを輩出してきた同チームが2019年シーズンの参戦体制を発表した。世界最大級のバイク用品通販サイト「Webike(ウェビック)」を展開するリバークレインが10年目となる今年もサポート、「MotoGPチャンピオンを育てる」というチームポリシーに沿い、ライダーは昨年同様3名を起用する。
9歳からチームに所属、現在15歳の阿部恵斗は勉強の1年を経て引き続き全日本ロードレース選手権のJ-GP2クラスを戦う。今年最後となるJ-GP2(来シーズンはST1000に移行)で、昨年以上の成績に期待がかかる。
13歳の青田 魅は筑波ロードレース選手権S80クラスにフル参戦。今シーズンはマシンをTZをベースとする車体としポテンシャルアップ、将来のMotoGPチャンピオンを夢見る彼の飛躍の年となりそう。
チーム創設者ノリックの長男、レースを初めて2年目となる15歳の阿部真生騎は昨年に引き続き筑波ロードレース選手権J-GP3クラスへのフル参戦に加え、JP250の地方選手権と全日本ロードレース選手権と併催のMFJ カップにも参戦。さらに来季のST600クラス参戦を見据え、600ccのマシンでのトレーニングも始めるという。
2019年シーズン、彼らの戦いぶりに注目されたし!