2019年2月14日
■トライアンフが2019年モデル、新型「SPEED TWIN」のローンチパーティーを開催
「2019年、トライアンフモーターサイクルズジャパンは毎月新車を出す」(野田一夫社長)の言葉通り新車ラッシュが想定される今年のトライアンフだが、このほど新型SPEED TWINのローンチパーティーを渋谷の道玄坂にあるイベントスペースで開催した。
当日は、世界で活躍し、企業、ブランドとのコラボも多数行っている美術家、フランキー・スィーヒ氏によるSPEED TWINの実車へのライブペインティングが行われるなど、華やかな新車発表の場となった。
TRIUMPH SPEED TWINのローンチパーティー。新車発表にふさわしい華々しい雰囲気の中で行われた。 |
1200ccエンジンを搭載する新型SPEED TWINは、伝説的なTRIUMPHの名を再び世に轟かせることが宿命づけられたモデルといっていいだろう。1938年の初代SPEED TWINの登場以来多くのメーカーのストリートスポーツに影響を与え、TRIUMPHのブランドイメージを決定づけたマイルストーンともいえるモデルなのだ。
そのSPEED TWINの最新モデルは、クラス最高峰のハンドリングを目指して専用の新型シャーシーの採用やサスセットアップ、THRUXTONと比較して10㎏の軽量化、高性能Brembo製ブレーキシステム、ABSと切り替え式のトラクションコントロールなどを採用。エンジンはThruxtonに準じたチューニングが行われ、最高出力97PS/6,750rpm、最大トルク112N・m/4,950rpmを発生するBonnevilleツインエンジンを搭載。
何よりもネオレトロ・ブームのど真ん中に位置するスタイリングは、「ネオレトロ・スタイル」などと呼ばれる“イメージ”としてのレトロではなく、歴史そのものに裏付けられた「伝統のレトロ・スタイル」を継承しているといえる。
今回、国内に導入されるSPEED TWINは、「シルバーアイス×ストームグレイ」、「コロッシレッド×ストームグレイ」(メーカー希望小売価格:各1,638,880円)、そして「ジェットブラック」(同:1,600,000円)の3色。発売は2月13日。
3月10日までデビューフェアを開催。期間中に試乗をするとオリジナルトートバッグがプレゼントされる。 |
■TRIUMPH SPEED TWIN 主要諸元
●エンジン:水冷4ストローク並列2気筒SOHC8バルブ270度クランク、総排気量:1200cc、内径×行程:97.6×80mm、圧縮比:11、最高出力:97PS(72kW)/6,750rpm、最大トルク:112Nm/4,950rpm、変速機型式:6速リターン、始動方式:セルフ式●全長×全幅×全高:-×760×1,110mm、軸距:1,430mm、シート高:807mm、乾燥重量:196kg、燃料タンク容量:14リットル、タイヤ:前120/70ZR17、後160/60ZR17、ブレーキ形式:前φ305mmシングルディスク+ABS、後φ220mmシングルディスク+ABS。
■トライアンフモーターサイクルズジャパン トライアンフコール03-6809-5233 http://www.triumphmotorcycles.jp/