2019年2月6日
■2019年MotoGP、いざ頂点へ!
現在、6つの二輪車メーカーが参戦するロードレースの世界最高峰・MotoGPクラス。イタリアのドゥカティに続き、日本の3メーカー直系チーム(ワークスチーム、ファクトリーチーム)も2019年参戦体制を発表、マシン&ライダーをお披露目。
昨シーズン、2年連続で三冠(ライダー、メーカー、チーム)を獲得したホンダ直系「Repsol Honda Team」は1月23日、スペインのマドリードで発表会を開催。ディフェンディングチャンピオンのマルク・マルケス、そしてドゥカティから移籍してきたホルヘ・ロレンソが新しいレーシングスーツに身を包んで顔を揃えた。MotoGPクラスで計8回タイトルを獲得(マルケス5回、ロレンソ3回)している現在“最強タッグ”となる。ホンダとレプソル社のパートナーシップが25周年を迎えたこともあり、会場には同チームでGP500時代にチャンピオンを獲得しているミック・ドゥーハン、アレックス・クリビーレもゲストとして登場している。
2月4日にはインドネシアのジャカルタで、ヤマハが体制発表。今シーズンよりエナジードリンクのモンスターがメインスポンサーとなったことでチーム名は「Monster Energy Yamaha MotoGP」 に。マシンのYZR-M1もブラックからのグラデーションにブルーのストライプを施した新しいカラーリングとなる。ライダーは昨年から引き続きバレンティーノ・ロッシとマーベリック・ビニャーレスを起用。ビニャーレスはゼッケンナンバーを♯25から♯12に変更。2月に40歳を迎えるロッシにとっては最高峰クラス20年目、MotoGPクラスとしては18年目のシーズンとなる。
同日、スズキ直系「Team SUZUKI ECSTAR 」も参戦体制を発表。昨年ランキング5位のアレックス・リンス、そしてMoto2クラスからのステップアップで新加入となるジョアン・ミルによるラインナップに。マシンのGSX-RRはコーナリング性能をさらに向上させているという。昨シーズンは全19戦中2位4回、3位5回の戦績を残しているスズキ、今シーズンの更なる活躍に要注目である。