隼ライダーが聖地を目指す真夏の恒例イベント『隼駅まつり』が記念すべき第10回を迎えて8月5日、鳥取県八頭町の若桜鉄道・隼駅にほど近い船岡竹林公園で開催された。参加台数は昨年の1600台からさらに激増してとうとう2000台に到達。「隼・愛」にあふれた灼熱のビッグイベントだ。
■レポート・写真:高橋絵里
■協力:SUZUKI http://www.suzuki.co.jp/
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この夏を象徴する猛暑日、朝早くからぐんぐん気温が上がる中、今年も山の間、田んぼの間を駆け抜けて、日本全国各地のナンバーをつけた隼が、聖地へと集結した。多くのライダーが、『隼駅詣で』とばかりに駅舎前で記念撮影をしてから会場入りする。最初の駐輪スペースはすぐ隅々まで隼で埋め尽くされたが、今年は第10回記念だけに予備の駐輪スペースもたっぷり用意され、スタッフ陣の誘導ぶりもみごとだ。受付前では炎天下のライダー達に向けてミスト扇風機が始動し、ロックアイスや冷凍西条柿、クールおしぼりなどが配られる中、物販ブース前には数量限定販売の記念グッズを逃すまいとライダー達の長い列が伸びてゆき、またたく間に会場は活気に満ちた。夏休みツーリングをセットにしてきた遠方からのライダー、第10回記念に初参加のライダーも多く、とにかく誰もが隼のあまりの多さにただただ驚いて、圧倒されている様子。隼とライダーを応援する地元企業や鳥取グルメの飲食ブースも並んで、盛大に始まった第10回隼駅まつりは、ライダーもゲストも地元の皆さんも一体に、大交流まつりとなった。 |
まつりは楽しまなくちゃ!
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リアルなプレデターのマスクはヘルメットになっている逸品。和装ライダーはハカマの裾を細く絞ってのライド。白鳥の湖はチュチュも忘れず恥ずかしがらす、みなこの姿のまま走ってきて、会場でも大人気。 |
豪華ゲスト、秘話炸裂!
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レジェンド北川圭一氏とヨシムラスズキMOTULのエースライダー津田拓也氏のライダートークショー。 鈴鹿8耐や全日本ロードレース、MotoGPマシンテストなどにまつわる、普段はなかなか聞けない本音のレース談義。さらに隼オーナーの北川氏とVストロームオーナーの津田氏が公道でのライディングアドバイスも伝授するなど、有意義過ぎる内容に皆集中して聞き入っていた。 |
地元の皆さんによる歓迎ステージ
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隼ライダーをイメージして『疾風』のタイトルで始まるエールを書き上げた八頭高校女子の書道パフォーマンス。今どきの動きを笑顔で見せてくれた鳥取大学ダンス部。郡家中北連(こうげなかきたれん)の艶やかな傘鳴子踊り、隼地区婦人会のお母さんたちによる『隼音頭』など、地元の皆さんの気合いの入ったパフォーマンスが素晴らしかった。 |
鈴木社長、濱本社長も!
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スズキ株式会社 鈴木俊宏社長、株式会社スズキ二輪の濱本英信社長も来場。オープニングステージで感謝と祝福のスピーチをおこなっただけでなく、駐輪場を回りライダー達を訪れて声をかけたり写真撮影に応じたりときさくに交流し、これにはライダー達も大感激。イベント終了後は「ありがとう!気をつけて!」と手を振りながら見送る両社長の姿も恒例のシーンに。 |
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●空撮写真提供:八頭町役場 地方創生室 |
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