AXIS Z 243,000円(2月15日発売)

★ヤマハ AXIS Z 車両解説

ヤマハの中堅スクーター、AXIS Zが2019年カラーに

ハイセンスなスタイルや軽快な走りで人気モデルの多いヤマハのスクーターの中にあって、アクシスは実用一点張りのイメージが強い独特のブランドスタイルを通してきている。その背景にあるのは、アクシスブランドが1990年発売のアクシス50/アクシス90(82cc)を除き、海外生産モデルを輸入、国内向けにアレンジしてきた長い歴史を背景に、どこか純国内産のスクーターとは一線を画す独自のポジションを作り上げてきたから、ともいえるだろう。

アクシスプロフィット、アクシストランク、1998年に発売されたグランドアクシス(101cc)、そして2009年8月にラインアップに加わった(124cc)“スタンダードスクーター”アクシストリート。そしてさらに2017年4月にアクシスZ(124cc)へとバトンタッチするアクシス一族。

海外生産が当たり前の現在からすれば、海外生産車両だからといって何ら変わりはなくなったが、10年前、20年前にはまさにアジアングローバルデザインを先取りしていたのがアクシスシリーズだったといえるだろう。

2017年4月発売のアクシスZは、アクシストリートの後継モデルという位置づけで、より使いやすく、より軽量化を図ったモデルで、エンジンはアクシストリート同様「BLUE CORE」エンジンながら、より進化させて搭載している。

今回は、そのアクシスZが2019年モデルとして新色が設定されて登場した。「ホワイトメタリック1」(ホワイト)以外の4色すべてが新色だ。「マットダルパープリッシュブルーメタリック2」(マットブルー)、「マットダークブルーイッシュグレーメタリック3」(マットダークグレー)、「ダークグレーイッシュマゼンタメタリック1」(パープル)、「ブラックメタリックX」(ブラック)の合計5色のカラーラインナップとなった。
 

AXIS Z。新色「マットダルパープリッシュブルーメタリック2」(マットブルー)。
AXIS Z。新色「マットダークブルーイッシュグレーメタリック3」(マットダークグレー)
AXIS Z。新色「ダークグレーイッシュマゼンタメタリック1」(パープル)
AXIS Z。新色「ブラックメタリックX」(ブラック)。
AXIS Z。継続色「ホワイトメタリック1」(ホワイト)。

 

★YAMAHA ニュースリリースより (2019年2月5日)

ライフスタイルに合わせて選べる全5色を設定
「AXIS Z」2019年カラーを発売

ヤマハ発動機株式会社は、124cm3“BLUE CORE”※1エンジンをコンパクトなボディに搭載し、実用性と快適な乗り心地を兼ね備えたスクーター「AXIS Z(アクシスゼット)」のカラーリング設定を変更し、2019年カラーとして2月25日より発売します。

今回の新色は、「マットダルパープリッシュブルーメタリック2」と「マットダークブルーイッシュグレーメタリック3」、「ダークグレーイッシュマゼンタメタリック1」、「ブラックメタリックX」の4色です。従来カラー「ホワイトメタリック1」は継続し、ライフスタイルに合わせて選べる全5色を設定しています。

“ヤマハ125ccスクータートップの低燃費54.6km/L(WMTCモード値※2)”や“扱いやすい軽量ボディ”、“大容量約37.5L のシート下トランク”などの特長は、現行モデルから継続しています。

なお、本製品の製造はヤマハモーター台湾で行います。

※1 当社は、“走りの楽しさ”と“燃費・環境性能”の両立を高次元で具現化するエンジン設計思想として、2014年より“BLUE CORE(ブルーコア)”を掲げています。この思想は高効率燃焼、高い冷却性、ロス低減の3点にフォーカスして性能実現を図るもので、「アクシスZ」のエンジンもこの“BLUE CORE”思想に基づき開発しました。商標登録第5676267号

※2 WMTCモード:発進、加速、停止などを含んだ国際基準となっている走行モードで測定された排出ガス試験結果からの計算値。数値は2019年2月現在
 

<名称>
「AXIS Z」
 
<発売日>
2019年2月25日
 
<車両本体販売価格>
243,000円(本体価格225,000円/消費税18,000円)
※メーカー希望小売価格(リサイクル費用含む)には、保険料、税金(除く消費税)、登録などに伴う諸費用は含まれない。
 
<販売計画>
9,000台(シリーズ合計/年間、国内)